土日に異業種交流会の旅行があり、参加してきました。
この時期に京都に行くのは、実は初めて。
( おもてなしの美術館<角屋> ) クリックで大きな画像へ
料亭の元となったといわれる場所です。
残っている建物で一番古いものと言われているそうです。
2Fに趣向を凝らした細工の部屋が3つあります。
部屋の壁は蝋燭のススで真っ黒な部屋もありました。
柱には、当時通っていた新撰組の人がつけた刀傷もそのまま残っています。
酔っ払って乱闘騒ぎを起こしたのでしょうか?
あの有名な芹沢鴨が最後の宴を催したのもこの角屋です。
落ち着いた雰囲気の坪庭や、大きすぎて枯れてしまった松のある中庭も綺麗に整えられています。
当時の文化を伝える貴重な建築物です。
( 西本願寺 )
一般の人は立ち入り禁止の区画にも入らせてもらえました。
日本最大の書院造りは写真撮影禁止の場所(国宝に指定されている)、
解説もお寺の人とは思えない楽しい口調が意表をついて又面白い。
能舞台を北と南に配し、下には海を表す砂利敷き。
枯山水も国宝に指定されている庭で、ソテツを使った珍しい庭がありました。
写真は飛雲閣と呼ばれる場所で、当時秀吉が頭の上に部屋を作ってはいけないとの事で、2Fが少しずれた変な立て方が特徴の建築物です。
( 松園荘 )
京都の奥座敷と呼ばれる場所で宿泊。
とんと地理にうとく、どこだかわからない。
ホテルにインターネットが使える部屋は無く、
「近くにネットカフェはありますか?」
と聞くと、「ありません」とのこと。
試しに外にでてみたが、まったく店の気配がない。
コンビ二すらも近くになさそうで、しばらく散策したがあきらめてホテルに戻りました。
ホテルはとても綺麗な内装。
散策するだけでも十分楽しめます。
室内庭園や坪庭もあり、それらも仕事の参考になりました。
玄関をはいった空間も京都らしい豪華さがいいですね~。
この写真は、1Fの宴会場を抜ける通路部分です。
( 天龍寺 )
トロッコ列車にのって、嵐山へ。
有名な竹林の道を抜けで天龍寺につきました。
ここは、
夢窓国師作の
池泉回遊式庭園として大変有名な庭があります。
ようやくメイン会場にたどり着いた~。
紅葉はまだもう少し先。
でも、大勢の観光客で園内は一杯です。
今日はイベントがあったらしく、着物を着た人たちが集まっている場所がありました。
京都で見る着物はなぜか高級感に溢れています。
いや、きっととても良い着物なんでしょう。
普段晴れ着しか見てないせいか、ちょっと目の保養になりました。
こういった場所ひとつひとつが参考になります。
落ち着いた雰囲気はやっぱりいいですね~。
市松模様にタイルと苔を組み合わせた、ちょっとモダンな雰囲気。
こういうのも遊び心があって楽しいです。
( 世界遺産 上賀加茂神社 )
高山にいる神様をお社にお迎えした行事が、
いつしか砂をもった上に松を立てるようになり、
今では松の葉っぱを先にちょこんと挿してあります。
これはもしかしたら、門松の原型なのでしょうか?
松をお社がわりにして、神様をお迎えする。
新年を迎える時に、新しい年の神様を家に呼び込むように祈願したのかもしれません。
( 世界遺産 下鴨神社 )
京都でももっとも古い神社といわれています。
国歌にでてくる、さざれ石がありました。
また、みたらし団子発祥の地?でもあるそうです。
境内には干支それぞれに小さな御社があり、各自お参りをしていました。
ここで年がばれてしまいますね~。
奥のほうには年に何回か湧き出てきた水が流れを作っていて、脇には有名な国宝級芸術の作者が模写した梅の木も立っています。
古すぎて名前が思い出せません。
なんとか光琳だったかな??
土曜日に振った雨もすっかりあがり、
気持ちよい秋晴れの中すごすのはとても気持ちがいいものです。
京都もいいもんだな~、とすっごく思いました。