古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

Bushbox LF Titanium レビュー

2020-04-05 07:19:00 | outdoor item

10×10×14cmの小さな焚き火台。最近のお気に入りで、長々とレビュー。

Bushcraft Essentials Bushbox LF Titanium.

トライペット込みの実測は273g。板厚は全て1mmと厚めで、チタン製の小さな焚火台をイメージすると重さを感じる。ヒンジは板材を切ってねじったような造りで堅牢。むしろ芯棒の先端が華奢に見えるのでそっちが不安だけど、直せないことも無さそうだからそこまで心配ないかな。

ロストルと底板の材質がチタンかステンか分かりません。ヒンジの造りやロストルの焼き色を見る限りはチタンに見える。

オプションのユニバーサルグレードを使うとこんな感じ。これがなくてもサイドパネルにトライペットやペグを挿し込めるし、工夫次第で高さの融通が効くのはとても良いと思う。

メインで使っている小さな焚火台(写真上/右)との比較。こちらはたぶん中国製で似たような製品をよく見かけますが、品質は良くて気に入っています。比べるとブッシュボックスLFはさらに一回り小さい印象。

ブッシュボックスは山型になっていないので小さく見えますが、開口部の寸法はLFが少しだけ広い。付属のトライペットを乗せてみると分かり易い。

収納サイズも小さい。

ユニフレームネイチャーストーブ焼き網(135×135mm)。焚火台と一緒に収納袋に入れていますが…

ブッシュボックスLFはケースも小さいのでこの焼き網は全く入らない。

収納ケースはペラペラのナイロンではなくて凝った造りのしっかりした物。ただしコットンっぽい生地なので摩擦には弱そう。

実際に使ってみて。

まず、燃え具合がとても良い。良く燃えるけど燃え過ぎない絶妙な感じ。熾火もこのサイズとしてはしっかり出来て優秀だと思う。ロストルの下にもう一枚灰受けがあるので、無いタイプに比べると地面へのダメージは圧倒的に少ない。でも灰は落ちるのでカーボンフェルトは敷きます。

メジャーなトレック900とのサイズ感。

写真(上)はユニバーサルグレードを使わずに手持ちの十字五徳とステンレス板で火床を嵩上げして炭を使ってみた様子。ユニバーサルグレードはあれば便利だけど、無くても何とかなる。

良い事づくめと思いきや、そうでないところも。しかも私にとってはある意味致命的とも言えなくもない弱点が。

ものすごく、洗いヅライ( ゚Д゚)

優秀なギミックが完全にあだとなって、特にロストルと灰受けに隠れるあたり、特に特にそのヒンジ部分が超洗い辛い。私は毎回綺麗にする派なので上手い洗い方を考えないといけない。その点、全バラ出来るタイプのもう一台はお気楽。

あとは、数回使ったところで側面に少し反りが出た。厚めとはいえ板状の金属なので歪みますが、たぶん想定の範囲で今のところ特に支障はありません。

そんな感じで私的に悩ましいところもあるけど、火を扱うという大事なところでとても使い易いし、準備と撤収はまさに極楽。

厚みのあるチタン材は堅牢で、なによりも所有欲が大きく満たされる(←これ重要)。大きい方のXLも考えたけど、自転車ソロがメインなので重さも含めてLFはとても良いサイズでした。滅多に行かないキャンプツーリングとか、そーいうとっておきの機会には必ず持ち出したい(゜-゜)



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