先天性刹那

今を生きる刹那に去来した事を記す。政治経済からあらゆるネタものまで‥‥

いつか叶うと信じられる

2009-08-24 22:10:56 | baseball
うちの事務所も、試合開始の午後1時からは仕事そっちのけの開店休業状態で応援。まぁ今日位はいいよね。

結果はご承知の通り、準優勝。全国制覇の夢は1点差、本当に紙一重の差で届かなかった。

だがあの9回2死からの5得点、選手達が最後まで投げ出さずに挑戦するひたむきな姿勢には涙がこぼれそうになった。こんな純粋な気持ちは、最近見た事が無かった。

本当に徳俵まで追い込みながらも今回は叶わなかったけれど、夢には続きがある、きっと叶えられる。

試合終了時、心からの拍手を贈る事が出来たのが嬉しかった。
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15年振り

2009-07-26 14:36:06 | baseball
15年振りに高校野球を観戦しています。我が母校はとっくの前に敗退しているのですが、カミさんの母校が準決まで残っていたので来てみました。今日はムスメの日除けもあり二階席からです。
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HARD・OFF ECOスタジアム新潟 観戦記

2009-07-10 12:30:00 | baseball
という訳で、新潟県営野球場「HARD OFF ECOスタジアム」の杮落とし広島-阪神第2戦目を見に行ってきました。

球場正面概観です。ここだけで見ると、あたかもドーム球場のようなデザインですな。

スタジアム看板に何となく「仮設感」を感じるのは私だけでしょうか?広告主が変わればその都度変える事になるのですからこれでいいのか。

さてスタンドへと入ります。折角のゲート表示を張り紙で隠して案内するのはなぜでしょう。う~ん、ビッグスワンに比べるとちょっと余裕の少ない設計ですね。

売店の例です。仮設感が漂うのは致し方ないでしょう。第1戦目を見に行った方から「凄く並ぶ」と話を聞いていたので、到着後直ちに食事を仕入れた為に困りませんでしたが、確かに試合前は凄い行列でした。もう少し余裕があれば……売店ブースが少ないせいか、グッズ販売はスタジアムの外でした。

スコアボードはフルカラーLED。最新鋭ですね。なんと、地方球場にはとんと聞かない大型映像放映装置まで奢っています。いや~一気にレベルが上がりました(ちなみに今までのレベルの例)。スコアボード両脇の巨大スピーカーで音響も十分です。

第1戦目の始球式は県知事でしたが、この第2戦目の始球式はなんと江夏豊氏。初めて見ました。2戦目で結果として良かった……

さてプレイボール。試合自体は初回表裏こそ乱打戦を予感させるものでした。

1回裏の栗原のホームランでスコアボードにはこんな表示が。

2回よりルイスがあっさり立ち直り、テンポ良く進みます。それに引き換え杉山のぐだぐだっぷり。うちのカミさんにも「(杉山の投球が)間が長いね」と。素人が見てもそう感じさせる位なのですから。
しかし阪神のあまりの貧打線は情けない。3回以降はランナーも出ず、工夫が無さ過ぎます。4回はクリーンアップ3者連続三振をしてみたり、8回などは3球でスリーアウト。ダメ虎っぷりを最大限に発揮してくれました。

んであっさりと試合終了。試合時間は2時間16分と今季最短。早過ぎるよ~

では折角の新球場ですが気になった点をいくつか。

今となっては広過ぎるファウルゾーン。あの甲子園球場ですらファウルゾーンを狭めスタンドを前に出し、より臨場感を感じさせる施策に舵を切っているというのですから、設計段階で考慮に無かったのでしょうか。

スタンド側に上がる打球が見辛い、特にバックネット裏。VIP席や放送ブースの部分、1階スタンドの奥通路部分がコンクリート打ちっ放しのため、打球と被ります。まぁ目線を切らずに追っていけば良いのですがちょっとどうかな。

使われなかったブルペン(写真は一塁側)。試合中、継投策に入らざるを得ない三塁側ブルペンには誰が入るかな~と思って見ていましたが、誰も入りません。そうこうしている内に杉山-筒井-能見と継投へ。何だ、雨が降っているから室内練習場で投球練習をやっているんだな。だったらわざわざスタンドの一部を欠き取って設置したこのブルペン、一体何の意味があるのでしょうか。

センター後方の距離表示。本塁-二塁延長線上の最深部にあるのですが、実際ここにあると打者、捕手、審判の視界に入り、投手の投球が見辛くなってしまうのですよね。左右どちらかにずらすだけで違うのですが。

まぁこれらは都度改修時に見直して頂ければと思います。

おまけ。折角の「エコスタジアム」なのですが、販売されるビールは紙コップにて提供。リユースカップは?全然エコじゃないよ…
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新潟県立野球場竣工記念 広島-阪神2戦目

2009-07-08 17:08:56 | baseball
抽選で確保出来たのが2戦目でした。席は一塁側一層目内野S席です。

外野スタンドがかなり低いので、あまり圧迫感を感じさせないスタジアムですね。
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「きよはら」引退か

2008-10-02 11:19:00 | baseball
これで初代ファミスタに登場した選手の中で現役なのは「くどう」だけになりましたな。
工藤は来年もやるんだよね。奇しくも元西武の選手が最後になるとは。

今思い出しても、清原の登場は非常に衝撃的なものでした。私が覚えているのは清原が高3夏の時の甲子園ですが(当時小4)、毎試合スタンドに突き刺さるホームラン。毎回の29得点(これは清原だけでなくPL学園でですが)。
プロ入りしても高卒一年目で3割31本、これは王貞治氏の通算本塁打記録を抜けるのではないかと。
事実途中までは抜くペースだったんですよね。

しかし、抜けなかった。それどころか素質からいえば全く平凡な成績になってしまって。

怪物と呼ばれた男の、その人間臭さが、選手晩年の人気になるのだから因果なものだと思います。

松井がアメリカへ行ってしまった今、日本球界最後の打のヒーローが引退するのは時代を感じずにはいられません。
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交流戦

2008-06-21 18:00:34 | baseball
初の交流戦観戦になりました。しかし巨人戦観戦とは10数年振りです。
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5/11新潟アルビレックスBC vs 信濃グランセローズ

2008-05-13 14:44:18 | baseball
本年度初のベースボール・チャレンジ・リーグ観戦に行ってきました。球場は見附運動公園野球場。午前中から時折雨の振る肌寒い天気の中、開催されました。天候のせいでやや土が泥っぽく、ワンバウンドしたボールはすぐ交換となる状況でしたが、こじんまりとした綺麗な球場でした。

スターティングメンバーです。昨年開幕戦のオーダーと比較すると、新潟のメンバーは全くの別物。確かに監督も替わり選手も1/3以上入れ替わったのですが、替われば替わるものです。

さて新潟の先発は中山大。左のサイドスローという希少種。寒さからちょっと指が引っかかるのか腕が縮むのか、良いイニングと悪いイニングの差が大きかったです。信濃右バッターのベース寄りライン上に立つ作戦もあって2死球。それでも臆せず内角を突く投球はなかなかのものです。変化球も小さく曲がり、はまると打ち辛そうですが、球が軽いだけに上手くバットを合わせられるとちょっと厳しい。どろんと大きく曲がるカーブがあれば鬼に金棒かと。

一方信濃の先発は仁平翔。1m85の大型左腕で、角度のある投球が持ち味のようです。で、確かに角度を意識したピッチングを見せますが、リリースの際に踏み込んだ右足側へ倒れこみ過ぎます。これではボールに伝わる力が減るし制球も乱れます。

案の定、我等が4番・青木に2打席連続ホームランを浴びます(写真は第一打席でホームランを打つ瞬間)。確かに面白い素材だと思いますが。

信濃は次から次へと投手を繰り出してきたので、ざっとご紹介。 2番手は小高大輔。一目でバックスイング時の腕が背中に入り過ぎ。誠に勿体無いところです。

3番手は込山勇人。何だか下半身が弱そう。踏み込んだ右足が揺れてコントロールが乱れます。調べてみたら今シーズンより外野手から投手へ転向したとの事。フォーム自体はバックスイングも隠れ悪くないだけに対策は簡単、走り込みでしょう。

4番手には鈴江彬。あぁ確か野球小僧にも取り上げられていたピッチャーですね。体デカイなぁ。確かにパワーがありますが、たったの1/3しか見られなかったので何とも言えず、残念至極。

最後に給前信吾。おお、横浜商大高の給前だね。ボールに力があるしまとまりもあります。8回は良かったのですが、同点に追いついた最終回裏にコントロールを乱します。う~ん、力み過ぎなのでは。確かに素材は一級品なだけに。
ライトの笠井の守備はかなり鍛えられていますね。これは落ちた&抜けたと思われた打球を見事なダイビングキャッチ。それも二度も。素質にあわせ、鍛えられていなければ出来ません。逆に二遊間、特にショートはちょっとお粗末でした。動き出しが明らかに鈍い。致命的です。去年のアルビを見るようです。

信濃の監督は木田勇。現役時代はどうしても「一発屋」的印象しかありませんでしたが、コーチャーズボックスに立ってグラウンド内をよく見てみようとする姿勢は買えますね。

一方アルビレックスの2番手は藤野。ん~‥‥‥あまり去年と代わりがないです。ひと言でいって単調。バックスイングは大きいし、踏み込み幅が大きくてリリース時に沈み込んでしまっているし、やはりパワーがロスされているように見えます。抑え役なのだから頼むよ‥‥

んで試合の方は9回サヨナラでアルビレックスBCの勝利!最後はサヨナラ暴投でした。ちょっと後味は悪かったのですが、詳細は後述。ワタクシ、2年越しで初勝利を目にすることが出来ました。
さて本年度初観戦でひとこと、「去年とは全くレベルが違う」。これくらいのレベルになれば、試合として成り立ちます。また見てみようという気になります。逆に言えば去年が如何に酷かったことか。まったく、監督が替わればこうも違うのかと‥‥

そうした選手・試合のレベルが上がるにつれて気になったのが審判のレベル。これはねぇ、非常にまずいですよ。
まずは5回表新潟・中山の与えた死球。右バッターの膝元でしたが、前述したように信濃の右バッターは内角封じのためライン上ギリギリに立ち、さらに踏み込んでいるような状態。あれは確かにストライクゾーンでした。
そして最終回裏信濃・給前の投じた暴投。これも確かにバッターの足元に当たり、抜けたものでした。審判さんよ、バッターに当たらなければボールがあちらの方向へ転がらないのでは‥‥
他にも明らかなボール球をストライクとコールしてみたり(3ボールでバッターも打つ気が無かったところに、ストライクを取りにきたので甘い判定になるのは解るが、いくらなんでもあれは無い)と、お粗末極まります。高校野球より酷い。審判のコーチがリーグにいないだけに、如何にしてレベルアップさせるか。重大な問題でしょう。

試合後の表彰の後は、なんと球場前に選手がお見送りに。え~、去年の勝利試合もこうだったの?昨年は負け試合しか見たことがなかったので分かりませんでした。地元球団らしくていいですね。また、観戦記をアップします。

追伸:信濃が乗って来た遠征バスはアルピコグループ(アルピコハイランドバス)でした。成程、だからBCリーグ6球団で唯一旧国名の「信濃」なのか‥‥改めて長野県の地域間対立を垣間見ました。
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プロ野球チップス

2007-10-01 12:22:20 | baseball
仕事帰りに小腹が空いた時、コンビニに寄って久し振りにプロ野球チップスを買ってみました。せいぜい年に1~2回しか買わないのですが、たまたまその時がやって来たようです。へ~、今年はポテチ一袋に2枚もカードがついているのですか。なかなか気前がいいですね。このカード袋を開ける時のドキドキ感が堪りません。

うわっ、谷(G)に高須(E)かぁ‥‥‥何とも地味な(失礼、通好みな)カードを引いてしまいましたな。まぁこのカードもやがて貴重になるはず。20年以上前のカードと共に保存しておくことにします。
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5/13新潟アルビレックスBC対石川ミリオンスターズ

2007-05-15 00:08:24 | baseball
北信越BCリーグ2試合目を観戦してきました。球場は新潟市営鳥屋野野球場(現:新潟市鳥屋野運動公園野球場)。いや~懐かしい。ここを訪れるのは高3以来14年振りです。‥‥かつての印象にそこはかとない不安を持ちつつも入場し観戦してきました。
以下は恒例写真レポートとなります。

鳥屋野球場正面から。14年の時を経ても、変わっていませんでした。上記の通り球場名は変更されたのですけど看板は以前のまま。高度経済成長前に建造され、成長に取り残され風化を重ねてきた無味乾燥さを感じさせます。 ちなみにナイター設備などありません。

今日の試合前アトラクションは新潟市の郷土芸能である「万代太鼓」。樽太鼓に特徴があります。

今日の始球式。バスケットボールbjリーグの新潟アルビレックスBBから。会場アナウンスでははっきりと「兄弟チーム」と紹介しておりました。

新潟の先発は宮本晋伍。2回までは無難な投球を見せていましたが、3回に突如制球を乱し、押し出しで失点。その後何とか立ち直りかけるものの、5回には四球でランナーを溜め交代。3回以降はリリースポイントがばらばらで、ボールが手を離れた瞬間にボール球だと分かります。しっかりと指にかかったボールは悪くないだけに、恐らく握力が弱いのではないでしょうか。 (今日の新聞報道を見てみると、「四死球を出してはいけない」とプレッシャーを強く感じたともあり、精神面にも課題がありそうです)

一方の石川ミリオンスターズの先発は渡辺孝矢。常総学院卒ということで期待の若手といったところか?まずトップを決めてから投げ込むピッチングフォームは、横浜の川村丈夫に似ていますね。左手が有効に使えておらず手投げ気味ながら、アルビレックスの早打ちにも助けられ、7回を2失点とまとめます。7回はスタミナ切れか。

アルビ2番手は藤野仁。「とりゃあ」とか「よっしゃ」と叫びながら投げ込むピッチングフォームが印象的ながらも、これが気合だけに頼らずなかなかまとまりがあります。特にスライダーは再三際どいコースを突いており、もう少し長いイニングでの投球を見てみたいと思わせます。

石川の監督は金森栄次。現役時代のキャラクターからは監督としての姿が想像出来ませんでしたが、考えてみたら「PL学園」から「早稲田大学」に「プリンスホテル」と歩んだ軌跡は野球の名門コース。理論派といわれるのが分かります。理論派で場を盛り上げる才能があるとなれば、監督に最も向いているのかもしれません。

先に試合結果から。砂塵が舞い度々試合が中断するものすごい強風の中、今日もアルビレックスには良いところがありませんでした。四球は減ったものの(それでも先発で6個、3投手で計7個)、エラー4つと守乱で全くいただけない。四球もエラーも共に満塁の肝心なところで。体で止めなきゃ体で。

まぁここまではよいのですが(良くないけれど)、今回私が皆様にお伝えしたいのは、鳥屋野球場の凄まじき惨状。14年前でも相当なボロさでありましたが、当時と何等変わりなく朽ちるに任せたまま。これで政令指定都市を代表する球場というのですから全く情けない。いくら県営球場を整備中だといっても、この状況は無いのではないでしょうか。

まずはスコアボード。上の写真レポで既にお気づきかと思いますが、ご覧の通り選手名の表示がなされておりません。高校野球ならまだ未表示も理解できますが、プロとしてカネをとって運営している以上、これは怠慢以外の何者でもありません。開幕試合の三条市営球場では表示していたのですから尚更です。尤も、選手名表示部分が余りにも小さく、表示されたとしても極めて見難く実用に耐えないので、それならいっそ表示する手間を省きたい気持ちは分かりますが。

スコアボードをよく見て頂ければ、屋根は何と波板葺き。私が小学生の頃、たまにある野球中継でスコアボードが大写しになった際、この波板が見えるのが何だか恥ずかしいくらいでしたが、以来何等代わりがありません。21世紀になって6年経過しているというのに、仮にも政令市の公共施設の屋根に波板ですよ波板。屋根が飛ばされないよう板葺きの屋根に石を載せた家が立ち並ぶ、かつての日本海沿岸の寒村を思い起こさせるような物悲しさです。チーム名の新潟「空白」は、高校野球の転用品ですな(「新潟○」と略す高校が新潟市内に6校あるため)。ケチにも程があります。

スタンドの階段を歩いてみると、何とも不恰好な段に気がつきます。元々球場のある土地は「鳥屋野潟」という潟に隣接する地盤の悪い土地ですから、重量施設が不当沈下を起こすのは避けられません。そこで沈下を起こしたならばきちんと修繕すればよいのですが全く修繕されず、段が生じたところにはゴムシートを被せて色を塗って誤魔化している始末。酷い、酷過ぎる。ちなみにこの上に足を乗せるとブカブカします。更に沈下しているということでしょう。曲がった段に足をとられコケて怪我をした場合、新潟市はどう責任をとるつもりなのでしょうか。っつ~か怪我した事のある人はいませんか?

バックネット裏の屋根を支えるコンクリート柱です。ものの見事に剥離を起こし、中身の砂利まで顕わになっている始末。これで耐震強度は保たれているのでしょうかね。ちなみにこの写真の奥には、夏が近づいてきているというのにツララもありますよコンクリートの遊離石灰分で出来た。

私が座った目の前、内野スタンドのフェンスです。ナイロンネットが防球フェンスで、ネットを支えるのはどこのホームセンターでも販売しているような単管。ネットの下1/4の部分にはかつての鉄線製フェンスの枠が見えますが、これも枠だけ。恐らく鉄線製フェンスだけでは全く防球にならないのと、鉄線製フェンスの網が老朽化したため撤去し、ネットフェンスを設置したのでしょうが、強固なフェンスが見当たりません。誰かが寄りかかれば、そのままするっとグラウンドに落ちてしまいそうです。まぁ大人は無理だとしても子供なら有り得そう。観戦に来ていた子供が鉄棒に対しするように、枠に乗り上がっていました。危険極まります。

私が座った席からバックネット裏を望みます。バックネット裏の屋根はごく僅かしかなく、コンクリートは何とも不気味な色になっているのがお分かりになるかと。カウント表示もありません。ちなみにバックネットの脇の通路にはフェンスがありません。バックネットがフェンス代わり(!)ということでしょう。

グラウンドに目を転じ外野レフト側です。まだ5月、本来ならこれから芝生の緑も益々濃くなるというのに、芝生は剥げたままボコボコです。シーズンインしてからまだそれほど使用していないでしょうに、何という整備状況。というか全く整備していないのでしょうね。レフトを守る選手が足を引っ掛けているシーンを見ました。本当に危険です。いっそアルビのスポンサーになっている某ホームセンターから芝生を買って来て植えたらどうでしょうか。外野スタンドのラバーフェンスもかなりの色褪せ。恐らく設置以来交換していないのでは。クッション性なんて損なわれている可能性が大です。

ちなみにポール際の内野席は土盛スタンドなのですが、立ち入り禁止になっていました。コンクリートベンチも割れ、それはそれは凄まじい荒廃ぶりなのですが、こちらはまたの機会に。

サミット労相会議の開催決定はいいですけど、市長も日本一の参加チーム数を誇る「早起き野球」の開会式に出るくらいなら、もう少し公共施設の現状に目を向けてもいいんじゃないでしょうかね。え、開会式なんか形だけだからどうだっていい?‥‥さもありなん。
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北信越BCリーグ開幕戦に行って来ました (2)

2007-05-02 06:39:18 | baseball
さて、北信越ベースボール・チャレンジ・リーグ開幕戦「新潟アルビレックス対富山サンダーバーズ」レポートの続きです。試合開始時刻が40分遅くなったので、あまりの寒さ凌ぎにラーメンを腹に収め、スタンドに戻ってきました。‥‥‥グラウンド整備は遅々として進みません。一体どうなっているのでしょうかね。

既に時刻は午後2時45分を越えているのですが、グラウンドはご覧の通り。ちなみにこの10分前のグラウンド整備は、片手で数えられる人数しか出ていませんでした。明らかに不慣れで非効率な整備状況。こんな調子じゃ一体何時になったら始まるんだ?

ついに新潟アルビレックス選手と後藤監督もグラウンド整備に乗り出します。いや~、整備スタッフの手際が悪くて申し訳ない。いかに新潟県が野球後進県か、これでお分かりになったでしょう?

とうとう富山サンダーバーズまで引っ張り出します。本拠地の富山アルペンスタジアムは人工芝でこんなグラウンド整備などあり得ず、全くもって面目ない。これでもここ、新潟県内イチ整備された球場なんですよ(T_T)。

結局試合開始は午後3時45分。選手の体も冷え切ったところでプレーボールです。新潟アルビの先発は藤井了。制球が安定せず、初回2失点、2回はエラー絡みで4失点。3回以降は0点に抑えただけに、コンディションが良ければなぁと気の毒でもありました。
う~ん、見たところピッチングフォームに「タメ」が欠けていますな。もう少しモーション時に「タメ」をつくり、グラブの左手を上手く胸に巻き込んで、重心が左に流れないよう足を鍛えて使えれば、制球も安定し良くなるでしょう。

こちらは富山サンダーバーズの先発・小園司。こちらも試合開始が大幅に遅れた影響から初回2回と制球が安定せず四球を連発しますが、アルビの拙い攻めに助けられ徐々に調子が出てきます。うん、こりゃフォームにタメがあるし重心が低い。やや左に重心が流れるのが気になるけど、キャッチャーのリードも内角を使ってなかなか良い(ちなみにその廣田捕手、肩も良いです)。小柄ながらまとまった好投手であるといえます。プロに行けるかといえばちょっと物足りないかもしれませんが、独立リーグや社会人レベルではかなりいけるでしょう。

バッターは富山サンダーバーズの「リストラの星」こと、宮地克彦。ワタクシにとっては「リストラの星」というよりも、やはり「尽誠学園の宮地」の印象が強いですね。あの甲子園でのピッチングは、小柄左腕で独特のリズムを持ったピッチングフォームと相まって今でも印象に残っています。

7回裏の前には野球応援の定番・ジェット風船。風船の袋には「祝!開幕」と入ったモノ。球場入場時、観客全員に配られたものでした。

そして試合終了。途中からナイター照明点灯試合になってしまいました。ご覧の通り、アルビの大敗でございます。富山の小園投手は完封、3安打にエラー3つではいくら何でも勝てません。う~ん、あらゆる意味で準備不足が露呈したような試合でしたな。もう少し錬度を上げないといかんですな。

さて、北信越ベースボール・チャレンジリーグのレベルはどれくらいなのかと考えると、これがなかなか判断に苦しむところです。きっと四国アイランドリーグも判断に苦しみ、そのために初年度は支配下選手登録としてのドラフト指名が見送られたのですから。選手間のレベルの差が大きいな、とは言えます。高卒新人もいれば、数々のリーグを渡り歩いてきた選手もいますし。まぁ、平均で均せば大学野球の二部レベル(東都二部ではあらず)といったところでしょうか。
しかし、二部からでも真に実力のある選手はプロ入りしている訳で。とにかく練習と試合をこなして一人でも多くNPBに向け羽ばたいて欲しいと願っております。

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