ひいじいちゃん

先週末９０歳のおじいちゃんが亡くなりました。
特に病気もなく、このところ少し元気がなかったらしく
お風呂に入った後お布団に入って３０分後におじさんがのぞきに行ったら
息をしていなかったらしい。
８月には生まれてすぐの楓に会いにわざわざ実家まで来てくれて・・
ここ数年、そんなに遠方へ出かけることはめったになかったのに
今になって思えば、あの時、「楓に会うのはこれで最初で最後かもしれない」と予感していたのかな。

訃報を聞いてお通夜に行ってきました。
楓にとっては初めての新幹線、そして初めてのひいじいちゃんのうち
そしてはじめてのお通夜・・・
最初はみんなが真っ黒な喪服を着ているので
わあわあ泣いていたけれども、そのうち慣れてきて
いつもの楓スマイルで、暗い雰囲気の中唯一和やかな空気を
ふりまいていました。
しかし愛想を振りまきすぎて疲れたのか、帰りに駅へ向かう車の中では
おお泣きでした。３０分間何をやっても泣き止まず。
でも新幹線に乗る頃には泣き止み、相変わらずなんて親思いの子なのだろうと感心した。
これでかえちゃんにとってのひいじいちゃんは一人もいなくなってしまった。
生後一ヶ月で会ったあのじいちゃんの笑顔、物心ついても覚えていないんだろうな。
やさしかったじいちゃん、天国から楓の成長を見守っていてくださいね。