BADBOY.
ペダリングにコツって感触があって、ペダルかな？と思っていたらフレームと右ワンの間に隙間が見える。試しに工具をかけてみると、やっぱり動く…。
このまま乗るとBBのみならずフレームも傷めます。元々BBシェルのネジ山が削れて廃車寸前だったところを私が引き取って、BBヘリサート加工なる秘儀で復活した車体。当時BBは針金で落ちないように固定、というか支えられていました。
とりあえず締め直しておけば大丈夫かなと突貫整備。まずはチェーンを外します。
左クランクと左ワンのロックリングを外して、BBの左側を緩めます。
次に右ワンを一杯まで締め込みますが、何やら感触がおかしい(汗;
右ワンを外して確認すると、どうもBBシェル内のネジ幅が少ない為に固定力が足りていない様子。面から7～8mmのところに段差があって、そこまでしかネジとして効いていないイメージ。それでも以前は気になりませんでしたから、微妙にネジを傷めているのかもしれない。フレーム再生の際に施したBBヘリサート加工が右なのか左なのか両方だったのか曖昧ですが、もう一度傷めれば間違いなく乗れなくなるであろう我が家のBADBOY。これは困った。
使っているワンはごく普通のカップ＆コーンでスギノ製。右ワンのネジ部分は根元に2mm程の遊び(ネジを切って無い部分)があるので、その遊び分をスペーサーで埋めて固定力を高めてみることにしました。宝箱から1.5mm～2mmのスペーサーを探してきて右ワンの間に装着。
…良かった、しっかり固定出来ました。
右が出た分左が引っ込みますのでロックリングが掛かるか心配でしたが、ギリギリ大丈夫。
クランクを戻して、少し外に出た分のFD調整をして作業終了。簡単に済ますつもりがそう簡単にはいきませんでしたが、これでまだ暫くは乗れるかな？
1ヵ月程乗りましたが、今のところ平気。右が少し出たのは気にならない。BBを今のカップ＆コーン式に替えたのは1年半ほど前ですが、去年からは極端に出番が増えていたのでもう少しマメに見ておけば良かった。
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