若葉のささやき

春爛漫の満開の桜もはや過ぎて、街に新鮮な緑が色彩としてはっきり認識されるようになった今日この頃。

　　若葉が街に　　急に萌えだした

通勤路のケヤキやイチョウの新芽が、例年のような日々のステップを踏まずに一気に萌えだした。

朝な夕なに新芽が芽吹き、あるいは若葉が勢いよく木々を飾るようになると
いつもの通勤路もひと際楽しく歩けるというものだ。
背中や腰の痛みが、まだまだ颯爽と歩く様を阻害するのだが、気持ちは明るくなる。

街の樹々が芽吹きはじめる様を目にすると、思わずこの歌を口ずさむ自分がいる。

自然と想い出される歌がある。　それは

 

　　　　若葉が街に　　急に萌えだした　
　　　　ある日私が　　知らないうちに
　　　　あなたのことで　今はこの胸が
　　　　いっぱいだから　わからなかったの
　　
　　　　愛はよろこび　それとも涙
　　　 　誰も知らない　ことなのね
　
　　　　若葉が風と　ささやく街を
　　　　　愛を心に　私はゆくの

 

　

　４月６日のお散歩でもうこんな様子だ。
　これから益々フレッシュグリーンが街に溢れる。
　新緑は元気になれるから大好きだ。

　

　

　

　

　

　

　

　

　１９７０年代に活躍していたトップ・アイドル

　天地真理の「若葉のささやき」♪

　彼女の歌声は頭のてっぺんから
　音を出すような・・・
　それでいて甘く包み込むような独特の歌声


　のびのびとした歌い方と可愛らしさで・・・
　当時、国民的人気を誇っていた。

　（少年の心にあの笑顔はたまらなかった。永遠に“隣の真理ちゃん”
　　優しい笑顔のお姉さんでいて欲しかったが、　齢と共に面影は
　　風と共に去りぬ、、、、、、、。　それはさておき）

 

　若葉が街に　急にに萌えだした♪

このフレーズ、メロディーと共にこの季節になるといつも想い出すのだ。

なぜだろう？

 

木々が芽生える明るい季節とはアンマッチな、マイナーな旋律が
過ぎ去りし日の感傷と重なったりもする・・・・・・・。