関東福光同郷会

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海外からのお便り♪

2013年08月04日 | ご紹介
本会会計委員の谷村さんが6月末から半年間、シニア海外ボランティアとしてアルゼンチンに赴任されていますが、
その谷村さんより赴任先であるメンドーサ州の様子に関するお便りを頂きましたので、ブログでご紹介します。

以下がそのお便りです。


2013年3月末で○○での仕事も終わりました。42年間お世話になりました。会社には感謝しています。
退職にあたって、これからは“ボランティア”と“地域貢献”をキーワードにした生活を送りたいと思っておりましたが、
偶々JICA(Japan International Cooperation Agency)が募集していた「シニア海外ボランティア」に応募したところ、
運良く合格しました。アルゼンチン・メンドーサ州政府のインフラ・エネルギー省で6ヵ月間、“再生可能エネルギーの活用”
や“省エネルギー政策の推進”などのお手伝いをするものです。


ブエノスアイレス経由でメンドーサに到着、州政府事務所に顔を出した初日(Jun/28)に早速インフラ・エネルギー大臣が
昼食に招待してくれました。(私の隣が大臣。その隣がエネルギー局長。左端は引率してきてくれたJICAアルゼンチンの職員。
後ろの二人のお嬢さんは同じ局の同僚)
メンドーサは今、真冬ですが、大きい街路樹には黄色の葉っぱを付けているものも多く、まだハラハラ落ちてきます。


左側の写真は毎日通っている州政府の建物。これの8階が執務場所。建物外側は綺麗に塗ってお化粧していますが、築63年です。
右側の写真は州政府建物屋上から西側に見える、アンデス山脈方向を撮ったもの。
遠くに雪を被った山が見えますが、これはまだアンデス山脈の本峰群ではなく、その手前にある連山。南米大陸最高峰の
アコンカグア(6,960m)は手前の山に邪魔されてメンドーサ市からは見えないとのこと。


7月9日はアルゼンチンの独立記念日。メンドーサ州でも州としての各種記念行事が行われました。お祝いのパレードは
メンドーサ市から車で20分くらいのところにある“ルハン”という町で開催。連れて行ってくれたエネルギー局長と一緒に、
パレードの要人用観覧席に。折角なので、パレードの合間に州知事と記念撮影。


7月12日には、私の歓迎会と、“友達の日(7月20日)”の会食を併せた昼食会を開いてくれました。
遠い席の人達は右側の写真に写っています。メンドーサ市にある地元の国立大学と共同でやっているプロジェクトもあるので、
この内の5人はそこの研究員の人達です。


7/18~7/23は連日最低気温が氷点下でした。7月21日(土)の朝起きたら雪が積もっていました。寒いはずです。
近所の公園の様子が左側。こちらの人も雪が積もると嬉しいのか、屋根の上に“雪だるま”を乗せて走っている車もありました(右側)。


上の9枚の写真はメンドーサ州の祝日(休日)であった7月25日に、ワイナリー見学に出掛けた時のものです。
ツアーバス乗客はブエノスアイレスから休暇で遊びに来たカップルと私の3人のみ。少人数だったのでガイドさんの説明も良く理解出来ました。
バスは5カ所のワイナリーを回るのですが、乗客は好きなワイナリー(複数)で下車して見学する、というやり方です。
私は3軒のワイナリーを見学しました。メンドーサ州はアルゼンチンワインの7~8割を生産するワインの里です。
赤ワイン二種類&シャンパン一種類の試飲は結構な値段がしましたが、さすがに美味しかったです。


ワインを飲んで酔っ払ってばかりいる訳ではありません。7月27日(土)はメンドーサ市主催の“自然保護区域トレッキング”に参加。
トレッキングは2時間、と言われていたのですが、途中で自然保護員の説明が入るので実質的歩行時間は1時間半程度。
参加者は皆バラバラに申し込んだ人達。まだ雪が残っている山道を歩いているうちに皆仲良しに。折り返し地点では皆で集合写真撮影。
左上の写真は自然保護区域からメンドーサ市を遠望しているものです(朝9時半頃撮影)。

                          7月28日
                          谷村


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