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故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】原点回帰[27]【故郷の蝶】⑤最終章

2022-03-01 | こころの旅
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 【故郷の蝶】⑤最終章 P-257~P-306【富島健夫 自選青春文庫】の必読紹介




 ・・・・・【故郷の蝶】は割とテンポよく読めています。ここでは、5回に亘ってストレートに全ページを紹介しました。
 ※昭和三十二年に河出書房の経営破綻により失業した富島健夫氏は・・・これからどの道を行けば良いか
 故郷を訪ねることで・・・自分の家族の原点(何故、父親が朝鮮へ行かねばならなかったか?)を探す旅を・・・・・
したのではないかと・・・そして、自分の進むべき作家として生きることを結論付けたのではなかろうかと・・・・・
・・・・・私は、考えます。・・・【雪の記憶】とは違った意味で故郷を追憶させるのです。



 次回は、 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】[28]【七つの部屋】①
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 【七つの部屋】は、富島氏が昭和三十四年に河出書房新社から書下ろし長編として刊行した作品で
推理小説ではなく、それを意図とせず風俗小説としての執筆であった。しかし、【七つの部屋】は推理
小説的な要素は多分に含んでいる様で、富島氏の推理小説に取組む意欲を燃やした作品で、所謂、
冨島氏の推理小説執筆への契機となった。これに続いて五冊の推理長編を発表している。
 その作品は、【雪の中の信子】・【若葉の炎】・【二人が消えた夜】・【容疑者たち】・【夜の青葉】である。
 月曜日の章を紹介します。・・・・・1982年《徳間文庫 刊行版》


コメント (2)
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