穂高に登ったネズミ
注<チュー>目の 特集ですよ~!
今夏の北アルプス登山レポもいくつかがダイジェスト版のままお蔵入りしています。
<奥穂~前穂ダイジェスト版>・・・・・クリックで振り返り
いつもの本編に代えて 前穂山頂での出逢いを特集します。
と言っても、山ガールではなく
とっても ちっちゃなネズミ♪
カモシカの登山靴の周りに 何か動く物体が!
とっても動きが速いです。
例えて言うなら、 トトロに出てくるまっ黒クロスケのような動き方でした♪
大きさは、人間の親指程だったでしょうか?
堆積した岩の隙間を一瞬たりとも休むことなく動き回っていました。
故に、ピントも合わず いい角度での撮影もできずでした。
山での生き物たちとの出遭いは 楽しく、心和みます♪
そして、いろいろな疑問も湧いてきます・・・・・・。
ヒメネズミの類だと思いますが、・・・・・?
尻尾はカヤネズミっぽいですが、顔がトンガリ気味でヒミズの仲間か?
そうすると今度は尻尾の形が違うなぁ?
ネズミに詳しい方がご覧になっていたら特定をお願いしたいものです。
このネズミの種類はさておき、
どうしてまた3,000mを越す穂高の岩稜帯に居るんだ???
雪が降ったら、下山するの? それとも越冬するの???
ヒメネズミやカヤネズミの類は、八ヶ岳や上高地周辺ではよく見かけるが、
ここは3,090mの前穂の山頂だよ~~~!
何をを食べているんだろう?
体が小さいから、水は岩の窪みに溜まった雨水で凌げるだろうが、
高山植物も皆無の山頂だぞ?
前穂の山頂は紀美子平からの空身のピストンの人がほとんどだから
そうそうご飯のおこぼれも無いし・・・。
栄養が残っていそうなものは、第2峰寄りのクライマーが登攀してきた所のキジ場くらいだ?
わざわざそんなものを求めて、ここに生息しているとも思えないし??
そもそも快晴の日ばかりではないから、
こんな3,000mの岩稜なんて生きる場所の選択としては過酷そのものではないか?
下界を追われる理由が 何かあるのだろうか?
3,000mの高所で暮らすメリットが 何かあるのだろうか?
野生生物なら、自分にとって最も生活しやすい場所や
食べ物が手に入り易い環境を選ぶと思うのだが・・・・・?
人間が登ったって、そう簡単にたどり着ける場所ではないのに
こんな小さな身体で 前穂の山頂に登ってくるネズミって???????
それだけでも凄いことですよね!
毎日、3,000mを越す山頂からの眺めを楽しみたいと思ったのかな~~?
「 ちっちゃな ちっちゃなネズミ君、 君はなぜ穂高に登ったの?」
「そこに 山があるから!」
10年程前には 3,180mの槍ヶ岳のテッペンでもこんなネズミと出遭っています。
山では、本当にいろいろな出逢いがあります。。。。。
でも、3,000mを越える槍・穂のテッペンで生活するネズミについては謎のままです。
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