厳冬期:八ヶ岳核心部縦走 <5>
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南沢~文三郎道~赤岳を経て、スリリングな雪稜を横岳へ・・・。
横岳山頂
三度の飯より 山が好き 暇さえあれば 山登り
ヤッホーホホホイ ヤッホーホホホイ 俺達ゃ 雲稜の山男
赤岳よりも高く 歓喜のカモシカジャンプ!
以下、横岳山頂からの眺めあれこれ。 ↓
赤岳から縦走してきた雪稜を振り返る。 遠くに富士山の姿も。
これから向う硫黄岳に続く雪稜を望む。その先には、蓼科山が見えている。
赤岳側からこちらに進んできた登山者。
横岳から 赤岳に向う登山者を見送る。 富士山と八ヶ岳の雪稜!
赤岳と阿弥陀。 後方に南アルプス。 間に、権現、中岳。
上の写真をアップで。南ア:北岳~甲斐駒~仙丈岳。
その前に、権現、編笠。 手前に中岳。 展望を楽しんだら、
↑ ご覧のように 横岳山頂からは急降下。
鎖場を慎重に下って、硫黄岳に向う。
山頂直下の鎖場は、少々いやらしい。 確保して慎重に下るパーティ。
難所から、横岳の頂を振り返りみる。
難所を通過して、真っ白な雪稜を硫黄岳に向う。
阿弥陀をバックに 小同心のピークに憩うクライマーを発見!
後方は、入笠山と中央アルプス。
浅間山を正面に見ながら、硫黄岳に続く雪稜を進む。
どこまでも真っ白だ。
比較的フラットな場所なので、岩場の後、一息つける軽快な歩みとなる。
横岳を振り返る↑ ↓
少し回り込むように大ダルミへと下って行く。横岳、阿弥陀と手前の大同心。
手前から、大同心。中央は、中岳~阿弥陀。権現を挟んで、後方は 南アルプス。
上の写真の左には、真っ白な横岳。
全体の眺めはこんな感じ。
大ダルミまで下って、後方を振り返る。
ケルンを目印に、硫黄岳へ。 この時、私の目の前をキツネが横切っていった!
横岳~赤岳。 手前の 大同心とそろい踏みの迫力だ!
中岳~阿弥陀もボリューム満点だ。
硫黄岳山頂手前からの赤岳、横岳の眺め。 以下、山頂からの眺め。 ↓
ひろ~~~~い硫黄岳山頂 1
ひろ~~~~い硫黄岳山頂 2
ひろ~~~~い硫黄岳山頂 3
山頂から赤岳を望む。
山頂から 爆裂火口を望む。
浅間山を望む。
北アルプス、車山、蓼科山、天狗岳を望む。
山頂で憩う登山者たち。 赤岳や横岳よりも山頂に人が多い。
多いと言っても この程度なのであまり気になりません。
午後の時間帯でも 北アルプスが端から端までクリアに見渡せる!
赤岳、横岳、大同心の迫力と稜線美!
赤岳、阿弥陀にズームイン!
八ヶ岳の主峰: 赤岳と記念撮影だ。
硫黄岳山頂のほのぼのご夫婦の後姿。 ↑ ↓
硫黄岳まで来れば、下山までの時間読みが確実にできるので
存分に この展望を楽しみ、しっかり目に焼き付けたカモシカなのでした。
いよいよ赤岩ノ頭を目指して下りにかかります。
下り途中から硫黄岳を振り返る。
赤岩ノ頭分岐あたりから 硫黄岳を振り返る。
ここから見ると今までいた広い山頂の山とは思えない山容だ。
赤岳~横岳~硫黄岳と縦走してきた雪稜を目で辿りながら、
今回の充実の雪山山行を振り返る。
赤岳にズームイン
横岳、大同心にズームイン
もう一度、稜線を眺め また来る時も 笑っておくれと 手を振る。
分岐を左に深い樹林を赤岳鉱泉へとジグザグに急下降していく。
ジョウゴ沢を過ぎ、
大同心沢へ
大同心沢からの 大同心の眺め! ここまで下ると赤岳鉱泉は間もなくだ。
赤岳鉱泉から仰ぐ大同心~横岳。 傍らには、名物アイスキャンディー!
アイスクライミングのトレーニングに励むクライマー。
人工の氷壁とはいえ 迫力満点です!
NHKで放映された『氷壁』を思い出します。 玉木宏が氷壁を登る姿と重なります。
縦走のおまけにアイスクライミングを見物したら、北沢を下ります。
南沢と異なり、フラットな雪の廊下。
振り返ればずーっとこの展望が見送ってくれます。
小さな橋で 何回か沢を渡ります。
かつてのような丸木橋ではなく しっかりした平らな橋になったので、ラクチンです。
堰堤を過ぎると 林道歩き。
大きなカーブを曲がれば 南沢との出合い。ちょこんと阿弥陀の頭が見えている。
下山し、美濃戸山荘前で一服する登山者たち。 さらに、小一時間下って
八ヶ岳山荘前 ゴール!
厳冬期の八ヶ岳は、吹雪かれると命がけの世界だ。
遭難事故も毎年繰り返される。 今回は、幸運にも快晴に恵まれた。
千載一遇のチャンスを得ての厳冬期:八ヶ岳核心部縦走を無事に完遂できた。
2日間に渡って こんな素晴らしい雪の山岳展望といつも出会えるとは限らない。
山の女神に感謝である。
今日は野を越え 明日山越えて 限り知られぬ我が旅よ
山は我らが みそぎの場所よ 下ははるばる山幾重
冬の山見りゃ 心がいさむ 去年<こぞ>の出湯の里恋し
護れ権現 我らが旅を 明日の旅路が気にかかる
アイガーを思い出しちゃいましたぁ(笑)
カモシカさんの想い出深い山行を、堪能させて頂きました。
こんないいお天気の赤岳・・・いいないいな。
八ヶ岳ってホントにカッコイイ山です!
I love Yatsugatake❤
カモシカさんの喜びが伝わってきて
こっちまで感動しちゃいました。
お陰様で編笠もお天気良かったですよお。
冬山に取り付かれた・・・もう逃げられない!(笑)
古典的に未だ井上靖の『氷壁』が思い出されます。
今回の縦走は、数ある山行の中でも屈指の印象深いものとなりました。ご覧頂きありがとうございました。
ありがとうございます。でも、写真がいいのではなく被写体の山の自然美が素晴らしいのです。
>I love Yatsugatake❤
私もですよ。四季を通じて楽しい山ですね。
>冬山に取り付かれた・・・もう逃げられない!
ここにも魔性の領域に足を踏み入れてしまった方が! 笑
編笠の好天ゲットできて何より。後で伺います。
♪
雪よ岩よわれらが宿り
おれたちゃ町には住めないからに
おれたちゃ町には住めないからに
♪
シールはずしてパイプの煙
輝く尾根に春風そよぐ
輝く尾根に春風そよぐ
♪
「おれたちゃ町には住めないからに」ってどういうことかなあ?
春風そよぐ松代町の象山神社の歴史の道に「富士山ナンバー」の車が通ったよ~
なにか良いことあるよな
http://d.hatena.ne.jp/negisi6960/
迫力の写真にケツの穴が・・・も、もといしびれちゃいましたぁ~
晴れ男の名を遺憾なく発揮ですね。
うらやましいです。
確かにこの歌詞、額面どおりに読むと疑問も湧きますが、当時の京大の学生ですから悪さはしてないでしょう。山が好きと言う観点で幅広く解釈していいのでは。
ありがとうございます。
下手な写真でも雰囲気だけは伝わりましたか?
そのうちB作さんも歩いてね。
雪山の山行記というとラッセルとか、吹雪とか、ホワイトアウトとか言う状況が多いですが、360度余す所なく展望が楽しめたこの上ない快晴の雪の八ヶ岳縦走でした。
でも、こんなのたぶん最初で最後ですよ。