goo blog サービス終了のお知らせ 

けやき農園ブログ

農園の日々を園主がお届けします。

来てました…

2010-09-03 12:44:12 | 日誌
 火曜日の日に「羽沢幼稚園」で「分封群」を捕獲してから、近隣に設置した「待箱」が気になっていました。現在も6箇所ほど置いてあります。三枚町の南傾斜の植木畑に設置した「待箱」に来てました…。「分封群」か「逃亡群」かは不明ですが、落ち着いた様子です。

     

 先月の中旬に様子を見に行った時には居ませんでした…。ここ最近の入居の様ですが、花粉を運ぶ姿も有ります。巣造りが進んでいる可能性もあります。何れにしろ、このまま暮らして頂くには、このモデルルームの「待箱」では手狭になりますので、増築可能な巣箱に移ってもらわねばいけません…。
 いろいろ思案し、山向こうの「悟さん」と暮らしてもらう事にしました。「悟さん」は先月21日に、「逃去」され寂しがっていました。(8/21「まさに執念!」の記事参照)連絡すると喜んでくれました。
 今晩、日没後の引越しです。巣造りの進展具合など心配もありますが、今度は末永く住み着いてもらいたいものです。

キュウリをいただきました。

2010-09-02 13:33:28 | 日誌
 今朝、蜂友の「正之さん」の所に、一昨日の「分封群」のご機嫌伺いに行きました。
 上機嫌…でした。収容の時の落ち着き具合から、想像した以上に大人しくイイ娘の群の様です。ただ、捕獲時に使用した「待桶」が気に入った様で、フタを外しているのに箱の中に何匹も居ました。暗くなれば本体に合流するので、日没後「待桶」を巣箱から離す事にしました。

 我が家の「逃亡群」は、大分落ち着いて来たものの、機会があればまた逃亡しようとしている様だ…。3日続けて逃亡を試み近くの樹に蜂球を作るも、「ハチマイター」で女王脱出できず…あきらめて夜は巣箱に戻るを繰り返しています。昨夕「仲直りの砂糖水」をやりながら巣箱の中を覗くと、奥の天井から巣を造り始めていました。一安心か?

      

 帰り際「正之さん」の奥様「エリー」からキュウリの苗をいただきました…。「逃亡群の置土産」の蜂蜜のお礼にと…。自分でも10数本植え付けたのですが、流石にその倍の数は採り切らない…との事、遠慮なくいただきました。(何でこの数の苗があるのか?ナゾを解かずに…聞かず、いただきました)
 早速農園に行くと、園長がいたので苗木の植付を頼みました。農園のキュウリは引退寸前で、昨日その根元に「インゲン」を播種したそうです。秋植えのキュウリは、収穫時間が短いのですが、今年は夏が終わりそうに無いので、成長して収穫出来るのが楽しみです。

ご慈悲を…

2010-09-01 18:32:12 | 日誌
 今日9月1日は、「防災の日」です。防災訓練などが行われたことでしょう?けやき農園の周辺では、災害がおきています…「干ばつ」です。

      

 水源地では雨が降り、『水不足』などの心配は無く、困っているのは、「農家」か「傘屋」ぐらいのモノでしょう?ニュースにもなりませんが、この照りは、尋常では有りません。お盆以降、夕立もなく、畑は乾き…砂漠の様です。(降雨が無いのが関東地方の沿岸部で、農業関係者が少ないので、問題には成りません…後になって野菜などが高騰するとマスコミが騒ぎ出すでしょう。農業が、自然相手のモノで、天候には勝てない事実を少しは認識して欲しいものです)

      

 けやき農園でも連日並木園長が、7時過ぎまで散水しています。(日中の高温時では、その効果が少ないので4時過ぎからの作業です。)ホースで手潅水では無く、「散水チューブ」です。このチューブには、細かい孔が開いていて、霧状の散水が出来ます。ゆくり、シットリ、確実に地面を湿らせます。近隣の農家さんも今が「キャベツ」の植え付けのピークですが、このチューブをフル活用で作業しています。

 干ばつの災害に、近代技術で立ち向かっているのですが、やはり「苦しい時の神頼み…」の話が持ち上がります。「雨乞い」です。先日の私の「大山詣」は不発に終わったのですが、今回は、地元の「専称寺」の観音堂で4日7:00より行われます。このお寺、天正年間(1573~1591)の開山で観音堂には、鎌倉時代の名工「運慶作」と伝えられる「如意輪観世音菩薩坐像」が奉安されています。古くから「雨請い祈願」がおこなわれている古刹です。
 観音様のご慈悲で、「恵みの雨」が降りますように…。

残念?

2010-08-31 12:33:09 | 日誌
 8月31日と云えば、私達の世代は「夏休み最後の日」です。今は学校によって違うようです?長女の県立高校は30日、次女の横浜市立小学校は27日より学校が始まりました…。
     

 夏休みの宿題は今日31日からが勝負の私でした。その大半は9月になってから始めました。この31日が特別な意味を持った日だったのですが、今はそれがアリマセン!子供の頃の話を親がする時に「8月31日」の切羽詰った切ない状況を説明するのに、「8月26日」ではピントこないし、臨場感が湧きません…。日本の一つの文化・風習?が変ってしまった様で「残念」です。

     

 山崎将志 「残念な人の思考法」 日本経済新聞出版社 がこの夏の「課題図書」でした。立ち寄った書店で「大人の課題図書」のオビに、心鷲掴み…「残念な人」のフレーズに気が付くと購入していました。が、「課題図書」である…未だに全部読めていない…「残念な人」です。
 ネットで残念な人の診断も出来ます…ちなみに私は「43.75%残念な人」でした。

 
 「残念」で無い事がお昼前にありました…今日まで夏休みの近所の「羽沢幼稚園」でミツバチがサクラの樹の枝に固まっている…と電話をいただき、早速「捕獲」に行きました。

      

 分封群?で地上から1.5mほどの枝なので、難なく収容に成功しました。ギャラリーが若く綺麗な先生達で、少し緊張したのですが、素直に巣箱に入ってくれました。ここ2回「逃亡群」の収容だったので、群の大きさが半分以下で小さく感じました。8月は蜂月…分封群捕獲という良いカタチで〆。9月も暑そうなので、まだまだアルかも知れません…。

 この分封群は、1群が分封後滅亡して落ち込んでいる蜂友の「正之さん」と暮らしてもらう事にしました。

アニキ

2010-08-30 12:50:38 | 日誌
 猛残暑の中咲き誇る「百日草」だが、オオタバコガなどの害虫の食害があります。綺麗な状態を保つためには、定期的な予防薬の散布が必要な訳です…。少し喩が違うかも知れないが、「綺麗なお姉さんも日頃のメンテナンスがあって美しいのでしょう。」     

     

 問題は、この百日草の隣にあるチーム花子…日本みつばちの巣箱です。巣箱に薬品がかからない事はモチロンのこと、みつばちに優しい農薬で無くてはならない。嫌気がさして「逃去」されては、楽しみが減ってしまいます。
 土曜日にJAのメルカートに「優しい農薬」を買いに行ってきました。BT剤の一つをチョイスしました。BT剤は、害虫がこの薬を接食することにより、体調不良になり防除出来るもので、現在30種程度登録があります。その成分は天然由来のモノで、これを散布した野菜も「無農薬」の表示が出来る「人に優しい薬」です。

     

 農薬の棚を物色していると印象に残る名前の乳剤を発見しました。「アニキ」です。「つよい、やさしい。 害虫防除の強力な味方、アニキ登場!」このコピーに惚れてサンプル用に100mlのモノを衝動買いしてしまいました。
 新しい農薬で、チョウ目、アザミウマ目、カメムシ目、ハエ目、ダニ目などに高い殺虫力を発揮する一方で、ハチ類の訪花活動にほとんど影響が無い…「ハチに優しい薬」です。ナスやトマト、キャベツなどに登録があるのですが、花卉類、観賞樹には登録がないので、「百日草」には散布出来ません。(説明書を良く読まずに手を出すと、本当の衝動買いになります…反省!)
 柑橘類には登録があるので、その効果を試してみる予定です。