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🤳《不易流行》🤳あしたの詩を唄おうよ…🎵

 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】原点回帰[87]【明日への握手】 

2022-10-21 | 小さな旅
 この作品は、1962年四月号から翌年三月号まで一年間、雑誌「美しい十代」に連載されたもので、
連載完結後、学研新書として刊行された最初の長編です。
富島健夫氏は、著者の言葉としてカバーの袖に「十代を主人公とするロマンには、実は完結はあり得な
いのである。終章は、明日への序曲になる。人生の幾山河を、これからこの主人公たちは越えてゆかね
ばならないのだ。外部からの圧迫してくる障害もあるだろうし、ふたりの内部に発生する矛盾もあるだろう
。それに向かってふたりがどのような気がまえで進むかその姿勢だけを、ここでは示した。」
 刊行後間もなく、この作品は、「高校三年生」というタイトルで大映で映画化された。主演は倉石 功、
姿美千子、高田美和そして、舟木一夫…小説よりも歌の方がはるかに有名である。

衝撃のキッス! 青春歌謡映画「高校三年生」


 因みに、舟木一夫は、1963年6月5日デビューである。詰襟で唄った「高校三年生」は、一年かけて
100万枚のヒット曲となった。この事は、私にとって記憶の背景となり、【青春の憧憬】となったのである。
 ましてや、富島健夫氏が青春時代を過ごし青春文学の原点となった場所が、私の故郷であった事を
踏まえて、舟木一夫と並び富島健夫《青春文学》を愛するファンとして・・・・・・・
・・・・・・・・・・・これからも【純粋な気持ちを忘れずに生きて行きたい】と思っています。・・・・・・・・・・

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 【明日への握手】最終回 《10》・・・・・《富島健夫青春文庫》3 ㈱学習研究社1966年9月20日発行


 
 次回は、 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】[88]【恋と少年】を紹介します。


  

コメント (3)
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