アルプス縦走、いつやるの?
今でしょ!!
というわけで、2014年 山登りのスタートは アルプス縦走からです。
1月5日には「寒の入り」となる厳冬期に アルプス一万尺<3,000m級>の稜線を
北アルプスも 南アルプスも 中央アルプスも どこも縦走は 困難窮まります。
しかし、5山を縦走できるアルプスがあるんですね♪
「アルプス400m弱>」のカモシカ・マイ100名山 且つ 地元の裏山の連稜が!
沼津アルプスです!
最高峰が、鷲頭山392mと まさに「400m弱」の低山なのですが、
沼津の海岸線から一気にせり上がり、
ジェットコースターのようにうねうねと連なるこの稜線縦走は侮れません。
低山だと舐めてかかると ヘロヘロになっての下山となります。
一山ひと山が個性的であり、それらを繋ぐ登山道もアップダウンが激しく 変化に富みます。
カモシカのトレーニングの山です。
富士山、南アルプス、箱根、天城ほか伊豆の山々、そして、足下に駿河湾の青い海が広がる好展望♪
山行回数は、あまたに渡り ブログUPも過去に何回かしているので、ささっとレポです。
山行日は1月3日<箱根駅伝復路の日>
スタートは 香貫山から。
この山頂はほとんど展望なし。西へ徒歩2~3分の香貫山公園展望台から360度の展望あり。
正面にメインの富士山!・・・・のはずが。。。
その左に、南アルプスずらりの展望のはずが・・・・・。
大瀬岬と狩野川の河口、沼津港と「びゅうお」は 見えている。
5山中、最も標高の低い香貫山展望台が、意外にも最も展望が良いのだが、
今回は「晴れ」という天気予報に裏切られ、」雲が掛かり富士山も南アルプスも箱根連山も見えず。
八重に下って 香貫山とは対照的ないきなりの急登で横山を登る。
沼津市の駆除によりだいぶ数は減ったが、まだまだ猪天国の沼津アルプスなので、
体当たりを食らわないように注意です。
横山。 地味な山頂です。
象の鼻の急登をこなして、
徳倉山へ。<地元では、その山容から通称:象山と呼ばれる>
雲がなければ、千晴の後ろは 富士山と南アルプスの展望が広がっているのだが、残念。
お正月なので、ちょっと遊んでみましょう♪ 2014年 賀正!
しばらく樹林帯だが、「千金岩」でパッと展望が開け、目の前に青い海が広がる♪
何回通ってもここは足を止めてしまう。遠方から訪れた登山者は、かなり感動的なポイントであるようだ。
志下坂峠を経て 「大トカゲ場」へ飛び出す。
「大トカゲ場」で休憩しながら、展望を楽しむ登山者。
伊豆半島(達磨山~金冠山~大瀬崎)と駿河湾。
志下の西郷島と静浦漁港の一部を見下ろす。
緩やかに登って、志下山へ。 右に、牛伏山方面を眺める。
左に、鷲頭山方向を眺める。<左の山裾をたどれば鷲頭山へ>
「ぼたもち岩」~「中将宮」を経て、小鷲頭山への超急登をこなす。
小鷲頭山まで来て、ようやく富士山の頭が見え始めた。
青空の面積も一気に広がった。
沼津御用邸~牛伏山~沼津港~遠く富士市の製紙工場の煙突群まで
湾曲した駿河湾が 一望できる。(雲の下が、南アルプス)
鷲頭山山頂に到着。 憩う登山者たち。
「アルプス400m弱」の鷲頭山のてっぺんである!
鷲頭山より大平山を望む。
途中、ウバメ樫の岩尾根の緩いアップダウンを経て
5つめのピーク大平山に到着。
大平山からは樹林越しに、淡島、達磨山~金冠山<伊豆半島>、駿河湾が望める。
復路、岩尾根から眺めた富士山。 愛鷹山と縦走してきた山々も望める。
ようやく富士山と認識できる姿を見せてくれた。
小鷲頭山まで戻ってくると いつもの富士山の姿を拝むことができた。
✩一般的には、大平山まで縦走し多比へ下山するのだが、今回はさらに稜線を往復することにした。
日没が早いので、志下坂峠までで復路は半分程。ここで海岸線に下山し余裕を持って街中を散歩して
帰宅した。
志下山付近から 鷲頭山、小鷲頭山を振り返り見る。
志下坂峠までは、左手に駿河湾の海を眺めながら。。。
西に傾く太陽に海が眩しく光る。
以下は、山行のおまけ。
牛伏海岸から望む沼津アルプス。 徳倉山~鷲頭山まで。
左に、香貫山、横山。 鷲頭山の奥に大平山が画像からは切れている。
御用邸前の海岸から望む富士山と連凧。
狩野川左岸の遊歩道を街中へと散歩しながら帰る。
愛鷹山の上に 富士山が見えていた。
詳細は、過去記事「アルプス400弱 鷲頭の上で・・・♪沼津アルプス<前半>」&
「アルプス400弱 鷲頭の上で・・・♪沼津アルプス<後半>」参照
展望が海とセットというのが、面白いと思いますので 是非登りに来てください。東京方面だと電車利用の方が多いですよ。
中々そちらには行けませんが、今時に歩きたい山域です。