かえる
かえるかえるは みちまちがえる
むかえるかえるは ひっくりかえる
きのぼりがえるは きをとりかえる
とのさまがえるは かえるもかえる
かあさんがえるは こがえるかかえる
とうさんがえる いつかえる
~谷川俊太郎「かえる」の詩より~
公園には花ばかりではありません。
裏の林へ続く道を進んでみると ヒキガエル君がのそのそと動いておりました。
蛙が苦手な方もそう嫌がらずに。
これとて躍動する春の一風景。自然の一部ですから。
公園の池に卵を産みに行くのかな?
<どうしても苦手な方は写真はスルーで>
苦しゅうない、近こう寄れ!
かしこまって、ござる。
そろそろ、そろそろ・・・・・。
もそっと、近こう寄れ!
かしこまって、ござる。
そろそろ、そろそろ・・・・・。
遠慮はいらん、もそっと前へ出よ!
ははぁ~、かしこまってござる。
殿、一大事でござる。
「さかえるかえる」の卵の数であったはず。 ところが、
かつての田んぼにはマンションが林立。
残されたわずかばかりの田んぼは農薬まみれ。
田植え後の 温んだ水にオタマジャクシがうようよ居たのは今は昔の物語。
「かえるの歌」が聞こえてきませぬ。
梅雨時のうるさいほどの大合唱が懐かしゅうございます。
日本の将来、かえるもかんがえる
“ことばあそび”
理屈抜きに語呂合わせの面白さやリズムの楽しさを味わうために、
声に出して読むと、最初わからなかった意味も次第に分かってくる。
日本語の特性と韻を踏むことの心地よさ。
因みに、冒頭の詩をかな交じり文に書き直してみよう。
蛙帰るは 道間違える
迎える蛙は ひっくり返る
木登り蛙は 木を取り換える
殿様蛙は 蛙も買える
母さん蛙は 子を抱える
父さん蛙は いつ帰る
かなり理解しやすくなりますね。
子供たちは、言葉遊びが大好きです。そして、私自身も大好きです。
もう一度、冒頭のひら仮名だけの詩を見て
是非、声に出して読んでみてくださいね♪
ひらがなは、ややこしいけど、意味がわかれば、読める!
やっぱり面白いな~~って感じです!
名前がUnknownだと吃驚するけど、内容でわかりましたよ。
谷川俊太郎は、日本語の持つ響きや言葉の持つ力を大切にする方で、子供にもわかる詩を書きますね。
なんたって、鉄腕アトムの主題歌の作詞も谷川俊太郎だものね!
>御池小屋の池に無数のおたまじゃくしが泳いでいた
レポにありましたね。
子供の頃は、田んぼでタモですくったり、蛙採りをして遊んだものです。田んぼが理科の学習の場だったなぁ。
かけがえのない自然です。いつまでも身近にあるといいですね。
子供の頃は、田んぼが遊び場で、蛙も自然の中のお友達でした。
どんな詩があったかあまりに多くて忘れてしまったけど、子供達と一緒にあったかい気持ちになれたのを覚えています。
7月の終わり、北岳に行った時、御池小屋の池に無数のおたまじゃくしが泳いでいたのを思い出しました。
そんな自然の中で暮らしている私は、幸せです。
想い出すなぁ、まっさらな教科書を開く時の緊張と期待とインクの香り~♪
アマガエルなら、かわいいよ。いくさん、いい教育ですね。
すずちゃん、偉いな。谷川俊太郎を知ってるんだ!
すずちゃん、音読してくれたんだ、嬉しいなぁ!
すずちゃん、今度遊ぼうね!
学校は自宅待機なんですよ。
新しい教科書、去年よりも分厚く文字も小さい
いいかおりがしてますよ~^^
山に行けなくなってからカモシカさんの
他の面もいろいろ見られるようになって
またそれも楽しみに拝見しています。
カエル、、ん~~~写真ならいいけど、
実物がいたらあまり近寄らないかも^^;;;
すずに詩を音読させてみました
「おもしろいね~~谷川俊太郎さん知ってる~」と
言っておりました。