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先天性刹那

今を生きる刹那に去来した事を記す。政治経済からあらゆるネタものまで‥‥

5/11新潟アルビレックスBC vs 信濃グランセローズ

2008-05-13 14:44:18 | baseball
本年度初のベースボール・チャレンジ・リーグ観戦に行ってきました。球場は見附運動公園野球場。午前中から時折雨の振る肌寒い天気の中、開催されました。天候のせいでやや土が泥っぽく、ワンバウンドしたボールはすぐ交換となる状況でしたが、こじんまりとした綺麗な球場でした。

スターティングメンバーです。昨年開幕戦のオーダーと比較すると、新潟のメンバーは全くの別物。確かに監督も替わり選手も1/3以上入れ替わったのですが、替われば替わるものです。

さて新潟の先発は中山大。左のサイドスローという希少種。寒さからちょっと指が引っかかるのか腕が縮むのか、良いイニングと悪いイニングの差が大きかったです。信濃右バッターのベース寄りライン上に立つ作戦もあって2死球。それでも臆せず内角を突く投球はなかなかのものです。変化球も小さく曲がり、はまると打ち辛そうですが、球が軽いだけに上手くバットを合わせられるとちょっと厳しい。どろんと大きく曲がるカーブがあれば鬼に金棒かと。

一方信濃の先発は仁平翔。1m85の大型左腕で、角度のある投球が持ち味のようです。で、確かに角度を意識したピッチングを見せますが、リリースの際に踏み込んだ右足側へ倒れこみ過ぎます。これではボールに伝わる力が減るし制球も乱れます。

案の定、我等が4番・青木に2打席連続ホームランを浴びます(写真は第一打席でホームランを打つ瞬間)。確かに面白い素材だと思いますが。

信濃は次から次へと投手を繰り出してきたので、ざっとご紹介。 2番手は小高大輔。一目でバックスイング時の腕が背中に入り過ぎ。誠に勿体無いところです。

3番手は込山勇人。何だか下半身が弱そう。踏み込んだ右足が揺れてコントロールが乱れます。調べてみたら今シーズンより外野手から投手へ転向したとの事。フォーム自体はバックスイングも隠れ悪くないだけに対策は簡単、走り込みでしょう。

4番手には鈴江彬。あぁ確か野球小僧にも取り上げられていたピッチャーですね。体デカイなぁ。確かにパワーがありますが、たったの1/3しか見られなかったので何とも言えず、残念至極。

最後に給前信吾。おお、横浜商大高の給前だね。ボールに力があるしまとまりもあります。8回は良かったのですが、同点に追いついた最終回裏にコントロールを乱します。う~ん、力み過ぎなのでは。確かに素材は一級品なだけに。
ライトの笠井の守備はかなり鍛えられていますね。これは落ちた&抜けたと思われた打球を見事なダイビングキャッチ。それも二度も。素質にあわせ、鍛えられていなければ出来ません。逆に二遊間、特にショートはちょっとお粗末でした。動き出しが明らかに鈍い。致命的です。去年のアルビを見るようです。

信濃の監督は木田勇。現役時代はどうしても「一発屋」的印象しかありませんでしたが、コーチャーズボックスに立ってグラウンド内をよく見てみようとする姿勢は買えますね。

一方アルビレックスの2番手は藤野。ん~‥‥‥あまり去年と代わりがないです。ひと言でいって単調。バックスイングは大きいし、踏み込み幅が大きくてリリース時に沈み込んでしまっているし、やはりパワーがロスされているように見えます。抑え役なのだから頼むよ‥‥

んで試合の方は9回サヨナラでアルビレックスBCの勝利!最後はサヨナラ暴投でした。ちょっと後味は悪かったのですが、詳細は後述。ワタクシ、2年越しで初勝利を目にすることが出来ました。
さて本年度初観戦でひとこと、「去年とは全くレベルが違う」。これくらいのレベルになれば、試合として成り立ちます。また見てみようという気になります。逆に言えば去年が如何に酷かったことか。まったく、監督が替わればこうも違うのかと‥‥

そうした選手・試合のレベルが上がるにつれて気になったのが審判のレベル。これはねぇ、非常にまずいですよ。
まずは5回表新潟・中山の与えた死球。右バッターの膝元でしたが、前述したように信濃の右バッターは内角封じのためライン上ギリギリに立ち、さらに踏み込んでいるような状態。あれは確かにストライクゾーンでした。
そして最終回裏信濃・給前の投じた暴投。これも確かにバッターの足元に当たり、抜けたものでした。審判さんよ、バッターに当たらなければボールがあちらの方向へ転がらないのでは‥‥
他にも明らかなボール球をストライクとコールしてみたり(3ボールでバッターも打つ気が無かったところに、ストライクを取りにきたので甘い判定になるのは解るが、いくらなんでもあれは無い)と、お粗末極まります。高校野球より酷い。審判のコーチがリーグにいないだけに、如何にしてレベルアップさせるか。重大な問題でしょう。

試合後の表彰の後は、なんと球場前に選手がお見送りに。え~、去年の勝利試合もこうだったの?昨年は負け試合しか見たことがなかったので分かりませんでした。地元球団らしくていいですね。また、観戦記をアップします。

追伸:信濃が乗って来た遠征バスはアルピコグループ(アルピコハイランドバス)でした。成程、だからBCリーグ6球団で唯一旧国名の「信濃」なのか‥‥改めて長野県の地域間対立を垣間見ました。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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アルピコグループ (IFNβモチダ)
2008-05-14 01:31:51
ルーツが信州(長野以外のひとはこの呼称を好みます)松本であるアタシとしては、このバスが川中島バス(長野市)か、はたまた松本電気鉄道(松本市:松本ナンバー)か諏訪バス(茅野市:諏訪(ご当地ナンバー普及前は松本)ナンバー)のどこなのかも興味深いですね。

野球観戦は楽しいですよね。千葉マリン久しく行ってません。選手の評価が出来るほど目が肥えていないのですが、あの雰囲気だけでも結構楽しめます。
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BCリーグかー。 (kossy)
2008-05-14 02:00:04
バック裏の良い席ですね。なかなか楽しんでいるようで。去年は東都2部以下とのことでしたが、今年は東都2部には勝てるでしょうか。
今年はBCリーグ群馬にもできたので、関東でも観に行けますね。行こうかなー。
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