こどもの頃は皆ちょっとの雨でも長靴でした。 7月の梅雨時、雨上がりに晴れ、遊んだ時、ブカブカの長靴を履いていました。しかも3人とも靴下を履かなかったので、ブカブカの長靴が余計にブカブカです。
素足に長靴は当時のこどもは当たり前のスタイル。どうせ濡れるからということで素足に長靴で遊ぶこどもがほとんどでした。素足に長靴で走り回る感触は気持ちよかったのを覚えています。
こどもの長靴ってこの頃はなぜかブカブカの印象。晴れていても長靴履いているこどもは多かったです。鉄腕アトムやスーパーマンなどのヒーローになった気分なのでしょうね。
さて、新潟高田に親戚がいて私が小5、兄は中1の終わりの春休み、二人で新潟の高田に特急に乗って行くことになりました。私も兄も真冬でも半ズボン。雪の降る土地なので半ズボンは無理と言われましたが、東京でも大雪でも半ズボンだったので、「平気!平気!」ということで2人とも半ズボンのまま行くことに。しかも長靴ハイソックスに、大きなリュックを背負い、上は暖かいコートで。
現地では、雪国でも半ズボンのこどもは存在。しかも現地の子はみんな雪国でも素足に長靴で遊んでいます。何故かというと、部屋が暖かいのと、晴れると意外にもポカポカして暖かいです。私も現地では素足で、しかも帰りも靴下を脱いで素足のままブカブカの長靴を履いて特急に乗って帰ったことを覚えています。電車の中では長靴を脱ぎ、裸足の足を長靴の上にのせ兄と帰った思い出があります。当時運動靴の場合絶対に素足履きはしないのですが。
最近では素足に長靴の子は少なくなりましたね。素足で長靴の子は、よく長靴を脱いだり履いたりを繰り返し履き心地を楽しんでいましたが、今では長靴さえ履かなくなりましたね。
今は私も長靴を履くこともなくなりましたが、長靴の思い出はこども時代の思い出として強く残っています。