レッスン受講の方は、ほとんどがAT車の方ですが、MT車でのレッスンご希望の方も時々いらっしゃいます。
ところが、練習車がATの為にMT車のレッスンはマイカーレッスンしかお引き受けできず、ご迷惑をお掛けしております。
そこで、少しMT車の運転について…。
MT車での、まず最初の関門が発進時のエンストです。
エンストの原因は、アクセルの踏み方が弱かったりクラッチの戻し方が急だったり…と、アクセルをクラッチの調和が悪いとエンストしてしまいます。
特にクラッチ操作の半クラッチをマスターしないと、スムーズな発進ができません。
クラッチは必ず踵から離すようにして下さい。踵を床に付けたままだと半クラッチから完全に戻す時に(そこから踵を離す事になります)ガクッとなる事が(エンストしたりノック気味に発進)多いようです。
半クラッチのとらえ方は、音の変化、振動の変化、そして一番大切な動きの変化で感じ取るようにします。
動き始める事を感じ取るためには、しっかり前方を見るようにして下さい。
スムーズな発進には…
1.前方を見て、アクセルをエンジン音が少し変わる程度に少しずつ踏み込みながら(タコメーターは見ないで)、クラッチペダルをスーッと適当に(慎重になりすぎないように)戻していきます。
2.視線は必ず前方を見て車の動き始めをしっかり観察し、動き始めたら(この状態が半クラッチです)足を止め少し我慢(2~3秒)…ここが大切です。
3.それから、クラッチペダルを静かに最後まで戻し、左足はフットレスト(或いは床)へ。
そして加速の操作へ移るわけですが、上記1~3の動作を何回も繰り返して練習して下さい。
マスターしたら、次は少し傾斜のある場所(教習所ですと踏切位の傾斜)で逆行しないように発進できるようになると、エンストしないで素早い発進ができるようになります。
MT車のエンストで苦労している方、頑張って練習して下さいね!
MT車ではありませんが、練習車(フィット)のエンジンルーム…
ペーパードライバー講習は札幌の「ドライビングサポート美しが丘」へ!出張レッスンでマイカーを使って教習できます。
運転免許を持っているけど、「運転に自信がない」「免許取得したばかりだけど一人では不安」「仕事で運転する事になった」…等の方へ、運転できるように親切・丁寧にサポートします。
詳しくは、ドライビングサポート美しが丘(https://ds-utsukushigaoka.com/)をご覧ください。