カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

鬼ヶ岳~雪頭ヶ岳

2015-04-21 | 山行記録

 

        鬼ヶ岳~雪頭ヶ岳

 

     久しぶりにお気に入りの展望を満喫できました♪

 

 復活登山の場所は どこにしようか迷ったが、比較的近くて登山道の状況を熟知している山で、

 今後の方向性を決めるバロメーターになる場所をと思案した結果、

 毎度お馴染みのカモシカ・マイ100名山の1つである「鬼ヶ岳~雪頭ヶ岳」を目指した。

 事前にお花見ハイクや1~2時間で登れる伊豆城山、香貫山、鷲頭山など地元の丘のような山を

 1ピークごとに課題を決めテストを重ねつつ<ブログUPは省略です>、

 今回の登山と言えるレベルにもっていった。

 登りはいつもより若干多めのコースタイムでクリア。心配していた下りで案の定、痛みが出た。

 しかし、ストックを駆使して膝への負担を軽減させた。痛みを感知したら、早めに止まって落ち着いたら

 また下るを小刻みに繰り返して無事下山。

 予想以上の好展望が得られたおまけも付き、次のステップに進める合格点が付けられる

 山行であった。

 下りのシーンや横方向への負荷がかかる場面での痛みへの対応が課題であるが、

 毛無山からの毎度の縦走コースもクリアできる日が近そうだ。

 室内のリハビリより、自然の中の方が気持ちがいい。実践の中で工夫し、自己管理しつつ

 負傷する前の登山レベルに戻せるようにしていきたいものである。

 

 

 いつものように根場の「西湖いやしの里」を抜けていく。

 「雨ニモ負ケズ」・・・・宮澤賢治の世界を彷彿させる畑に立つ案山子。

 その案山子さんたちが眺めているのは

 

 ドーーンと聳える富士山!

 快晴の青空ではなく、この日は終日高曇りの天気で、こんな感じでずっと見えていた。

 

 

 日本の原風景の1コマ。懐かしさとほのぼのとした温もりを感じる縁側を眺めながら

 登山道までのウォーミングアップのお散歩。

 

 鍵掛峠までの登りは、富士山に背中を押される感じで快調に登山ができた。

 スミレやイチゲはまだ咲いてない。日陰や谷筋にはまだ残雪があった。

 シジュウカラやカケスが、盛んに鳴いていた♪

 

 鍵掛峠付近からの富士山と西湖の展望。

  

 熟知した登山道なので、復活登山においては安心して歩ける。

 

 

 展望の第一は、やはり富士山であろう。

 加えて、南アルプス、遠くに北アルプス、八ヶ岳、瑞牆山・金峰山~秩父山塊

 御坂山塊の縦走路、箱根方面、富士山樹海、朝霧高原方面、竜ヶ岳、天子山塊

 山中湖、河口湖、西湖、本栖湖の眺めなどカモシカのお気に入りの眺めが今回もばっちり♪

 代表的な展望写真を並べておこう。

 

 赤石岳~荒川岳

 

 蝙蝠岳~塩見岳

 

 農鳥岳~間ノ岳~北岳

 

 農鳥岳~間ノ岳~北岳をアップで

 

 北岳~仙丈ヶ岳、鳳凰三山~甲斐駒ケ岳

 

 八ヶ岳

 

 瑞垣~金峰山、国師岳、甲武信ヶ岳、雁坂嶺方面

 

 縦走路進行方向に、鬼ヶ岳と雪頭ヶ岳が迫って来る。

 

 カモシカ・マイ100名山のひとつ「鬼ヶ岳」のピークに立つ。

 南アルプスずらりの展望や、富士山の眺めを満喫する♪

  

 

  

  

      鬼ヶ岳山頂で憩うカモシカと千晴♪

 

           南アルプスずらりの爽快な展望!

 

        農鳥岳~間ノ岳~北岳にズームイン!

 

 鬼の角と富士山と千晴。

 南アルプスと甲府盆地

 

 鍵掛峠、王岳方面に延びる縦走路

 

 山頂の岩に羽を広げていた蝶♪

 

 鬼ヶ岳山頂で、存分に展望を楽しんだら、

 

 ハシゴが付いているちょっとした岩場を経由して

 

 雪頭ヶ岳に至る。

 

  雪頭ヶ岳山頂からの爽快な展望。

  富士山、足和田山、西湖。 サイコーの眺めだ!

 

 足和田山の左奥には、河口湖。道志方面の山々と山中湖。

 

 富士山右裾の樹海のさらに西には、天子山塊の毛無山・雨ヶ岳、竜ヶ岳と本栖湖の眺め。

 

 サイコーの景色をバックに♪

 

 横浜の母・娘コンビがくつろいでいた。

 

 娘さんのマスコット:お猿の「ジョージくん」。

 

 お母様の手作りだそうで、ザックまで背負ってます♪

 

 雄大な富士山の眺めが1日中楽しめた。 思い切って登ってきて良かった。

 

 下山途中に見つけたフジザクラ。

 下山は、かなり神経を使った。熟知している登山道であるが、やはり膝への負担は大きかった。

 幸い難所のない下山コース。ダブルストックを駆使してゆっくり時間をかけて下る。

 足の置き方も慎重に、慎重に。。。できるだけ負担を軽減させられるように。。。

 痛みの予兆を感じると緩和するまで行動を中断し、小刻みに休みを入れながらである。

 

 なんとか無事、根場へと下山。雪頭ヶ岳を振り返る。

 登りは、負傷する前より若干コースタイムを要するがまずまずである。

 下りが、ヒヤヒヤもので時間も要すし 鼻歌ルンルンで下りきる余裕はまだないものの

 自己管理と工夫次第で何とかなりそうだという感触が得られたことは、大きい。

 今後の山行について現状から、後退か、停滞か、前進かの方向性を自己評価しつつ自問自答する。

 若干の不安要素はあるものの前進させていこう。

 今日も登らせてくれた山に感謝。

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 次の季節へ・・・ | トップ | 風薫る新緑の・・・・・ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (つばさ)
2015-04-23 10:37:21
いよいよ登山復活ですね。
おめでとうございます。
いきなり、少々ハードな山と思いましたが、その前に近くの山をいくつか歩いていたのですね。
やはり下りがきついですね。私もいつも下りで痛みが出て、ペースが落ちます。やっとここまで来れたのですね。夏のアルプスに向けて照準があってきましたかね。
返信する
つばささん (カモシカ)
2015-04-26 22:24:03
ありがとうございます。ようやく登山の範疇に入れてもいい山歩きでした。今後も下りが課題です。今回は、まだ痛いような違和感が残っています。アルプス登山までに間に合わせるようにしたいと思います。
返信する

コメントを投稿

山行記録」カテゴリの最新記事