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けやき農園ブログ

農園の日々を園主がお届けします。

お礼参り

2010-09-08 13:39:31 | 日誌
 天気予報は悪い…いや良い方にはずれました…。午後から降出す予定の雨が、朝から降出し農園作業は「中止」になりました。「農楽人」が現れなかったので、必然的に「お休み」になりました。畑全体の「潅水」を考えれば、膨大な作業を「天」がしてくれています…アリガタヤ アリガタヤ

      
 
 「お礼参り」に行って来ました…。(逆恨みの暴力などの行為ではありません)先週土曜日に「雨請い」の願を掛け、今日その願いが成就したので、お礼としての拝礼です。観音堂は雨にけむり戸は閉ざされていましたが、深く頭を下げお参りさせていただきました。

     

 専称寺観音堂には「圓通閣」と堂額があります。この「圓通」とは何なのか?(無学なので今日まで知りませんでした)気になっていたので、調べてみました。
 圓通(えんつう)とは観音の別号圓通大士に由来します。観音という名は、能く観たり聴いたりすることに由来しており、特に「耳根圓通」(聴覚が遍く通じている)ということで、圓通大士といわれるそうです。そのため、観音が安置されているところを圓通閣とか圓通殿というそうです。

 観音さまはつまらない私どもの願いをその研ぎ澄まされた聴覚で聴いて下さった…そして、中3日で「恵みの雨」を下さりました。信じるか否かは別にして、「偶然」にしては出来すぎているような気がします。とにかく、「恵みの雨」に感謝!

Malou 

2010-09-07 13:17:01 | 日誌
マーロウ…めのう(瑪瑙)の事です。恵みの雨を運ぶ期待のかかる台風9号の名称です。日本では、第×号となりますが、台風には、「アジア名」なるものが2000年より採択されています。140個の名前がリストアップされていて、順番に命名される事になります。ちなみに10号は「ムーランテイ」11号は「ラナムニ」の名がつきます。
 カンボジア、中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、フィリピン、韓国、タイ、米国、ベトナムの14の国や地域がそれぞれ10個づつあり、140の名称です。、日本は、星座の名称をリストアップしています。「テンビン」「ヤギ」「ウサギ」「トカゲ」…などです。どうして日本が星座の名称を採択したのかは不明ですが、他の国や地域を見ると、その地域性などを垣間見る事が出来ます…。米国は想像に易くファーストネームが多いですし、中国は「龍の王」や「孫悟空」など伝説モノが多い様です…。

     

 本日トラクターにて、我が家の畑を耕うんしたのですが、ロターから舞い上がる土煙、まるで「砂漠」のようでした。台風9号に期待がかかります…マーロウ(瑪瑙石)は宝の石です。恵みにあやかって「一雨」お願いしたいです。

夏の終わり…

2010-09-06 13:36:53 | 日誌
 9月に入ったのか?感覚が無い…正に「盛夏」だ。暑さはともかく一雨欲しいのが実感です。

 この照りで、土手に蒔いた「ヒマワリ」はすべて枯れてしまい…本日撤去しました。所どころに生えた「コスモス」も水分不足で花が小さいような気がします。
 この厳しい環境に元気な作物もあります…「サツマイモ」です。根元を探ってみると芋が確実に成長しています。あと1週間か10日もすれば丁度良い太さになりそうです。今日の感覚だと「少し細い…イマイチ…」でした。これを10月まで掘らずにいると巨大化して、「ラクビー球」の様になってしまうかも知れません…少し早めの収穫が望ましいでしょう。数もかなりあるので、一度の作業でなく、何回かに分け毎週掘り取るとか?柔軟な作業予定が必要でしょう。
 また、サツマイモは貯蔵した方が甘味が増すので早い収穫は、鮮度の問題は無いので安心です。暑い時期に、晩秋の「焼き芋」の準備をする…「アリとキリギリス」の寓話のようです。

     

 生命力を感じました…「インゲン」の発芽です。「蔓が上がったキュウリ」の株間に先週播種したものが、発芽しました。「この暑いのに…ご苦労様です」と声を掛けたくなります。この時期は発芽しておよそ45日ほどで収穫出来る予定?です。キュウリのネットをそのまま利用出来るので効率が良いです…。

 夏の終わりは、通常侘しく、心寂しいモノなのですが、今年は早く終わって欲しいと願って止まないのは、私だけでしょうか?台風9号さま気を変えずにお進みいただき、横浜菅田に「恵みの雨」をもたらして下さい。

ご慈悲を…②

2010-09-05 14:14:06 | 日誌
 あめあめ ふれふれ かあさんが  
じゃのめで おむかえ うれしいな
 ピッチピッチ チャップチャップ
     ランランラン

北原白秋作詞の「あめふり」の歌詞です。昨夕「雨請い」に行く私に小6の娘に、説明を求められ、とっさにこの歌を歌い、「みんなでお寺で合唱するの…」と煙に巻いた。実際私も体験した事が無く、内容が不明だったからです。

     

 日が暮れた7時に我菅田町の「旧小机領三十三所観音霊場 第四番 専称寺」の観音堂に20数軒の農家が集まりました。この観音さま(如意輪観世音菩薩)は、十二年に一度、子年にご開帳される秘仏です。普段はじかに拝む事のできないのですが、今回「雨請い」と言うことで特別な参拝でした。住職のありがたいお経の後、参拝者全員で念仏を唱えました。
 前回の「雨請い」は、11年前の事で、なんでも当日ドシャ降りの雨の中挙行され…「雨お礼」になったそうです。その昔から効果バツグン!のようです。

     
 そして今日、この1ヶ月で一番雲が多かった…しかも所によりポツポツと雨らしきモノが降った様です。驚きは、「週間天気予報」に変化がありました!!9月9日木曜日に傘マークが…

 偶然?いや「如意輪観世音菩薩」のご慈悲を…信じましょう!

 ♪あめあめ ふれふれ …

来てました…②

2010-09-04 15:58:20 | 日誌
 また、「来てました!」今度は、「正之さん」の所にです。お昼前に妙に明るくテンション高めの声でお電話いただきました…。サルスベリの花の奥にあるユズリハの樹に球になっていたそうです…。何匹かのハチがサルスベリの花に来ているようで、しばらく観察していると、その奥の樹に入っていくのが確認され…もしやと覗き込むと…枝の付け根に集合していたそうです。
 彼も確実にハチに対して注意力が増している様です。普通なら見過ごしてしまうケースだと思います。一般の人は、サルスベリに訪花するミツバチを観察はしません…飛行ルートや飛び立つ方角など気にする人はいません。
 春の天候不順・低温などで「春の分封」が少なかったらしいのですが、この時期に巣別れして一番厳しい季節「冬」を越せるのか?心配もあります。ミツバチは長期の天気予報が解っているのか?それを予測しての巣別れなら、夏が終わらず秋も長いのかも知れません…冬も暖冬なのか?
 長らく日本みつばちとお付き合いの有る方のお話だと、このように暑い夏の年には、「逃去」や「夏分封」が多いそうです。日本みつばちは学問的に浅いので、気象と生態の相関など解明されていない部分が多くあります。研究者も少ないのも現状です。
      
 
 みつばちの側から考えれば、「種の保存」を確率的に高くまた効率が良い、時期や方法を考えての行動だと理解すると、今年は「冬」までは多くの準備する時間が残っているのでしょうか…。

 昨日の「三枚町の待箱群」は、日没時に収容移送して無事に「悟さん」の所に…。この待箱の構造は、中蓋(ベニヤ板)が付いています。そこに巣がすでに形成されていて、牛丼屋のどんぶりほど大きさでした。中蓋を持ち上げて、重箱式巣箱の中蓋にします。「待箱」と「重箱」の内寸は同じで、巣への損傷などは無く楽に移設出来るシステムです。
 今朝様子を見に行くと、待箱に残っていたハチもすべて重箱は移っていました…嫌がる様子は無く落ち着いていました。