天城連山 5月
静かな森に自然の織り成すハーモニー♪
ご覧ください、この緑。 手つかずの山、自然、本来の森。
本当の自然の静けさ。5月の眩しい陽光も柔らかい木漏れ日となって癒しの空間を演出する。
野鳥のさえずりと風のそよぎ♪ (写真では、そこまでお伝えきれないのが惜しまれる)
天城連山は、アルプスのような爽快な展望はないが 本来の森の持つ癒しの空間が広がっているのだ。
万二郎、万三郎、小岳、皮小平を巡る。
今季のアマギシャクナゲは、花数も咲きっぷりもあまり良くなかった。ハズレの年である。
代わって、トウゴクミツバツツジが緑の森に艶やかな彩りを添えていた♪
ブナの原生林が疲れた心身を癒す登山道だ。
小岳付近にある天然記念物の「ヘビブナ」。 樹齢150~200年。
西皮小平。
大ブナ。 森の主である。 今年も会いに来たよ。
東皮小平。 貸し切り。 本来の森の静けさ。 風のそよぎ、野鳥のさえずり・・・・・。
柔らかい木漏れ日の癒しの空間。 森に同化していく。。。。。
5月なのに、こんなキノコを見つけました!
ブナの大木を見上げると 畏敬の念を抱く。
ブナの原生林の中につけられた登山道。
大地に根を張るブナ。 ブナの森は、別名「緑のダム」。 ブナは、たくさんの水を蓄えるのだ。
天城の最も天城らしいブナの原生林。
『ブナの原生林』というと、世界遺産である『白神山地』が有名ですが、実は伊豆市<天城>にも『ブナの原生林』がある。
伊豆市の天城山にあるブナの原生林は、国指定の『特別保護地区』に指定されています。
伊豆市にある特別保護地区は、八丁池とその周辺、戸塚峠~小岳~万三郎岳~万二郎岳までの地域の2ヶ所があります。
ここは、特に優れた自然景観、原始状態が保たれている所で、いわゆる『極相林(きょくそうりん)』です。
『極相林』とは、裸地に手を加えず自然に任せた状態にしておくと、長い年月を経て植物が遷移して(うつりかわって)、
最終的にその土地の気候に最も適した樹木・植物の状態にたどり着いた森林のこと。
天城山のブナの原生林は、おそらく1,000年以上の年月をかけて、現在のような形にたどり着いたのだと思われます。
参考:特別保護地区に於ける様々な規制。
本来の生息地ではない植物を植える・動物を放すなど。草花を摘む、石を採集する、昆虫を採集するなども規制の対象。
特別保護地区内はキャンプ等が禁止。 場合によっては検挙されることもある。要注意。
ブナの大木を見上げては、幹を軽く叩きながら 思わず語りかけてしまうカモシカなのでした。
北アルプスの穂高も大好きで、愛する山域ですが、神秘的な雰囲気の<地元の>伊豆の山も 大好きです♪
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