風車

カザグルマ；テツセンカズラ；クレマチス（キンポ―ゲ科）花言葉は、心の美しさ；高潔。「テツセン」茎が針金のように細く、花は径５～８㎝、六弁では中国原産。茎が針金のように細く花は径５～８センチ。六弁で白色。「風車」は日本や中国、朝鮮千島原産。花は大きく径１０㎝。八弁で花色は紫または白色。それじれ古くから観賞用に栽培された。大正時代以降、鉄線や風車を含むいくつかの原種を交配して作られた園芸品種群がヨーロッパから導入され、日本でも盛んに交配が行われ、{クレマチス}と総称する。品種は多く。八重咲きもある。一重咲きは六弁から八弁。原種の鉄線や風車を見分けるのは難しい。開花は５～６月が中心だが、秋まで咲く品種もある。花色は紫、青、赤、桃、黄、白多彩。いずれも蔓性で、葉は羽状複葉でた対生し、長い葉柄で他物に巻き付く。●古くからよく詠まれて来ている花であり俳人好みの花とい言へよう。「蔓ななれ月にうかべり鉄線花　水原秋櫻子」「鉄線の花空中に遊び咲く　高木晴子」「鉄線を活けて山風畳搏つ　林　翔」「山月を遊ばせて白鉄線花　有働　寧｝「淋しさわこれからといふ鉄線花　坊城中子」「鉄線を咲かせすぎ父細り居る　鍵和田柚子」「鉄線花咲かねば解かれさうな垣　岸川青道」「咲き登る乱れは見せず鉄線花　斉藤葉子」「あの朝が死ぬ朝だった鉄線花　対島康子」「鉄線花父の遺骨は眼鏡のみ　井上閑子」。（風車５月は己が遊ぶ月　ケイスケ）