「剱岳・点の記」
前人未到の頂へ
誰かが行かねば、道はできない
標高2,999m、氷点下40度。
北アルプス剣岳を舞台に、日本地図完成のために命をかけた
無名の男たちの魂の記録
チケット売り場とロビー
廊下壁面を飾る迫力のポスター
シアターエントランスへ
本日は5番シアター
銀幕へ続く緩やかなスロープ
上映前のスクリーン
「『剱岳・点の記』ロケ隊との遭遇」はクリックで振り返り。
厳しい顔つきで立つ
宇治長次郎(香川照之)と芝崎芳太郎(浅野忠信)。
脚本の流れどおりに撮影する「順撮り」が、表情にリアリティを生んだ。
あごひげの伸び方が、実際の撮影のために山ごもりした撮影の苦労まで
無言で語る。(こんな着眼点で観ているのは私だけ?)
CG、空撮一切なし。
稜線を登る測量隊。
撮影では、100年前の測量隊が三角点を設置した山々を忠実に登ったそうだ。
厳しさの中に自然の本当の美しさがあるという妥協を許さなかった
撮影の心意気が大スクリーンで静かな感動となって結晶する。
名誉のためでも己の利のためでもない。
ただ仕事に誇りを持ち、剱岳に挑む男たちの姿は
効率や利益ばかり追い求める現代社会で私達が忘れつつある
本当に大切なものとは何かを考えさせる。
「これは撮影ではない。 “行”である。」
撮影に入る前に木村監督はスタッフ、俳優にそう話したという。
ワンカットの撮影のために9時間も山中を歩く。
天候が回復するまでひたすら待ち続ける・・・。
効率が重視される現代において一見無駄とも思える作業の一つひとつが
これが映画だ! という本物として結晶したのではないだろうか。
ロケ隊も含め、「点の記」制作に携わった全ての人々の魂の記録です!
静かな感動が広がる映画であった。
何ものにもとらわれず、何ものにもおそれず心のままに・・・・・。
上映が終了し、次第に明るくなるシアター内だが、
2~3分はがさがさと席を立つ人がいなかった。静かに座っている。。。。。
皆余韻に浸ってるという不思議な空間がしばし止まっていた。
山は山は山は 心のふるさとよ
山は山は山は 仲間のふるさとよ
雪と岩と森に 命を燃やし
明日のために
行こう 山へ 行こう
笠ヶ岳~七味温泉、3年ほど前の秋に訪ねたことがあります。
少し古い記事にコメントくださりありがとうございます。
>測量の会社にいて航空写真図化をやってきました
すごいお仕事をされてきたんですね。
専門的な観点から「点の記」を見たら、注目点も一味違ってきますね。
>先人の築いた三角点があったからこそ
先人の貴重な努力の結晶には、頭が下がる思いです。
測量の会社にいて航空写真図化をやってきました。明治政府はものすごい早さで全国測量しちゃいましたね~ 地上法でやることは陸軍陸地測量部の能力、組織力は大変優れてますね。
戦後は航空写真測量で全国の1/25,000地形図を10年で作ったけど先人の築いた三角点があったからこそ出来たのですね。
現在は人工衛星を使ったGPS測量、電子基準点を使うので山頂の三角点はあまり使われなくなっているようですね~
爆発的な感動ではないけれど、心底感動したでしょ。
>感動して泣いちゃいました、私。
うんうん。同じく。私は席立つ前にサングラスしてシアターを後にしましたもの。
>仕事に誇りを持って、挑戦し続ける男性って素敵です!
いつの時代もね!
香川さん、一人の人間としてもいい人ですよ!
サインはe 笑
有言実行、見てきました
感動して泣いちゃいました、私。
仕事に誇りを持って、挑戦し続ける男性って素敵です!
そして、香川さんに惚れちゃいました~~~笑
今後もよろしくお願いいたします。えびえび。笑
>わぁ、見たいなぁ
登った経験があるなら、いろんな思いが重なって鑑賞できると思います。
平日お休み、羨ましいですぞ。「点の記」お奨めです。
>私こんなとこ登ったんだーって、内容とは一切関係ないことに感動しそうです。
そういう観点の見方もありだと思います。ストーリーはわかりやすいので、個々の感動でOK.
別山まで、やったね!
よろず相談、今後もいつでもどうぞ。えび。
明日休みだし、行ってこようかな。
CG空撮なしってすごいことですよね。
登ったことあるだけに、感動もまた違うんだろうな。私こんなとこ登ったんだーって、内容とは一切関係ないことに感動しそうです。笑
あ、いろいろご相談したんですが、5月は別山まで行ってみました。
歌舞伎俳優を父に、宝塚歌劇団の元雪組トップ娘役を母に。。。自身も東大卒という華麗な経歴を持ちながら絶対に偉ぶらず、飾らない俳優さん。長次郎そのままの謙虚で礼儀正しい俳優さんです。 このキャスティングも「点の記」の映画が成功している秘密だと思われます。
>観にいかなきゃ!!!
行くべし!
「剱岳・点の記」期待を裏切らない秀作なので是非!
>金曜は男性1000円デー
シニアとレディースデーはあっても役立たずでしたが、これは「金トク」ですね!狙ってみます。 情報ありがとう。
香川照之さんはいい俳優さんですよねぇ~
「Mr brain」でもいい味出してますよね
私も近々行きたいな。
剣は行ったことないけど、やっぱり大きなスクリーンで見たい。
そういえば、金曜は男性1000円デーというのができたみたいですよ。
とりあえず今年いっぱいということみたいです。
K嬢の感想もお伺いしたいものです♪
すばらしい映画でしたね。ロケ隊との出会いで現場を目の当たりにしたので、凄くドキドキしながら観ていました。
ヤマノボラーは、山についても、コースについてもその過酷さについても実感を以って、また映像で省略されている部分も自分で補うことができるので、一般の人よりもより深い感動が得られるのだと思います。
美しい映像も期待を裏切りませんでしたね!
素晴らしい映画でした。 すごい良い映画を観たって感じです。
カモシカさんはロケ隊と出会ったんですよね。
山登っている人は、登っていない人よりも
より深い感動の映画ですね。
映像もパンフレットも良かったですね。
>2007年の感動を胸にご覧になったんですねぇ。。
映画に登場した俳優さんたちとのお喋りやら、本番前に俳優さんたちの足跡を雪面に這いつくばって消す裏方の手伝いをしたことなど思い出しながら見ていました。
雪の奥大日をバックにおにぎりを食べたり、稜線を登っていくシーンは私の目の前で撮影されたものだったので、感激しました。
>臨場感があって大変な撮影だったろうなぁとしのばれました
まさにロケ隊も含め、「点の記」制作に携わった全ての人々の魂の記録です!
まさに2007年の感動を胸にご覧になったんですねぇ。。
前記の写真の数々も、皆さん気さくで好い感じです。
メイキングで、CG・空撮なしと知って観ていても
臨場感があって大変な撮影だったろうなぁとしのばれました。。
お二人そろって仲良く羨ましいですね。
>監督ウルウルしてました
わかります、わかります。
私、サングラスかけてから席立ちましたもの。
>ロケ隊と遭遇するなんて!!!
千載一遇の幸運でした。今でこそ点の記の撮影だといえば誰でもわかりますが、何にも知らずにランチしている目の前にあの姿で現れたときはもうもうビックリくりくり栗饅頭!でした。
是非ご覧になってみてください。
つばささんも朝一ですね!
見応えのある映画でしたね。内容はつばささんの評論に委ねるとして、山岳風景も雄大な自然もGood!
監督ウルウルしてました。
私はぜひ新田次郎の本を読もうって思っています。
それにしてもカモシカさん♪ロケ隊と遭遇するなんて!!!
凄いですね!
私も公開日に観にいってきました。
なかなか見ごたえがありましたね。
雄大な自然も良かったです。
こちらの方にも来たら見てみたいと思います。