カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

3,000m峰の岩稜をたどる  (涸沢岳~北穂へ)①

2008-10-31 | 山行記録

 

 涸沢岳をあとに

 3,000m峰の岩稜とダイナミックな展望!

 

 千晴と共に大好きな涸沢岳からの展望を目に焼き付ける。

 先を急ぎそそくさと山頂をあとにする登山者を横目に1時間弱この展望を楽しむ。

 白出のコルの朝の気温はマイナス。風は強く、寒いのであるが、

 こんな丸見えの展望がいつもあるとは限らないのだ。

 十分展望を楽しんだら、山頂から下り 石屑の道を辿る。

 

 

 直ぐに北穂への急降下ポイントを示すペイントが現れる。

 

 ちょこっと涸沢カールを俯瞰する。 だが、直ぐには下らない。

 こんなまたとない快晴だ。プラスαの展望を楽しんでからでもOKだ。

 涸沢岳西尾根(冬季ルート)方面へ寄り道。秘密の展望ポイントへ!

 <本縦走コースで目いっぱいの方、悪天時などは絶対踏み込まないこと>

 

 

 それでは涸沢岳山頂に匹敵する展望を!

 

 

 北穂~大キレット~南岳~槍ヶ岳。 遠く後立山連峰。

 

 北穂 (南峰と北峰)

 

 薬師、鷲羽、水晶岳などの裏銀座の名峰がずらり。

 

 槍ヶ岳をアップで。

 

 

 旭岳、白馬岳、鹿島槍など後立山の名峰がずらり。

 

 これから歩く北穂へつづく岩稜の縦走路と常念山脈や表銀座の秀峰がずらり。

 

 

 

 先ほどのペイントに戻る。 

 稜線から一気に垂直に感じるほどのクラックを急降下する。

 クサリとピンがあるが、ここの安全な通過には慎重さと

 バランス感覚が求められる。登りに取ってもちょっと嫌な部分である。

 朝イチの急降下は目が覚める。

 

 

 オダマキのコルへと涸沢側を下る。

 

 

 互いに道を譲りながら、双方の情報交換をして行く手の状況を確認し合う。

 

 常にこんな展望を楽しみながら、

 

 岩で目いっぱいの人は、楽しむ余裕のない人もいるようですが・・・。

 

 こんなところを下ってきます。

 

 少し離れて見るとこんな感じ。 稜線からグ~ンと下る。

 

 登山者の動き。 中央、黄色のウエアの人が

 へつり気味にトラバースしているのがわかりますか?

 涸沢槍は壁面をこのように巻いていく。

 

 

 飛騨側に回りこむとガーっと下る。反対から登ってくる登山者を捉えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんな感じでアップダウンを楽しみながら進む。

 

 

 手に取るように見えるダイナミックな展望。

 少しずつ見え方が変化するのも面白い。

 

 北穂への縦走路、はっきり見えてますね!

 

 アップで見てみましょう。 中央、岩稜を進む登山者が確認できますね!

 

 偶に梯子も出てきます。 ラクチンこの上なし。

 

 

 

 

 

 

 下を見ればこんな谷底へ・・・・・・。

 

 こんないいお天気、こんな大パノラマ! どこまでも縦走路を歩きたい!

 

 縦構図で。

 

  岩稜を進む登山者の様子。

 

 

 

 

 

 北穂からこちらに進んできた登山者。

 

 

 3,000m峰縦走路のトレイルはっきり見えますね!

 

 槍と北穂をバックに余裕の記念写真。

 このあたりで風が収まる。アウターも脱ぐ。

 

 見渡せば、圧巻の大パノラマ! 代表して2カットだけ。↓

 

 

 ここから連なる展望は、北アの定番ですからもうおわかりでね!想像して見てね。

 

 最低鞍部にて(涸沢のコル)。

 涸沢岳、涸沢槍と歩いてきた縦走路を振り返る。

 

 

 涸沢カールを俯瞰する。 獅子岩をアップで。

 

 前穂。 遠くに八ヶ岳、富士山、南アルプス。

 この日は、終日見えていた。

 

  奥壁バンド、ドームを経て、北穂(南峰・北峰)へと・・・。

     「3,000m峰の岩稜をたどる」 ②へ つづく。

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やまとそばさん ( カモシカ)
2008-11-02 22:53:36
やまとそばさんのレポにも大好きさが出ていましたね。
私ももちろん大好きな展望です。
写真は角度をつけて撮っているので、それなりに。
返信する
大好きな~ (やまとそば)
2008-11-02 21:22:30
この展望は、大好きです。
でも、こんなに急峻だったかな~???
迫力があります。
返信する

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