【貸し植木・ガーデニングの仕事について なぜ・なぜ・なぜと考える岐阜の男】

いよいよラストスパート。今年一年の目標をチェックし、来年の計画を立てる時期ですね。今年一年も元気に過ごせたことに感謝☆

仕事納めの掃除は、高圧洗浄が便利

2009年03月31日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

こんにちは、片桐健二です。

 

先日、各務原市で庭のリフォーム工事(http://www.k-engei.com/blog/02/mahalo.html

が済んだ後、

材料置き場や、残土置き場につかっていた場所に細かい土が残っていました。

竹ホウキで掃いたりした後も、かなり汚れが目立ちます。

試しに通常の水道のホースで流してみましたが、細かい土が重たく、なかなか流れるまではいきません。

 

いつもなら、二人がかりで水を流しながらホウキで掃くのですが、

今回はあのテレビショッピングで有名になった高圧洗浄機を初めて使ってみました。

 

 

 

あくまで家庭用の機械なのですが、その中でも一番性能の高い物を選びました。

水圧のパワーはさすがで、どんどん土を流していきます。

その割りに、水の量はあまり使わないので、

通常のホースで流すよりも水道の量はかなり減っています。

効率良く汚れを流していくイメージで、これはかなり使えます。

  

そんな感じで流していると、レンガの一部にも水がかかりました。

これは・・・!

 

 

 

試しにゆっくり水圧を当ててみると、目地の汚れが綺麗に落ちます!

 

  

 

土の汚れを流し、レンガ部分も掃除をするとこんなに綺麗になりました。

今回は仕事と関係ない部分でしたので、思いっきりサービスになってますが、

回りが綺麗になれば、お庭やお店も見栄えが良くなるから・・・そういう意味ではこれから仕事の中にメニューとして入れるのも有りかと。

 

お客さんが掃除した後を見に来て、「前より綺麗になったね~」と喜んでいただけました。

ありがとうございました。

 

* よろしければ、BEFOR~AFTERの写真など全ての画像は、

http://www.k-engei.com/blog/02/post-111.html

の記事をご覧ください。

 


祝 リゾートダイニング 「MAHALO」オープン

2009年03月30日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

こんにちは、片桐健二です。

 

3月29日(日曜日)オープンに合わせて、お庭のリフォームも無事完成しました。

今回もいろいろな方にご協力いただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

道路沿いに見えるのは、シンボルツリーの「ココスヤシ」

建物の概観がシンプルだからこそ、この木の印象がとても強く感じます。

ここはオーナーも一番拘りをもった部分でした。

 

 

看板下にあるのは、「ソテツ」。

しかし、只のソテツではありません。

オーナー夫妻の両親が種から育てたソテツをここに移植しました。

種から育てたせいか、普通のソテツに比べて葉がとても長く伸びて茂っています。

品種が通常の物と少し違うのかもしれませんね。

葉が風に揺れる姿も、とてもいい感じです。

 

 

 

入り口前面の風景も以前とすっかり変わりました。

以前の風景

→ http://www.k-engei.com/blog/02/in-mahalo.html

 

今度のお店は、昼のランチと、夜の食事とドリンクがメイン。

夜は12時までの営業となるようです。

一人で来る時は、カウンターで。

友達と来る時には席の方でゆったりと。

ココナッツミルクの入ったハワイアン料理と、新鮮なフルーツがたくさん入ったカクテルがお薦めのお店です。

オープン時は少ないスタッフで運営するので、しばらくは広告なども入れないようです。

新しい物好きな人は是非お立ち寄りください。

(1ヶ月ほどは定休日が無く、その後様子をみて決めていくそうです)

 

リゾートダイニング MAHALO(マハロ) オープンおめでとうございました☆

 

 


ココスヤシが・・・21号線沿いに登場

2009年03月27日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

こんにちは、片桐健二です。

 

各務原市の庭作りもそろそろ佳境に。

21号線沿いにある、MAHALO(マハロ)さんのシンボルツリーにこんな立派な木が立ちました。

 

 

 

■ココスヤシ

日本の冬でも外で越冬できる貴重なヤシです。

それにしても・・・大きい!

 

 

 

立てるとこんな感じに。

幹の高さが2mで頼んだはずですが、確実に2m以上はありそう!

はるばる九州から運ばれてきたかいもあり、かなり目立ちますね。

これはいいシンボルツリーになりそうです。

 

 

 

ライトで照らしながら、枕木で囲いを作成中です。

地面にメジャーが置かれているのは、枕木を当てて寸法のチェックをするためです。

こういう所を何度も測って施工すると、仕上がりがとても綺麗になります。

全体のバランスも見ながら、細かい部分にも手を抜かないことで、

完成度の高い庭ができあがります。

 

木を植えるときは、写真のように鉢を地面から上げ気味に植え込みます。

これは根から空気を吸いやすくする為。

そのままでは倒れやすくなるので、支柱を打ちます。

万が一、強風で傾いてしまうと、そのまま根が伸びてしまい後から修正するのはとても手間のかかる作業になります。

最初にきちんと手当てをしておくと、後が楽になりまね。

(・・・もちろん、枕木を立てた後で土を入れます。盛り土のイメージです)


各務原市で南国風の庭づくり in MAHALO

2009年03月25日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

こんにちは、片桐健二です。

 

ここ最近ガーデニングの仕事が続いてきました。

この時期になると毎年のように筋肉痛になっている・・・気がします。

仕事をやりだすと夢中になってしまい、気がつくと手遅れに(苦笑)

風呂に入りながらマッサージを続け、ようやく体も楽になってきました。

 

さて、各務原市で喫茶店の改装があり、お庭もリフォームする事に。

改装前はどちらかといえば和風。

21号線沿いにあり交通の便もよい所です。

 

 

 

お店と駐車場の間には、車の乗り上げ防止の為のコンクリートがありました。

のり面には芝生で、様々な落葉樹の植え込み。

しかし、今度は南国のリゾートダイニングがテーマ。

ガラッとイメージチェンジです。

どんな庭になるのか・・・自分でも楽しみです。

 

 

 

外周りの改装も終わり、いよいよ庭のリフォームへ。

手前に寝かせてあるのは、九州から直送された”ココスヤシ”。

全長は5m近くありそうです。

これは大きい!!

 

 

コンクリートはメッシュを使い、隠すのではなく活かすように考えてみました。

正直いうと、ぶっつけ本番!

上手く出来上がるかな?

 

細かい部分の仕上げに時間がかかり、作業は深夜まで続きました。

お店の中でも内装作りやメニュー作りで毎晩遅くまで作業に取り組んでいます。

決して広くはない庭・・・ですが、お店のイメージ作りの大事な一部。

オーナーも気になるようで、最後は一緒に作業を手伝っていただきました。

3月29日オープンに向けて、もうひと頑張りです。

 

 

 

 


各務原西高同窓会・・・打ち合わせ

2009年03月24日 | その他の日記

こんにちは、片桐です。

 

 

今年は3年に一度の各務原西高校の同窓会が8月に行われます。

卒業式の前に行われる「各務原西高 同窓会入会式」が今年もあり、

その後、役員と校長先生とで世間話をしながら打ち合わせ。

 

 

 

高校一年生の時、物理を教えてもらっていた篠田先生が、校長先生・・・そして、今年で校長先生も変わられます。

20年近く前の話とはいえ、時の流れを感じますね。

なんだかんだいっても、昔いろいろ教えてもらっていた先生にお会いするのは懐かしく嬉しいものです。

今年の8月に、同窓会が行われる予定ですが、できるだけ先生にもお声かけをしよう、と計画中。

先生は自分のことを覚えていてくれるだろうか?

元気にされているだろうか?

とても楽しみです。

 

 

有名な桜並木も、そういえばこんなに大きくなっていました。

20年も経てばそりゃ成長しますよね。

いろいろな事があるけれど、何かを続ける事って大事・・・そんな事をふと思いました。

緑の仕事ももう17~18年近く続けてきて、まだまだやりたい事がたくさんあります。

これからも一所賢明に続けていきます。


梅畑の剪定・・・思い切った切り戻し

2009年03月14日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

こんにちは、片桐健二です。

 

この間梅の木の剪定を・・・とご依頼いただき、下見に行くとそこは梅畑。

2カ所のうち片方は剪定をしていないそうで、枝が上の方に伸びて収穫できなくなっていました。

こういう場合は、思い切って低い位置まで戻して樹形を作り直します。

下から出直した枝を残す事で、ハシゴがなくても実を収穫できるようになります。

 

 

外から見ると花が満開できれいなんですよね。

中に入ると、枝がぶつかり合って、枝がすっかり縦長に伸びていました。

花の苗のトレーでも同じ事がよくおきます。

できるだけ光があたるような大きさまで樹形を戻します。

 

 

 

端っこにある枝は光を受けやすく、割と低い位置に枝が残っています。

 

 

 

立ち枝を切り、放射状に広がるように枝を残しました。

これは枝を上手く残せた方。

 

 

周りを木に囲まれていると、光を求めて上に上にと枝を伸ばします。

すっかり伸びてしまうと、なかなか枝を残しにくい。

ある程度枝を残せる部分まで切って、新たな枝がでるのを待ちます。

 

梅の枝ってそういえば硬いんですよね。

手持ちの電動のチェンソーだと刃が荒いのかパンパン弾いてなかなか切れません。

かといって、下の方でエンジンチェンソーで切ってしまうと、

先の枝が重なり合って引っ張っても落ちてこない!

両方のチェンソーを上手く使い分ける事で、手早く剪定することができます。

早く剪定することのメリットは、費用を安くできること。

 

 

剪定と一口にいっても、本来は作業方法を含め何通りもの選択肢があります。

お客様にどれだけ多くの選択肢を提案できるか?

どれだけ魅力のある成果を提案できるか?

 

そして若いうちにどれだけたくさんの仕事を経験できたか?がやはり大切だな、と思います。

今回も筋肉痛と共にいろいろな気づきがありました。

ありがとうございました。

 

*剪定後の様子などこちらで写真がご覧いただけます。

http://www.k-engei.com/blog/02/post-109.html

 


一宮市といえば・・・? スッポンラーメン

2009年03月14日 | 異業種交流会、青年部の活動

こんにちは、片桐です。

 

今年の中小企業同友会の青年部活動も無事に終わり、グループ会の打ち上げが一宮の「笑顔専門店 炙り一丁」で開催。

このお店の経営は同じく一宮市にある「ジャパン興業」さんで、

グループ店の一つは、全国739店舗の居酒屋の中で日本一輝いたこともある有名店。

つい先日、社長の講演会を同友会青年部で聞いた経緯もあり、さっそくお店にお邪魔してきました。

http://www.draemon.net/index.html

 

赤塚元気社長は、まだ30代前半という若さ。

講演後の懇親会で乾杯の挨拶をされましたが、実に堂々とした、元気溢れるスピーチには大変感動したものです。

http://www.draemon.net/company/index.html

近くで講演会の機会があれば、是非参加されるといいですよ!

 

 

 

場所は一宮の駅前にあり、とてもわかりやすい。

そして店に入ると、とにかく元気のある、”いい声”の挨拶に圧倒されます。

なんだか分らないけど、いい人だな~と思える、いい笑顔といい声なんです。

 

店内の雰囲気もどこか暖かく、親しみを感じます。

おいしい食事と共に会話も弾み、午後7時30分スタートで・・・気が付けば11時近く。

グループメンバーもなんと全員参加!

今年は研修会を2回担当し、講師選定から、打ち合わせ、例会設営の準備、リハーサルなど、

実に真面目に活動をした一年でした。

それだけ思い出深い年だったともいえます。

グループ長の武藤さんをはじめ、グループメンバーの皆さん、一年間ありがとうございました。又お疲れ様でした。

 

さて、打ち上げの終了後、一宮に来たらここへ行かなきゃ!というわけで、

同じく駅前にある「スッポンラーメン」を食べに行くことに。

 少しレトロチックな看板・・・しかし、この時間、店内はなんと満員!

 

 

 

ランチェスター的に考えると、

商品を「スッポン」に絞り込んだ、圧倒的なラインナップのメニュー構成。

とにかく、スッポンが入っていないメニューがほとんど無い!

「男は男らしく、女性はより美しく」

キャッチコピーもいいですね。

 

 

 

親父さんが目の前でスッポンを調理してくれます。

ラーメンはスパイスの効いた濃いめの味付け。

特にスッポンを意識しずにおいしくいただけます。

 

親父さんがお奨めの、スッポン唐揚げもいただきました。

こちらもスパイスがピリリと効いて、独特のコクがあります。

どちらかといえば、鳥のササミの唐揚げに近い食感かな?

2,3人で行って、唐揚げを分けてラーメンと一緒に食べるのがお奨め。

電車の急行で10分、車で走れば20分。

これから一宮市に行く機会が増えそう・・・です。(笑)


豊明トレードフェア開催・・・珍しい観葉植物がいっぱい!

2009年03月10日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

こんにちは、片桐です。

 

3月となりいよいよ春らしくなってきますね。

休みの日などいかがお過ごしでしょうか。

私たちはこの時期、展示会がまだまだ続いています。

先日の土曜日は、日本一の市場、豊明でトレードフェアに参加してまいりました。

 

 

 

■斑入りモンステラ

 

面白い植物・珍しい植物を見るとてもよいチャンスです。

それぞれの生産者が今年市場に出そうとしている商品は何なのか?

貴重な情報を仕入れる場所。

生産者の方ともその植物の特徴や、手入れ方法など直接聞いてきました。

 

一部に圧倒的な人気を誇るモンステラ。

その斑入り種も数は少ないのですが、出展されていました。

きれいな葉色をみていると、ついつい欲しくなってしまいます。

 

 

■アンスリウム

 

僕が一番気に入ったのは、このアンスリウム。

紫色の小さめの花をつける可愛らしい植物です。

通常の花に比べて長持ちする花は、グリーンインテリアとしてもお奨め。

もちろん金額もそれなりにしますが、ここの生産者も土にこだわる本格派。

苗も大事だけれど、それを生かす土にお金をきちんとかけないと、本当に長く楽しむ花・グリーンに育たない。

その考え方に激しく同感!

  

ちょっと気になると、どこのブースでもすぐに話し込んでしまうクセがあります。

品種によって性質の違いがあったり、育てる時の注意点も様々。

そんな時はあれもこれも、と聞かずに、

質問事項を絞って聞くことで、相手もテンポ良く手短に答えてくれます。

いろいろと質問に答えていただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

生産者、流通業、グリーンレンタル業・・・仕事は様々ですが、

インターネットを通じて知り合った仲間と初顔合わせ。

 「観葉植物ネットワーク」のメンバーです。

園芸業界を盛り上げていきたいと願う業者の方は、是非ご一報ください。

まずは互いの情報交換から・・・こうやって実際に会う事でいろいろなアイデアも浮かんできます。

 

僕が昔、東京の新宿で衝動買いした「ポトス・エンジョイ」

この新しいポトスを生産している浅岡園芸さんともご挨拶。

http://www.asaoka-engei.com/03_pothos.html

 

「ポトス・エンジョイ」「ポトス・ステータス」等の新しい品種や、見せ方の工夫はもちろん、

気合いの入ったブース作りにも感動!

「観葉一筋」というグループを作り、それぞれ特徴のある商品作りに取り組んでいます。

こういったこだわりのある植物を生産する人がいて、

それをこだわりを持って届ける人がいて、

私たちがこだわりをもって、適切な環境で、適切なメンテナンスを行う。

 

それぞれの持ち場で、それぞれの特徴を活かし、一所懸命に取り組む。

 

必要とされる人に、

活き活きとしたグリーンのある暮らしをお届けしたい。

 はなはだ微力ではありますが、

精一杯取り組んでまいります。

どうぞ、これからもご支援よろしくお願いいたします。

 

 

珍しい植物の画像おまけ

■ユッカ ディスメニアナ・・・薄い赤色の葉をしたユッカ?

■ユッカ ロス・ラータ・・・細長い松のような葉をしたユッカ?

■アンスリウム”ジャングル ブッシュ”・・・ジャングルに生えてそうな巨大な葉を持つアンスリウム!

あまり見た事のない植物たちです。

全ての画像が入った記事は、よろしければこちらの方でご覧ください。

 http://www.k-engei.com/blog/03/post-107.html

 

 見ているだけで欲しくなってしまいます・・・自制心が試されている?(笑)

それでは。

 

 

 


意外と光の少ない窓際・・・光量のチェック方法

2009年03月09日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中
こんにちは、片桐健二です。

以前、ブログで窓の大きさによって光の入る量の違いについて書きました。

http://www.k-engei.com/blog/03/post-99.html

 

今日は、簡単にチェックする方法をご紹介します。

 

 

 

 このような場所がとてもわかりやすいので、例として使います。

この場所も、実際に目で見るとこれほど明暗の差はありません。

カメラで写すとこのようにはっきりして、ビックリするぐらいですよね。

意外とこのぐらい光の差があるのに、

人間の脳では勝手に補正を行い、何事もないように見せているだけなのです。

人間の脳って凄い!

 

 

 

さっそくチェックの仕方について。

このように、手の平を水平にします。

光がよく当たっているのが分りますね。

窓際はこのように光がたっぷりと入ってきます。

 

 

 

 

ところが、窓から一歩離れると、

急に光の量は 減ってきます。

さっきと見比べると明らかに違いが分りますね。

 

 

 

今度は、左の方にずれてみます。

ちょうど、光の入る角度の上に来てみると、

さらに光の当たり方が極端に少ない事に気が付きます。

 

くどいようですが、目でパッと見るだけでは、これほど差があるようには見えません。

 だから、部屋の中に置いた時でも、それほど暗い場所には目で見えないと思っていても、

意外と光が当たっていない・・・事がおこります。

 

測定器を使って調べてみると、

太陽の光が入る部分は1万ルクスを超えますが、

部屋の中に入ると、とたんに250~500ルクスまで下がります。

直接太陽の光を当てると、計測器が振り切れてしまいます。

 

観葉植物を扱うようになって、太陽の光の素晴らしさ・・・に改めて感動!

大昔の人たちが、太陽を神としてあがめる習慣があったとしても不思議ではありません。

朝日を見ると・・あぁ、今日もラッキーと思います(笑)

太陽の光の当たり具合をこんな風にチェックすると、置き場所の良し悪しもわかりやすいのではないでしょうか。

どうぞ参考になさってください。

 

 

 


雨でダウン・・・電飾の付け替え作業手伝い

2009年03月08日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

こんにちは、片桐です。

 

ここしばらく雨の日が多かったですね。

そのせいか、知り合いから急に連絡があり、「ちょっと助けて欲しい!」、とのこと。

急遽仕事を中止し、急いで可児市へ車で走りました。

 

 

 

白色の電飾を付けたタイプが、雨のため電圧が下がり、

ブレーカーが上がってしまうとのこと。

急遽、新しい電球を取り付けて、明日の結婚式に間に合わせることになりました。

この日は午前の雨もあがり、昼からはだんだんと晴れてきました。

 

 

 

 

高さ、約5m近くはあるでしょうか。

さすがにライトアップすると、圧巻です。

人が動くと、その部分がシルエットとなって面白いですね~。

 

 

 

何とか午後の8時ごろには作業も終わり、ホット一段落です。

話によると、昼前に全部切れていた電飾が、

昼から取り替え作業をしていると、雨があがるにつれて段々と点灯。

ということは、完全に漏電しているわけでもなさそう。

このように、屋外で使う電飾は、場所によりどうしても原因の分らない事もあるそうです。

 

大手メーカーの製品ですが、結局生産はほとんど海外。

何万級と使用する工事では、こういったトラブルも起こる事を想定して準備することも必要のようです。

 

対策としては、

・つなぎ目は必ず専用ゴムテープで目張りをする

・コードは地上に付けないよう、大雨でも水没することのないようにセットする

・コントローラーなどの機械は意外と対策を忘れがちなので、できるだけ水のかからないような方法にする

などが考えられますね。

夜になるとちょっと冷えてきたので、暖かいコーヒーを飲みながら帰りました。

 

 

 


観葉植物の置き場所・・・窓の近くでも、これだけ違いがあります

2009年03月07日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

こんにちは、片桐です。

 

観葉植物の置き場所について、どこに置いたらいいの?とよく聞かれます。

 

例えば、「窓の近く」をよく観察してみましょう。

人の目には同じように見える場所でも、よ~く観察すると意外と違いがあるのに気が付きます。

それが分ってくると、生育に適した場所、あまり適さない場所の区別がつくようになりますよ。 

 コツが覚えて、植物名人を目指しましょう。

 

 

 

・例えば、大きな窓の近くの場合

 窓2枚分(約180cm)

 

光が多く入る為、条件としてはとても良い場所といえます。

逆にいえば、明るすぎる時もあります。

このようにブラインドなどで適度に遮光すると植物がとても喜ぶ環境になります。

 

 

 

・窓がそれほど大きくない部屋の場合 

窓一枚分(約90cm)

 

 上の写真の部屋の場合、窓は比較的限られています。

電気をつけて撮影しているので、割と明るく見えますが、

窓枠から外れた場所は意外に光が当たっていない事が多いのです。

次の写真を見ると、かなりはっきりしているので、

よく分ると思います。 

 こういう場所では、だんだん植物が光合成ができなくて、

弱っていく・・・可能性があります。

 

 

 

・窓がとても小さな場合 

約50cmほどで、しかも他に光の入る窓がない部屋

 

 この写真のように、窓がかなり小さな場合、

ほとんどの場所が、生育に適する光量が無い、と言わざるをえません。

もちろん、窓の真ん前に置く、という手はあります。

しかし、唯一の窓を植物でふさぐと、

さらに部屋の中が暗くなるため、一般的には窓から外して置くことになります。

その場合、ほとんど太陽の光が当たらない状況になるため、

植物は光合成が弱くなり、だんだん葉を落としたり、色が薄くなったり軟弱になります。

短くて1ヶ月、長くて3ヶ月ほどで、痛む事にもなりかねません。

 

こういった場所は、植物を育てるには適さない部屋といえます。

 

 

人の目には最後の写真もわりと明るく見えます。

きちんとチェックをしないと、なかなか気づかないものです。

又、簡単なチェックの仕方も載せますので、よろしければ参考にしてください。

それでは。

 

 

 


観葉植物の置き場所・・・よくある質問その2 光に当てる方が良いから外に出すべきか?

2009年03月06日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

 こんにちは、片桐です。

 

観葉植物の育て方のコツ(情報)を、日常の仕事を通じて得た経験を元にお伝えしていきたいと思います。

植物を育てる楽しみに目覚め、元気な緑に囲まれる暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

何度も失敗した方も、この記事を読んで、再度チャレンジしてみてください。

 

観葉植物を買われた人からよく聞かれる質問が、

「光に当てた方が良いと言われたから、外に出しておいたら、弱ってしまった」

・・・そうですか~、

・・・いつの話ですか?と聞くと、

「夏と冬」が多い。

 

夏は太陽の光が強すぎて、真昼の直射日光があたると、葉焼けを起こして痛んでしまいます。

又、冬は、気温が低い事が多いので、屋外に出しっぱなしにしておいて、室内に戻し忘れて・・・一日で葉が真っ黒に枯れてしまう事も。

 

何事も極端になる可能性のある場合は、避けるべきです。

どんな具合がいいのでしょうか?

 

前提としては、

「植物は光合成をして、栄養を作るので、太陽の光はとても良い」

のですが、

「強すぎる光は、温度が高くなり痛みやすい」

のです。

 

例えば、観葉植物が好きな熱帯地方のイメージを思い浮かべてください。

蒸し蒸しと湿度が高く、ジャングルの中は湿気に溢れています。

背の高い木が多いしげり、直射日光は当たらないが、日本の森林のような暗さはない。

こんな場所が多くの観葉植物が過しやすい環境のイメージ。

植物園を訪れると、このような環境モデルを再現している場所が多いと思われます。

 

ただ、そんな理想の場所は、なかなか家庭や職場では作る事ができません。

あくまでも、最適な環境のイメージは持ちつつも、

今の場所の中で、良いと思われる所、悪いと思われる所をチェックしていきます。

 

 

 

■パキラ

 

例えば、このパキラが置いてある場所を観察してみましょう。

建物の南側に大きな窓があり、太陽がたっぷり入ります。

そのままだと日焼けを起こしやすいのですが、ブラインドがある為、光が適度に遮断されて入ってきます。

壁は明るい白色で、光を反射し、回り込む効果があります。

このような場所は植物が喜んでくれる場所といえます。

 

一般的に、

・南側の窓ガラス越しは、温度が高くなりやすく注意

・北側・東側の窓ガラス越しは、適度な明るさで安心

・西側の窓ガラス越しは、夏の気温の高い夕方に痛みやすく注意

といえます。

 

この環境に加え、

・部屋を閉め切っているか?

・通風がよく、高温にはならない場所か?

・エアコンが良く効いていて、気温は一定を保っている?

・ブラインドや、レースがあり、適度な遮断効果があるか?

等も影響を与える要素になります。

 

植物が好む場所・・・快適ゾーンイメージモデルを想像できれば、それに近い環境づくりができます。

又、それは、割と人間も居心地が良いな~と感じる場所でもあります。

植物を育てるのが上手になってくると、人に対する気遣いも上手になってくると・・・感じます。

気をつかいすぎて疲れてしまうのではなく、

良い環境作りを心がける事で、活き活きとしたグリーンを楽しむ、

そんな気楽な気持ちで、もう一度眺めてみてください。

 

その場所に応じた適切なメンテナンスを行うことで、

活き活きとした緑に囲まれた暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

 

家庭に、職場に・・・、緑を快適な暮らし作りにお役立てください。

グリーンライフ・コンサルタント  
片桐健二


観葉植物の水やり・・・よくある質問その1 あげすぎると根が腐ってしまわないか?

2009年03月03日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

 こんにちは、片桐です。

 

観葉植物の育て方のコツ(情報)を、日常の仕事を通じて得た経験を元にお伝えしていきたいと思います。

植物を育てる楽しみに目覚め、元気な緑に囲まれる暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

何度も失敗した方も、この記事を読んで、再度チャレンジしてみてください。

 

 

まず、緑を部屋の中に取り入れようと思う時、

観葉植物を買ってくるのが一番早い方法だと思います。

 

しかし、「育てるのが難しいから・・・自分には無理だ」という方がとても多い。

 

このサイトでも、育て方の記事を何度か書いていると、

水やりについて質問も受けます。

 

やはり、一番多い質問が、

「あげすぎると根腐れするのでは?」

ということ。

 

例えば、この記事の写真のように水をあげると、そう心配してくださる方が。

水で鉢の中が一杯に!

 

 

(一度にたくさん水をかける)行為自体には、何も問題はありません!

”根腐れする”、という言葉のイメージから、”水を多くかける行為”が悪いものだと誤解をまねいていますが、その行為自体には全く問題ありません。

 

というよりも、正しい水のかけ方として、”水をあげる時には、このようにたくさんかけてください!”

とお願いしています。

 

 

え~??

たくさん水はかけるのが正しいやり方??

と、混乱される方もいらっしゃると思います。

 

言葉だけで全てを伝えようと思うと、大変長くなる恐れがあるので、簡潔に結論だけ書きます。

 

観葉植物の育て方 プロの上手な水やりのコツとは?

●土がきちんと乾くまで水やりはしない(頻度のコツ)

●水をかける時はたっぷりかける(量のコツ)

●鉢の底から流れ出るのを確認する(量のコツ)

●一度鉢の下から流れ出た後、2,3分してから、もう一度、鉢の中の土全体に染み渡るように、たっぷり水をかける(2度目は量が前より減るはずです)・・・(量のコツ)

●お皿やプランターで水が貯まってしまう場合は、容器の中にある水を捨てる(管理のコツ)

●水をかける頻度は、定期的(週に一度がお奨め)にする(頻度のコツ)

●水の吸い上げ量が大きい植物(アレカヤシ、フェニックスなど)は、腰水方式で、4,5cmほど貯めても良し(量のコツ)

 

そこで、今回のよくある質問について・・・考えてみると、

「水はたっぷりかける方が良いが、

長い間、水が貯まりっぱなしの状態だと根腐れを起こすので避ける」

というのが、答えになります。

 

そして、適正な水の量はいくらになるか?というと、

・水をかける頻度

・季節(春・夏・秋・冬)

・植物の大きさ

・植物の元気さ

・培養土の素材

・植え込んでからの年数

が変動値となり、量が導きだされます。

 

プロは、毎日毎日の経験の量が圧倒的に多いのと、

植物に関する基礎知識、生理的知識、土壌の物理知識、などを組み合わせて、

植物を元気にする最適の水のやり方(量)・・・・の仮説力が圧倒的に高いのです。

 

活き活きとしたグリーンが部屋の中にあると、本当に気持ちがいいものです。

これは造花には絶対真似のできない世界。

生きている植物・・・はどんなに小さくても”生命”なのだな、と感じます。

 

マネキンが何十体と置いてある部屋と、

学生の頃、クラスメートがいる教室を思いだして比べてみると分かると思います。

(人の好き嫌いは別として・・・)

 

暮らしの中に、”生命”があると、ホットする、安心する、やすらぐ、落ち着く・・・など様々な心の変化がおこります。

 

その場所に応じた適切なメンテナンスサービスを行うことで、

活き活きとした緑に囲まれた暮らし作りを応援します。

「あなたのお部屋に森林浴を!」

 

家庭に、職場に・・・、緑を快適な暮らし作りにお役立てください。

グリーンライフ・コンサルタント  
片桐健二


自動給水器の電池の液漏れ

2009年03月02日 | ガーデニング・貸し植木の仕事中

こんにちは、片桐です。

水やり作業を簡単にしてくれる「自動給水器」

最近、お客様の所で、その自動給水器にトラブルがありました。

 

 

 

 

 ここは、途中からメンテナンスを行うようになったお客様で、

前の業者が機械をセットしています。

こういった場所は正直管理が難しい。

 

 

 

水が出なくなっている・・・とのことで、

おそらく電池では?と思い調べた所、案の定、乾電池からトラブルが起きていました。

 

 

 

電池を替えても機械は動きません。

もしや・・・と思うと、ボックスの中も錆びてしまっています。

以前トラブルのあった時も、この位置が錆びていたようです。

同じ位置が錆びているのはたまたまなのか・・・。

 

原因としては、電池が液漏れしたから錆びたのか?

もしくはどこかから水分が入り込み、乾電池を錆びさせたのか?

はっきりした事はわかりません。

 

こういった場合の対策方法としては、

・機械を設置した日を記入しておくこと

・ある期間を決めて、電池を交換すること。

・電池を交換した日にちをどこかに記録しておき、その時の様子もチェックすること。

・チェックシートを機械の近くに保存しておき、いつでも見る事ができるようにしておくこと。

 

電池が切れているのに気が付かないと、完全に水枯れを起こしてしまいます。

機械は本当に便利ですが、

植物の様子も常々チェックするように気を配ることも、管理の上で大切な事ですね。

 

 

 


エベレスト単独無酸素登頂への挑戦・・・栗城さんのお話

2009年03月01日 | その他の日記

2月28日 岐阜市にて栗城(クリキ)さんの講演会が開催。

 

以前、東京で少しお話を聞いたり、テレビで見たり等、

栗城さんが若くして無酸素単独登頂をいくつも成し遂げている事を知っていました。

実際に近くでお会いする良い機会だと思い、急な話でしたが参加することに。

 

 

100~150人ほどの規模かな、と勝手な思い込みとは反対に、

500人が入れるホールがほぼ満員状態。

 

お手伝いをしているのは、ほぼボランティアスタッフでしょうね。

昔、映画の上映会や、環境問題の講演会でよくお手伝いしていた事を思い出します。

スタッフの方は明るく、屈託のない笑顔で迎えてくれます。

こういう雰囲気は嬉しいですね。

 

 

 

 

カメラが古くて、多少画像に汚れがあります・・・すみません。

(名機?:ファインピックスF10)

慎重は162cmとのこと。世界で一番小さな登山者ではないか、

とご自身で仰っる栗城史多(クリキ ノブカズ)さん。

■オフィシャル HP

6000m級の山をいくつも制覇し、エベレスト対策に8000m級のチョ・オユーも単独無酸素で登頂に成功。

どんな強靱な体をしているのか・・・と思うと、実に小柄な普通の男性。

実際にトレーングジムで計測すると、肺活量は人並みで、脚力は一般男性以下の力だと判明した、など・・・信じられないお話。

人並みでどうしてそんな凄い事ができるのか、不思議です。

 

 

 

8000m級の山に、単独無酸素で登頂する・・・と聞くと、

あの人「ラインホルト・メスナー」さんを思い出します。

ガイアシンフォニー、というドキュメンタリー映画に登場し、

無酸素で山に上る時の話が紹介されています。

 

 

 

ラインホルト・メスナーさん

「私は山を征服したいのではありません。登れるということを証明したいのでもない。ただひたすら、私は自分を知りたかったのです。この有限の肉体をもった裸の私が、生命の存在を許さぬ地の地帯で、どこまで命の可能性を広げる事ができるのかを知りたかったのです。だから、大きな組織や科学技術の助けを借りて山に登ることは、私にとって意味がなかったのです」

「スピリット(霊性)、マインド(知性)、ボディー(肉体)の調和こそ、人間本来の姿である」

と書いています。

7500mを超える世界は、デスゾーンといい、眠る事はすなわち死を意味します。

マイナス30度近くにもなる寒さの中、3日間近く眠ることもできず、高山病で頭痛に苦しみながらの登頂。

何の為にそんな苦しい思いをするのか?

僕には正直分かりません。

 

一般の人に限りなく近い栗城さんのお話は、そんな疑問に答えてくれるのではないか、と感じさせました。

 

 

栗城さんはいつもビデオカメラを持っていき、登る途中の様子を撮影しながらの登山。

単独でどうやって??

と思うと、実に単純な話。

三脚で固定したカメラの前を登り、ある程度進んだら引き返してカメラを取りに戻る!

プロの登山家から(山をナメテイル)と怒られそうな事を栗城さんはしています。

ちょっと変わっている・・・と素直に思います。

でも、そういうのは嫌いじゃないです。

 

 

 

お話の中に、自分でも使えそうなヒントはたくさんありました。

執着はダメ・・・すれすれの所でも無理だと判断したら下山をする。命があれば再度挑戦すればいい。

山に登る事が名誉や、お金の為なら無理をしても・・・と思うのだろうけど、栗城さんにそんな執念は無いように思える。

偶然が重なり山に登る事になった栗城さん。

目標を決めて挑戦をするが、状況を判断し、あっさり断念する事もできる。

ナチュラルパワーを感じます。

自分たちの毎日の中で、目標をもって、勇気を出して挑戦し続ければ、栗城さんのように、いつか8000m級の山に登るような事も成し遂げられるかもしれない。

そんな希望を感じる事ができるお話でした。

 

最後に、山に挑戦する前に、必ずお墓参りに行く・・・とのお話。

自分一人で生きているのではない、大きなつながりの中で生きている事を忘れない栗城さん。

そんな栗城さんだから、生と死が隣り合わせの極限状態の中から屈託のない笑顔でスキーをしながら帰ってこられるのだろうか。

これからも応援してます。

頑張ってください・・・が、無理はしないように(笑)

貴重なお話、ありがとうございました。

主催者・スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

*他の写真がのった記事は、こちらにあります。

よろしければご覧ください。

http://www.k-engei.com/blog/07/post-103.html