長い時の流れ

空を仰ぎ　無言で佇む　時の証

肩を彩る　豊かな緑

過ぎたる時の　長さかな

*　*　*

先日、筑波山神社に古いお札を納めて参りました。





境内に向かう途中、

「サァーサァーお立会い（たちあい）、
御用（ごよう）とお急ぎで無い方はゆっくりと聞いておいで、見ておいで・・・」

で、お馴染み「ガマの油売り」の口上が行われていました。
いつもは素通りしてしまうのですが、
新年でもあるので今回は少しだけ見学してきました。

こういうものは、
しっかり残して欲しい日本伝統芸能の一つですね。





歩きながら、ふと目にとまった灯篭。
土もないのに、石の上に生えた苔が目立ちます。
改めて刻まれた時間の重みを感じました。





お参りの前に、手を洗い口をすすぎます。





日本を離れている娘の無事を祈願してお祓いをしてもらいました。

本殿の中には大きな太鼓が・・・
許可をいただいて、カシャッ！。

そう言えば、
太鼓の音ってお腹の底にど～んと響きますね。

そうすると、
身体の中のモヤモヤしたものが音と共に消えていきます。

和太鼓、いいですね～。





お祓いを済ませたところで、
外廊下に出るといつもと違う角度からの風景。

しめ縄の大きさが目立ちます。





駐車場に向かって歩きながらふと思ったこと。

もしかしたら近くの梅林は花が咲いているかもと、
行ってみることにしたのです。





行ってみると、思った通り。
筑波山梅林には何本かの紅梅が咲いておりました。

チラッと見えている茅葺屋根は「展望あづまや」です。

歩いて行ってみましょう。





あづまやからの眺めです。
霞ケ浦まで18.5kmと書かれていました。





眼下には、梅林と遠くに学園都市なども一望できるのです。





斜面に植えられた梅は、満開になっておりました。





こちらを見て、こんにちはって言われたようでした。





横顔がきれい・・・。





まるでピンクの花吹雪でも降ってきたようで、
ちょっとうっとり。

だけど白梅がほとんど咲いてないみたいです。
ちょっと場所移動してみました。

すると・・・





咲いていましたよぉ。
少しでしたけど・・・





ね、白い雪がチラホラ・・・
そんな感じがします。





清楚な白梅の花。
ようやくお花の季節がやってきますね。

寒さはまだまだ厳しいようですが、
お身体ご自愛くださいね。

―　Today's sky　―

2016.1.24 午後　＠かすみがうら市

「　強い風　空は澄んで青い空　」

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