ベラリゴニューム(フローソウ科)花言葉は、あつい信仰;決心。南アフリカ原産。数種の原種から作出された園芸品種で、花壇や鉢物用に栽培される。日本には江戸時代末期に渡来。アオイ科の銭葵に葉が似ているので、「天竺葵」と呼ばれた。花丈20~30cm、葉の脇から花茎を伸ばし、先端に五弁花を房状につける。花色は、赤、桃、橙、白など。ゼラニームの仲間で、もつと花が大きく華やかで、一番の違いは、葉は縁が滑らかな丸葉で、葉の縁に細かい切れ込みが入りフリル状に波うっている。開花期は春から初夏にかけての4月~6月中心だが四季咲き性がある。茎や葉に独特の香をりがある。「ゼラニーム紅しばかりに焦土広し 殿村莵絲子」「ゼラニーム午後の雲満ちひろがるる 有働 亭」「ゼラニーム男二人の真昼時 和田耕三郎」。(ビル棲みの 昼間明るし ベラリゴニューム ケイスケ)
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