夕食に弁当いただきました。
って、この写真をブログにアップしようとPCに送ったつもりが…
うにゃに送ってた…(爆)
テキストも入れてなく、この弁当写真だけのメールで
さぞ意味不明だったでしょう(笑)ゴメンね。
こちらもいただきもの…
「ダーウィンの悪夢」
以前ブログに書いたような気がしますが…
この映画は私の超オススメのドキュメンタリー映画で
是非ご覧なって欲しい映画です!
舞台はアフリカ”タンザニア”そこには世界第二位の淡水湖
”ヴィクトリア湖”があります。そこはかつてシクリットというカワスズメ科の
魚が生息していて、その種類は地形や環境に適応して
500種とも1000種とも言われていました。
生物の多様性、進化を目の当たりにできたため
”ダーウィンの箱庭”とも呼ばれた素晴らしい湖だったのです…。
が…
1960年代、植民地支配していたイギリス人公務員が湖の漁獲量を
増やすために35匹のナイルパーチを放流しました。
このナイルパーチという魚はスズキの仲間で大きいものは2mを超える
巨大肉食魚…。この魚は一瞬にしてこの湖の食物連鎖の頂点に君臨し
在来種を食いつくし、爆発的に増殖したのです。
しかしこのナイルパーチは白身で美味…湖の周辺は
バブルとなります、漁が盛んになり、輸出する為の加工場ができ
農村などや他の地域から多くの人達が仕事を求めて湖周辺にやってくる。
しかし、儲ける人は一部の企業やほんの一握りの人達…
集まってきた人達は仕事もなく貧困が広がっていく…。
生活のため、女性はパイロットやビジネスマンに体を売る…
その結果エイズや病気が広まり人々は死んでいく…。
貧困やエイズで親をなくしたり捨てられたりした子供は
ストリートチルドレンとなって、梱包材でつくった粗悪なドラックで
恐怖を忘れ眠りにつく…。貧困層が食べるものはナイルパーチの
頭や骨のアラ…それもウジがわいてるものを干して油で揚げて…
ナイルパーチの肉を食べることなどない。
その美味しい肉を食べてるのは、ヨーロッパや日本
ちなみに一番の輸入国は日本です、お弁当や惣菜の白身魚は
ナイルパーチ。以前は”白スズキ”と明記されてましたが
現在はちゃんとナイルパーチと書いてありますので注意してみてみて下さい。
そんな不条理を見せつけられた上に、更にショッキングなことが
魚を運びにやってくる貨物飛行機は武器を積んでくるという…
そうしてアフリカの紛争は終わらない。さらに貧困は広がる。
ディレクターズノートに、これはナイルパーチに限った事じゃない
”最高の資源がみつかった場所のすべてで、地元の人間が餓死し
その息子たちは兵士になり、娘たちは召使いや売春婦になる”
最も大きな危険は「無知」なこと、こういったグローバリゼーションの
愚かさを知る事だと、監督は言ってます。
たしかに、チョコレートやコーヒーもそうですよね
あとダイヤモンドも…
ディカプリを主演の「ブラッドダイアモンド」も劇映画ですが
こういった問題を捉えています。←こちらもオススメです!
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