隔離日記A's

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鬼殺し向かい飛車2

2006年01月30日 01時41分17秒 | 将棋
■にーさんからご質問があったので、▲3三角成~▲6五角の変化を再検討。
本には▲3三角成△同桂に▲4三角成は
以下△5七桂不成▲3三馬△6二玉▲2二馬△同銀で飛車の打ち込みがなく後手有利。



という記述ですが、まず疑問に思うのが馬飛車交換を簡単にするのかどうか。
飛車は使いにくいし、後手の囲いも制限されます。
例えば△6二玉以下▲5八金右△6九桂成▲同玉。
次に▲3四馬と活用されると2筋の攻撃も不安です。
桂金交換とは言え、ここら辺の対策の記述が欲しい所ですね。

ちなみににーさんの棋譜を見る限りでは、少し損してるような…?
やはり何はともあれ△6二玉だったって感じでしょうか。
結局勝ってるから全然いいと思いますがw

さて。△4五桂に▲4八銀と守るとどうなるか。
当然ですが手薄になった角道を存分に利用する△3三角が目に付きます。
書籍では以下▲9八香△1一角成▲7八銀△4二飛▲8三角成△9八馬で下図。



これは以下▲5六馬に単純に△8四香からの8筋逆襲で後手良さそうです。
飛車も回れるので手が続きそう。

結論として▲6五角対策が確立していないので、私はまだ使えません。