カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

槍穂大縦走~(4後半);吊り尾根から前穂へ

2009-10-08 | 山行記録

2009・8・20~25

 槍穂大縦走 4日目後半 (8月23日)

 

 白出のコル~奥穂山頂は、 「奥穂スペシャル(2)」  を参照してください。割愛

 

 「奥穂~吊り尾根~前穂~吊り尾根~奥穂」が、大縦走中のコースですが、

 シルバーウイークの 記事と重複する部分もありますので、そちらを参照しながら、

              ↑ 「前穂スペシャル」

 本記事(写真中心)をご覧いただけるとありがたいです。

     *この後のジャンダルムへ、早く記事を進めたいので*

 

   奥穂山頂からの展望を満喫したら、 ↓

 

 吊り尾根から前穂山頂を目指す。

  槍穂縦走で ジャンダルムまで抜けるルートを選択するとき

  大抵は、省略されてしまう前穂であるが、きっちりコースに盛り込んだ。

 

 

 ジャンダルムにしばしお別れしながら、奥穂山頂を下る。

 

 ほんの僅かの下りで、南稜ノ頭に着く。

 

 奥穂から南稜ノ頭までは、なだらかなトレイルだ。

 

 前方に目指す前穂を見ながら進む。 右隅のギザギザは、明神岳。

 

 進行方向左手には、常念山脈を眺めながら行く。

 

 南稜ノ頭直下の岩場。 アクセント程度で、難しくはない。

 

 しかし、油断は禁物。意外と滑落事故が多い。

 ここは、雨で岩が濡れると滑りやすい。

 

 ルートを前進するたびに グングン迫ってくる前穂!

 

 アップで見てみよう。

 

 前進するにつれ、少しずつ見え方も変化する。

 下2枚=前穂と連なりの明神岳。

  前穂

  明神岳

 

 上の写真の明神岳をアップに=迫力の頂。 登高意欲がそそられる。

 

 明神岳の右裾には上高地が広がる。

 西穂、焼岳、乗鞍、御嶽の連なりが美しい。 遠く、白山も望める。

 

 ロバの耳、ジャンダルム~天狗ノ頭~間ノ岳~西穂と

 大縦走のメインルートがはっきり見渡せる。

 明日は、あのギザギザの稜線を巻くことなく縦走するのだと思うと胸が高鳴る。

 何度歩いても新鮮だ。 何度も目で辿ってしまう。

 歩いたことのない方には、ただのギザギザにしか見えないらしいが、

 過去の縦走体験が加わると、迫力の難所が、クローズアップして
 脳裡に蘇るのである。

 

 さらに前穂が近づく!

 

 「最低コルの分岐」に着く。 *

 

 *から 歩いてきた縦走路を振り返る。

 

 *から前方を見る。 あそこを回り込めば紀美子平が見えてくる。

 

 *から上高地の右には、奥穂~ジャンダルム方面と歩いてきた縦走路を
   同時に眺められる。

 少しアップで。

 

 ジャンダルム、ロバの耳付近をさらにクローズアップ!

 

 紀美子平に到着。  前穂を見上げる。

 

 奥穂~ジャンダルム~西穂の稜線を望む。

 

 上の写真の続き=西穂から先の連なり。

 

 上高地方面の眺め。

 

 明神岳と霞沢岳。

 

 再び前穂の眺め。これで一周。

 

 さあ、前穂山頂に向って登ろう!

 

 端から 岩稜のきつい登りである!

 

 登りながら、紀美子平を見下ろす。

 ややアップで

 ↓登りながらの展望スポット ↓

 

 

 途中、奥穂の右に涸沢岳が並んできれいに見えるスポットがある。

 岩稜の登りで喘いでいる方は、残念ながらほとんど見落としている。

 

 

 ガレ場のきつい登りもありますよ!

 

 山頂直下の岩場!

  

  先行者に続いてカモシカも一気に登ります。

 

 下山していく登山者を見送る。 紀美子平は、遥かこの下。見えていません。

 

 前穂山頂 3,090m!

 

 爽快な前穂山頂の展望!

 

 圧倒的なボリュームで迫る奥穂!

 

 富士山や南アルプスもバッチリである。 (切れている左には、八ヶ岳も!)

 

 奥穂~涸沢岳~北穂~槍ヶ岳! さらに、奥穂左にはジャンダルム~西穂・・・。

 槍穂大縦走のコースが一望だ!

  前穂山頂のダイナミックな展望を満喫する!

 

 前穂北尾根と涸沢カールを俯瞰する。 

 ぎりぎりの所に立つと 流石に目が眩みます。

 

 1日中見ていても飽きないであろうこの展望!

 

 槍の左には裏銀座の名峰が! 
 右には、後立山連峰が!さらに右に回りこむようにして常念山脈が!

 前穂山頂の足下には涸沢カールが!

 

 1枚上の☆写真の手前には、この奥穂の眺めが連続する!

 

 たっぷり前穂山頂の展望を満喫したら、紀美子平に下山。

 吊り尾根を奥穂に戻る。

 

 前穂山頂から下山途中のワンポイント!

 槍~奥穂(写真はきれているがこの左にジャンダルム~西穂)

 そして、吊り尾根のラインが立体的に綺麗に一望できるスポットがある!

 

 前穂よ、さらば。  明日は、いよいよジャンダルムへの道だ・・・・。

 

 

  「槍穂大縦走 第5日目 ジャンダルム~西穂」に続く。

 

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8 コメント

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Unknown (上松 B作)
2009-10-08 19:54:28
>ぎりぎりの所に立つと 流石に目が眩みます

だ、だからっ!
そういう写真はやめてっ!!(こわっ!)

でも一度は行ってみたいっすよねぇ~(どっちなんだ?こいつは??)
返信する
B作さん ( カモシカ)
2009-10-09 20:06:49
>そういう写真はやめてっ!!(こわっ!)
リアルな高度感が出ていいじゃないですか!
実際は、風が吹いたりするから目が眩むというか、頭がスーッとするというか・・・。 笑

ほら~B作さん
>一度は行ってみたいっすよねぇ~
こっちが本音でしょう!☆☆☆☆☆
返信する
すご~い (RN)
2009-10-09 20:13:11
わ~ すごすご すごすぎる~
ぼくらは尼厳山か奇妙な山がせいぜい。
台風一過 槍穂が初冠雪 志賀高原も白い。
返信する
RNさん ( カモシカ)
2009-10-10 11:08:09
吊り尾根は一般ルートですから、何も難しくはないですよ。
尼厳山もフェースがあるようですね。
クライミングができるなんていいなぁ。

槍穂も初冠雪となり、季節がまた一歩進みましたね。
返信する
松代地区住民自治協議会より (RN)
2009-10-10 14:31:01
そうそう清滝にロッククライミングするところある。町からみると岩崖が続いていてあんなとこ登るやついるのかと思うけど反対側からのルートもある。
松代城は武田信玄が山に囲まれ北側が千曲川の地形を生かした要塞として山本勘助に築城させた平城。真田幸村の兄の真田信之の真田十万石の城下町。

http://www.matsushirochiku.com/event/1137.html
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前穂~ (やまとそば)
2009-10-12 05:56:00
以外に忘れ?られている?様にも思いますが、30年前に見た、前穂のギザギザは強烈でした。
こんな山があるのか!!!っとびっくり~。
カモシカさんの写真で前穂の良さを再認識!!
返信する
RNさん ( カモシカ)
2009-10-12 23:58:23
情報、情報ありがとうございます。
一番最初のRNのコメントの時から、頭の片隅にちらついています。11/14は、我が棲家に来る訪問者の案内のため またいつか・・です。
返信する
やまとそばさん ( カモシカ)
2009-10-13 00:06:37
>30年前に見た、前穂のギザギザは強烈でした
鋸の歯のようですからね!
いつかは挑戦したい北尾根です。

>前穂の良さを再認識!!
前穂でタップリ時間を取るのは私くらいでしょうかね?
穂高は各々のピークに個性があります。
全ての峰に憩いありです。前穂のよさを再認識してくださって嬉しいです。
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