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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

薬師草

2013-11-12 06:37:22 | 日記

ヤクシソウ;薬師草(キク科;オニタビラコ属)花言葉は、賑やか。Youngia=オニタビザコ属、Japonica=日本の。denticulata=細かい歯のある。Youngiaはアメリカ植物学者「ArmstYoung」さんの名前にちなむ。山野に生える。葉は薄く基部で茎を抱き、切ると白い乳液を出す。頭花は1.5cmほどで枝先に多数つく。花の咲いたあとは下向き、黒ぽい総苞と白い冠毛が目立つ。秋黄色い小さな花を咲かせる。薬効はなく、また薬師如来とも関係なく、名前の由来は不明。似ている花には、野芥子、顏剃菊、鬼田平子より大きい。花期は8~11月。分布地は北海道、本州、四国、九州。この花の詠んだ句はない。気象庁は11日東京地方で冬の到来を告げる「木枯らし1号が吹いた」と発表した。昨年より7日早く、午後2時54分に最大瞬間風速17.9mの北西の風を観測した。「凩に匂ひやつけし帰花 芭 蕉」「枯野は縁の下までつゝきをり 久保田万太郎」。(木枯しに 夜更けに幾度 目覚めけり ケイスケ)


水引の花

2013-11-11 06:24:36 | 日記

水引(タデ科)山野の林縁などに多い多年草の花、花言葉は慶事。8月頃枝上に数条の細長い花軸を伸ばし、赤い小花を無数につける。高さ60~90cmで、茎は細長く硬い。葉は先のとがった楕円形。花軸は上から見ると赤く、下から見ると白く見える。白花の銀水引、紅白混じった御所水引などがある。植物名は水引であり、水引草は俳句特有のいい方。「水引の花の人目を避くる紅 後藤比奈夫」「水引の花は動かず人目さし 山西雅子」「水引のまとふべき風いでにけり 木下夕爾」「水引の紅は見えねど壺に挿せり 高浜年尾」「水引の雨こまやかに降りはじむ 荏原京子」「水引草はびこり母をよろこばす 山田みずえ」「今年また水引草の咲くところ 原田浜人」「水引草風がむすびてゆきにけり 原田正年」「山刀伐を越ゆ水引の銀を手に 安藤五百枝」。(花探す 山遠くして 蓼を得ず ケイスケ)


ガマ

2013-11-10 04:54:47 | 日記

ガマ(ガマ科)花言葉は、教養。蒲の花は、円柱形の穂状で、長さ約10㎝の雌花序の上に,約10㎝の雄花序が繫がってつく。花粉は黄色で「蒲黄」といい、昔は薬用に使われた。「古事記」に登場する因幡の素兎が大国主命の指示に従って治癒できたのは「蒲黄」の薬効である。雄花序は花が終わると枯れ、雌花序が赤褐色となって残り、「蒲鉾」となる。「蒲の穂やはだしのまゝに子の育つ 池内たけし」「大和なる蒲の穂やわらかく握る 遠山陽子」「案じられし後継ぎ育つ蒲の花 石井佐知」。(思い出の 因幡の里も 遠くなり  電話で話す 友がきの声 ケイスケ)

 

 

 


コウヤボウキ

2013-11-09 07:16:47 | 日記

コウヤボウキ;キク科コウヤボウキ属。花言葉は、働きもの。山地のやや乾燥したところに多い60~100cmの草木状の小低木。枝は細く、灰褐色で、いちじるしく枝分れする、一年生枝には卵形の葉を互生し、2年枝には、やや細長い葉を節ごとに3~5枚ずつ束生する。一年生枝の枝先に白色の頭花を付ける。和名は高野山でほうきに利用したことによる。花期は9~10月、分布地は関東地方以西、四国、九州.似たものにナガハノコウヤボウキがあrが、コウヤボウキの枝や葉には短い毛があるのに、こちらは、ほとんど無毛でやや硬毛であり、2年生枝に頭花をつける。昨日富士山が白雪をかぶり姿を現した。東北、北海道も、積雪の知らせあり、いよいよ冬が来た。(紅葉散る 街の景色に 冬の声 ケイスケ)


亥の子

2013-11-08 05:28:58 | 日記

旧暦十月の亥の日のこと。この日、病魔退散を願って、大豆、小豆、栗などの新穀でこしらえた「亥の子餅」を食べる風習がある。菓子屋には猪の子の姿をした亥の子餅を売る店もある。「源氏物語」葵の巻に描かれているとおり古くから宮中で営まれ、これにならって幕府でも行われた。農村では収穫の祝となり、子どもたちが縄を縛った石で地面を叩く「亥の子突」をして回った。「命婦より牡丹餅たばす亥の子かな 蕪 村」。(亥の子つく こと出来ぬ時代なる 己が健康 誰が守るや ケイスケ)


ダイモンジソウ

2013-11-07 09:47:04 | 日記
ダイモンジソウ;大文字草(ユキノシタ科)花言葉は、節度。高さ10~20cm程の多年草で、ひょろひょろとした茎を伸ばし、はかなげな白い花をつける。繊細な花をよく見ると、細かい花弁が5枚ばつと開き、漢字の「大」に似た形。大文字という名前は、この花形からついた。別名「雪模様」と書き、花があたりを白く染める光景をあらわしたもの。最近は、濃いピンク色の赤花大文字草という園芸種の人気が出て来たという。今日は二十四節気の立冬。猛暑が続いた今年の異常気候は、漸く「秋の暮」を迎えた。「かれ朶に烏のとまりけり秋の暮 芭 蕉」「此道や行人なしに秋の暮 芭 蕉」「去年より又さびしひぞ秋の暮 蕪 村」「門を出れば我も行人秋の暮 蕪 村」「彼一語我一語秋深みかも 高浜虚子」。(夜寒さや 酒杯ぞふえる 吾が夕餉 ケイスケ)

白玉星草

2013-11-06 07:26:47 | 日記
白玉星草;コンペイトウ草(ホシクサ属)。花言葉は、純粋な心.一年草。花期;9~10月。名前の由来は、葉の先端に綿のような小さな花が、星やコンペイトウに似ているため。絶滅危惧種Ⅱ類。東山植物園湿地にあり、伊勢湾周辺でしか生息しない植物。(絶滅の 心配さるる 君の名は 純粋にして 白玉星草 ケイスケ)

マリーゴールド

2013-11-05 07:28:42 | 日記
マリーゴールド;孔雀草(キク科)花言葉は、友情;生きる。孔雀草の名を持つ植物は二種ある。どちらも一年草、キク科の一年草で、花壇用の花。一種は北アメリカ原産の「波斯菊」で、明治時代初期に渡来。草丈40~100cm、6~7月にコスオスに似た花形の黄色の花を咲かせる。花の中心に茶褐色の模様が入るので「蛇の目草」と呼ばれる。「マリーゴールド」は江戸時代前半に渡来。草丈20~30cm、花径4~5cmの一重または八重の花を株いっぱいにつける。花色は黄色や橙色など。開花は5~11月と長く、夏~秋の花壇には欠かせない。和名「孔雀草」花色や花形などから「紅黄草」や「万寿菊」の名がある。「借家見やどこの庭にも孔雀草 星野立子」「起きぬけにおどけし母や孔雀草 山田みずえ」「絹機を干す機屋あり孔雀草 黒沢宗三郎」。(垣根際 華やぎて咲く 孔雀草 ケイスケ)

秋峯院誠道實温居士

2013-11-04 11:22:09 | 日記
昨日山田實(小野家次男:八十九歳)の77日忌(四十九日忌)法要が行われた。仏壇にある過去帳に記載すべく、過去帳に、秋峯院誠道實温居士を記入した。翌二十四日の頁には、父小野吉見;法輪院転誉照見居士(昭和十年六月;享年四十二歳)で並ぶことになつた。天空で親子の再合で積る話が出来ただろうか?母は浄香院亀譽西岸大姉(昭和三十六年三月一日享年六十三歳)小生は、謙譽慈照居士。父母の分まで生きるのは、あとまだ二十一年ある。大切に頑張るぞ。(ケイスケの目標)

犬蓼

2013-11-04 06:27:43 | 日記
イヌタデ:赤のまんま(タデ科)花言葉は、あなたのために役立ちたい。秋に紅色の穂をつける一年草。花穂を赤飯になぞらえた名。子供がままごと遊びに使う野草で、各地の原野、道端にふつうに見かけられる。犬蓼の名は食用になる柳蓼に対し役に立たない蓼という意味だが、タデ科の植物の中でもっとも親しみのある名で呼ばれている。他に秋に花をつけるものに、花蓼.大犬蓼.細葉蓼,桜蓼.ぽんとく蓼.大毛蓼.その他があり、総称して蓼の花といい、秋の季題である。「花蓼の撩乱とし暮れとす 加藤春夫」「長雨のふるだけ降るやあかまんま 中村汀女」。(幼児の 遊びの仲間 赤まんま ケイスケ)