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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ヤマサクラ

2015-04-10 06:25:55 | 日記

山桜(バラ科)花言葉は、あなたにほほえむ。桜は日本の代表的な花であり、俳句で花といえば桜のことを言う。古来の文人武人は、爛漫と咲き溢れた桜を称えるとともに、散りぎわの潔さを愛惜した。桜は日本人の心情の中に息づいて国花となったのである。植物学上から言えば、単に桜という植物はなく、種々の桜の総称である。「彼岸桜」は最も早く咲き、細い枝に可憐な淡紅色の小花をつける。「枝垂桜」「糸桜」もこの一種である。「山桜」は、赤芽、青芽、茶芽などの輝くように萌える若葉と同時に花を開き、まことに美しい。「八重桜」は花が濃艶で、花期は一重桜より遅い。「花の雲」は、遠い桜の花が雲のように見えることをいい、「花筏」は、水面に散りしいて流れる花びらの群れを筏に見立てたものである。「咲き満ちてこぼるる花もなかりけり 高浜虚子」「山桜雪天に声もなし 水原秋桜子」「空をゆく海あおければ海へちる 高屋窓秋」「花散るや瑞々しきは出羽の国 石田波郷」「まさをなる空よりしだれざくらかなな 富安風生」「葉桜や白湯を甘しとおもふ齢 渡辺恭子」「桜の実赤し黒しとふふみたる 細見綾子」「潮引きて鷗も遠し花の雨 秋元泉児」。桜を詠んだ句は非常に多い。(己が影慕うてこぼるる花筏 ケイスケ)