カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

年金支給はできるだけ亡くなって75歳~にしてくれの政府思惑案

2018-02-03 | 徒然

 

 年金支給はできるだけ亡くなって75歳~にしてくれの政府思惑案

 

受給年齢75歳とは、男女とも健康寿命を超えてから。たとえ多めに年金をもらっても、楽しく使えないのでは、意味が薄れてしまうのではないでしょうか。しかし、年金財政の悪化を食い止めたい政府としては、受給開始年齢自体を、現行の65歳から67、68歳へと引き上げたい思惑があるのでしょう。今回の選択制の検討は、その布石ではないかと思います。今後の政府の動きには、ますます注意が必要です!

 

早くもらえるか、遅くもらえるか選択させてやるよ。早く貰う人は、まともな生活ができない少額だけよ。75歳までもらうのを待てば、ちょっとだけプラス付けますよ。後者の方が、一見得に見えますが、その間に寿命を全うする人が多いですね。不慮の事故死だってある。どっちに転んでも 安心して暮らせる年金を支給しない算段ですね。財政難、破綻した年金制度をなんとか国民をごまかして乗り切ろうという安直な発想です。憲法改正(ホントは改悪)を今年中にやるなんて、バカなことをやってないで60歳定年過ぎたら、まともな年金を支給できるようにする英知を安倍総理は、結集させよ!難しいことは分かっています。でもでも、それこそ今やらなければ!!手な解釈で憲法をいじくりまわす時ではないでしょう。現役低所得だった年寄りは死ね!と言っていることとイコールの政策に向かっているような気がしてなりません。

 75歳まで待って繰り下げ受給なら、96%UPと言われてもね~~???

 それまでに亡くなる方が増えることを望んでいる政府。

 頑張って生きて、75歳になって申請して、受給日前に不慮の死を遂げるケースは どうなるの???

2/2(金) 16:01配信 経済ジャーナリストの荻原博子さんの解説です。

公的年金の受け取り開始年齢について、70歳を超えてからも可能とする案を、政府が検討しているようです。現行の制度では、年金は原則65歳からの支給です。しかし、前倒しして60歳から受け取ることも、最長で70歳からに遅らせることもできます」

そう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。65歳より早くもらうのが「繰り上げ」で、1カ月早めるごとに、年金は0.5%減額される。反対に、65歳より遅くもらうのが『繰り下げ』で、1カ月遅らせるごとに0.7%上乗せになる。荻原さんが解説してくれた。

「今、政府が検討しているのは、受給開始が70歳を超えても可能となるよう、選択の幅を広げることです。しかし受け取る側としては、受給を遅らせると、もらえない期間が長くなる一方、上乗せ分で得するために、より長生きしなければなりません。ある意味では、自分の寿命をめぐっての“賭け”ですから、特典である上乗せ率を今より引き上げないと、繰り下げを選ぶ人は少ないでしょう」(荻原さん・以下同)

政府も、70歳を超えた年齢での受給を選択した場合、上乗せ率を引き上げる方針だ。ただし、まだ具体的な年齢は決まっていない。

「仮に75歳とし、上乗せ率を引き上げた場合を考えてみましょう。65~70歳は現行どおりの上乗せ率0.7%で、70~75歳の上乗せ率を0.8%に引き上げたとします(パターンA)。すると、75歳からに繰り下げた場合の年金は90%アップ。65歳からの受給で、月額10万円とした場合、75歳からに繰り下げると、月19万円になる計算です」

パターンAの場合、長生きすると得になり、早く亡くなると損になる「損益分岐点」は86.1歳。これを超えて長生きすると得になる。

「ただし、特に男性で86.1歳より長生きする自信のある方はどれくらいいるでしょうか。パターンAを選ぶ方は少ないと思われます。ではさらに、上乗せ率を上げてみましょう。65~70歳までは同じ0.7%で、70~75歳を0.9%とします(パターンB)。この場合、75歳からの年金は96%アップです。ただ私は、そもそも75歳からを選択する人は、あまり多くないのではと思います」

高齢となっても健康上の問題がなく、日常生活を制限なく過ごせる期間を「健康寿命」という。男性が71.19歳で女性が74.21歳('13年・厚生労働省)だ。

「つまり、受給年齢75歳とは、男女とも健康寿命を超えてから。たとえ多めに年金をもらっても、楽しく使えないのでは、意味が薄れてしまうのではないでしょうか。しかし、年金財政の悪化を食い止めたい政府としては、受給開始年齢自体を、現行の65歳から67、68歳へと引き上げたい思惑があるのでしょう。今回の選択制の検討は、その布石ではないかと思います。今後の政府の動きには、ますます注意が必要です」

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 安倍昭恵夫人の関与示す資料... | トップ | 確定申告、改革元年! 領収... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
年金 (都月満夫)
2018-02-03 10:20:19
私は加入していた年金基金が解散したので1か月あたり2万円ほど支給額が減りました。
いわゆる上乗せ部分です。
これじゃあ、何のために年金基金を掛けてきたのか無駄になりました。
年金基金は続々解散の方向です。
真面目に掛け金を払ってきた人の救済を、政府が責任をもってしてほしいです。
民間の上乗せは減っても、役人の上乗せは税金だから減らないなんて不公平です。
返信する
都月満夫さん (カモシカ)
2018-02-03 21:11:26
ようこそ、拙ブログへ。本来、山ブログなんですが、昨今の政治のあり方が酷すぎて、つぶやかずにはいられないからです。年金は、現在受給している方もこれからその資格の年齢がやってくる人も更には若者たちも直接の生活に関わる重大事項です。難しい問題ではありますが、政府はその責任を果たすべく真剣に取り組んで欲しいものです。都月さんは1か月2万円の支給額減なのですね。痛いですよね。私はこれからですが、「不安」は増大するのみです。老後、安心して暮らせる日本であってほしいです。
返信する

コメントを投稿

徒然」カテゴリの最新記事