なんだか無性に火を焚きたくなりました。
小さなキャンドルに火を灯してみました。
なぜか、すぐに消えてしまう火を、何度も何度もつけ直して、小さな炎を、ただただ眺めました。
肌に感じないほどの弱い風が流れていたようで、小さな炎はゆらゆらと、元気にゆれました。
「おかあさん、なんで火をつけてるの?」
弟くんの問いに、答えることができませんでした。
火遊びをするなんてよくないし...。
でも、なんだか今日は、無性に炎が見たかった。
家族が寝静まってから、暗いキッチンで、また、キャンドルを灯してみました。
あんなにすぐに消えていた火が、今度は、消えることなく、小さく、でも、しっかりと灯りました。
ゆらゆら、ゆらゆら、元気にゆれながら、でも、しっかりと灯ってくれました。
片付けていた雑誌の間から、1枚だけ出てきた折り紙。
私が唯一折れるのは「鶴」
記憶をたどりながら、丁寧に折ってみました。
折りながら、ぐるぐると、いろんなことを考えました。
帰省していた日々のこと
お盆行事のまったくなかったお盆休みのこと
9月に待ち受けている生活のこと
そして、この半年の間にあったいろんなこと
「送り火だ」
日にちも、やり方も、めちゃくちゃだけど...
「仏壇がなくても、方法が間違っていても、気持ちは伝わりますよ。」
誰かが言っていた気がします。
もう誰も触れない話
ごくごく小さい些細な話
気がついたら、火は燃え尽きていました。
小さなキャンドルに火を灯してみました。
なぜか、すぐに消えてしまう火を、何度も何度もつけ直して、小さな炎を、ただただ眺めました。
肌に感じないほどの弱い風が流れていたようで、小さな炎はゆらゆらと、元気にゆれました。
「おかあさん、なんで火をつけてるの?」
弟くんの問いに、答えることができませんでした。
火遊びをするなんてよくないし...。
でも、なんだか今日は、無性に炎が見たかった。
家族が寝静まってから、暗いキッチンで、また、キャンドルを灯してみました。
あんなにすぐに消えていた火が、今度は、消えることなく、小さく、でも、しっかりと灯りました。
ゆらゆら、ゆらゆら、元気にゆれながら、でも、しっかりと灯ってくれました。
片付けていた雑誌の間から、1枚だけ出てきた折り紙。
私が唯一折れるのは「鶴」
記憶をたどりながら、丁寧に折ってみました。
折りながら、ぐるぐると、いろんなことを考えました。
帰省していた日々のこと
お盆行事のまったくなかったお盆休みのこと
9月に待ち受けている生活のこと
そして、この半年の間にあったいろんなこと
「送り火だ」
日にちも、やり方も、めちゃくちゃだけど...
「仏壇がなくても、方法が間違っていても、気持ちは伝わりますよ。」
誰かが言っていた気がします。
もう誰も触れない話
ごくごく小さい些細な話
気がついたら、火は燃え尽きていました。
そして、何年たっても忘れないです・・・。
きっと一生。
こうして話題にできることだけでも救われます。
私って弱いなぁ...mikaさん他、世の女性たちを見ていると、つくづく思います。