クーパーを語る

▼うずらまんのMINIライフとその周辺をご紹介するブログです。

「クーパーを語る」というタイトルは…

2015-10-31 10:40:06 | COOPER


▼このblogのタイトルは「クーパーを語る」。文字通りMINI COOPERのことを綴るのでこういうタイトルを付けたわけですが、これには元ネタがあります。デイヴィッド・リンチとマーク・フロストによるアメリカのテレビドラマ『ツインピークス』を覚えていますか。僕はこのドラマが大好きで、今でもBlu-rayで時々見返しています。カナダ国境に近いアメリカ北西部の牧歌的と思われた田舎町で起きる殺人事件を発端に、複雑な人間関係、ミステリーとオカルトとSFと…いく通りもの楽しみ方ができる不思議なドラマでした。
 日本では『ツインピークス』は、1991年に公開され、ブームになりました。日本オリジナルの缶コーヒー ジョージアとのコラボCMもありましたね。あのCMもちゃんとリンチがメガホンを取っていたんですョ。

 さて、このドラマに登場するFBI捜査官であり主人公の名前がデイル・クーパー。このクーパー捜査官は優秀なんですがちょっぴり変人で、日記というか行動記録をマイクロカセットテレコに常に吹き込んでいるんです。それを面白がって「もしドラマの始まる前の彼がテープ日記を吹き込んでいたら?」という企画で本として出版されました。その本のタイトルが『クーパーは語る/THE AUTOBIOGRAPHY OF FBI SPECIAL AGENT DAIL COOPER』。このblogのタイトルは邦題、英語題ともにこれをもじっています。

 元はクーパー捜査官が語るから『クーパー“は”語る』。このblogはMINI COOPERのことを語るから『クーパー“を”語る』というわけです。タイトルのイラストはそのクーパー捜査官。マイクロテレコを片手にしているポーズが有名ですが、その手にはMINI COOPERが握られているという趣向です。

 ちなみにblogの英語題の「THE AUTOMOBILEGRAPHY OF ROVER SPECIAL SPORTS PACK LTD MINI COOPER」と書いている書体はDTPに詳しい人ならもう気付いたでしょう。そうです、スタンダードな英文書体の「COOPER」という名前のフォントです(笑)
 



MINI COOPERが我が家にやって来た!

2015-10-30 21:45:38 | 今日のMINI

 
▼いろいろ考えたあげく、クルマを乗り換えることにしました。縁があって、ROVER MINI COOPER Sports Pack LTD(1998年式) に決めました。このblogでは、MINIと生活を楽しむということをお話しするものにしたいと思います。まあ、僕がカメラや写真のこと、香港や香港映画のことを書く場合と姿勢は全く同じなんですが(笑) とにかく気軽にお読みいただければと思います。勝手な解釈で間違ったことを書くことは多々あると思いますし、前に書いていたことと正反対の事を書くなんてもとも頻繁に出てくると思いますが、気まぐれな性格は一生直りませんので大目に見てください(笑)

 さて、今日の午後3時前にMINIが納車されました。僕のMINIは東京からやってきました。このことはまた後日詳細に書きますね。MINIはトラックのような1台載せのやつでやってきましたが、それでもうちのマンションの前の道は入ってくるとやっかいなので、[ひらパー](大阪 枚方市にある京阪電車が運営する遊園地)の近くの広い道で待っててもらいそこで受け取りました。

 まだこのときは任意保険の切り替え手続きが済んでないので、とにかく家までは注意して乗って帰りました。さて、マンションの駐車場。切り返してバックして所定の位置に停めないと行けないのですが、バックにギアが入らない。これは焦りました。どうやってもバックに入らない。最悪、押して所定の自分の駐車枠へ入れようかとも思ったぐらい。でも何かの拍子に入ったのでとりあえず駐車。さあ、早くうちの中へ。ネットで任意保険の切り替え手続きを完了し、やっと乗れるぞ。しかし、今日は出かけないといけない用事ができてしまったのです。昨夜、僕が寝入って1時間ほどしたころ従兄から電話が入りました。伯母が亡くなったと。そうです、僕のMINI、仮称「新ケロケロ号」は、伯母のお通夜でデビューということになりました。

 しかし、その前にガソリンを入れてこないと。我が家の近くにはスタンドがないのでいつも少し離れたところまで入れに行ってます。お通夜に出かける前にそこに先に行っておかないと不安ですから、ヒヨコ(ヨメ)とカラザ(娘・下の方)にはお通夜に行く用意をしておくように言い置いて、僕はガソリンを入れに行きました。MINIはガソリンを一杯入れすぎると給油口から漏れるということなので、セルフだったので自分で注意して給油。MINIはハイオクですね。間違えないように。そうそう、エプロンは買ってあったので給油口にセットしました。

 ガソリンを入れ終わってまた自宅へ。マンションの駐車場へ入れます。またギアがバックに入らない。何度やってもダメ。困ったな、と思ってシフトレバーを引っ張ったんです上に。その状態で「R」に持って行くとスッと入りました。あ、どっかの本に書いてあったヮ(笑) これか、引くというのは。手前に一所懸命引いてたョ。これでバックに入れるのはマスターしました(笑)

 ヒヨコとカラザを乗せて出発。乗る前にさんざん、「MINIは狭いよ。乗り心地も固いよ」と吹き込んでおきました。でもやっぱり乗ったらみんな笑けてしまいますね。我が家の近くの道は舗装してるにも関わらずこんなにでこぼこしてたのかというのを体感できました(笑) どうしても笑っちゃうのでMINIのことを「家族が笑顔になれるクルマ」「自然と笑みのこぼれるクルマ」と呼ぶことにしましょう。まあいろんな意味でね(笑)

 さあホームにいる母を迎えに行って、葬儀会館へ。ドアの開け閉めからシートベルト装着まで、タクシーの運転手さんなみに介助します。これは母が老いて頼りなくなっているというよりも、MINIだからです。でもそうだ、これは母にもっと優しくせよと亡くなった伯母が言っているのだと思うことにしました。そのために伯母がこのクルマを僕が買うように後押ししていたのかもしれませんね、見えない力で(笑)

 通夜が終わり、食事が出て食べて帰って来ました。母を途中、ホームに送り届けました。帰宅してからヒヨコがまだお腹すいてるというので、マクドナルドへ出かけることに。僕はMINIを運転できるので楽しいから機嫌が良いのです。

 というわけで、今日はワイパーとウインカーの間違いは4回でした(笑) MINIは右ハンドルだけど外車なんで、ワイパーとウインカーの操作レバーが日本車と逆なんです。
 MINIのデビューとしてはいきなり過酷な感じになりましたが、まぁ、生活の足としても使うのだから、これでいいのですね。明日はお葬式。そうそう「お葬式とMINI」についても後日書きますね。これはネタとして。