勘太と夜中の便所(その11)
次の日、お寺の庭では勘太が物ほしのとなりでしょんぼりしています。「あ~あ、またやっちゃった...
勘太と夜中の便所(その12)
そんな勘太の元に、お庭にいる佐次郎とみよがかけよってきました。勘太は、あわてて物ほしのふとんを自分の体でかくそうとします。「わ~い! 勘太、またやったな!」「わわわっ! こ、これ...
約550年ぶりの再開
北野天満宮の名前は聞いたことがあるけど、『北野御霊会』(きたのごりょうえ)という言葉...
勘太と夜中の便所(その13)
「おねしょなんてしたくないもん! で、でも……」 勘太の心の中では、おねしょしては佐次郎たちに見られた時のことを思い起こしています。その度...
勘太と夜中の便所(その14)
お千代の手でおねしょぶとんがほされる度に、勘太は顔を赤らめながら下を向くばかりです。 大きな地図を書いては泣きべそをかく勘太の様子に、お千代はある言葉をかけました。「そんなに泣か...
秋になったと実感
夕方6時半になると外はすっかりと真っ暗になりました。 つい2か月前は夜7時半でもまだ明るさが残っていましたが...
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