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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

キキョウ

2015-09-13 04:42:33 | 日記
キキョウ;桔梗(キキョウ科科)花言葉は、気品;変わらぬ愛。秋の七草の一つ。山野の日当たりの良い所に帰る多年草。青紫の花びらの先が切ったように五つに分かれ、折り目正しく深い感じがする。日本のの山に自生しているが、近年yさえいの桔梗はあまり見かけられなくなつた。山上憶良の秋の七草の歌に登場する「朝顔」は桔梗。『萩の花尾花葛花なでしこが花 をみなへしまた藤袴朝顔が花』(山上憶良)』「最後の朝顔が花}はいまの桔梗のこと。朝顔は中国伝来の花であり、日本の野山に葉自生しない。「桔梗やまた雨かへす峠口 飯田蛇忽」「桔梗一枝狐がくはへ来たりけり 草間時彦」「桔梗の生涯といふべかりけり 清水芳郎」「かたまりて咲て桔梗の淋しさよ 久保田万太郎」「われ遂に信濃を出でず桔梗濃し 小林挟子」「ふつくりと桔梗の蕾角五つ 川崎展宏」「桔梗挿す壺の暗さをのぞいてから 桂 信子」「桔梗咲き晩年といふ見えぬもの 高橋謙次郎}「人の世のごとし桔梗のさびしさは 折笠美秋」「桔梗の蕾をぽんと鳴らしけり 阿部みどり女」「桔梗を焚きけぶらしぬ九谷焼 加藤楸邨」「桔梗やみずのごとくに雲流れ 岸 風三楼」「桔梗の空のひろがる信濃なり 阿部誠文」「桔梗や夕べの風は地より湧く 桜井博道」「仏性は白き桔梗にこそあらめ 夏目漱石」「山中に一夜の宿り白桔梗 野澤節子」「日暮れとも雨けむるとも白桔梗 藤田湘子」「白桔梗百日経を写しては 寺井谷子」「みづうみは朝のひかりの白桔梗 大屋達治」。(桔梗咲き 白きは物のあわれなり ケイスケ)。

地震の余波

2015-09-12 11:53:45 | 日記
地震の影響で、ガスが止まり,エレベーターが止まる。東京周辺、ことに調布市、三鷹市など周辺の被害は大きいようだ。今日中に回復を祈る。被災地の不便に比べたら、我慢することが、当たり前のことかもしれませんが?せめて三菱電機のエレベータ―の回復を期待します。

釣舟草(平成27年9月12日)

2015-09-12 07:00:29 | 日記
9月12日午前5時25分ころ日記を記録中にかなり大きな地震が発生した。(5時49分震度4;震源地は東京湾70k調布市震度5弱。午前5時49分)
ツリフネソウ;蛍袋;提灯花;風鈴花(キキョウ科)花言葉は、安楽。キキョウ科の多年草。山地の林の縁や道に沿って生える。高さ20~80㎝。全体に粗毛が生えている。地ぎわに生える葉は長い葉柄があり、卵形で無柄。6~7月、茎の先端部の葉のわきから先の浅く五裂した、長さ約5㎝の釣鐘形の花が数個垂れ下がって咲く。花色は淡紅紫色または白色。子供が蛍をこの花筒に入れて遊んだことから「蛍袋」の名がある。●奥ゆかしい風情でうつむいた姿は、釣鐘にも灯火にも見えロマンがる。「かわるがわる蜂吐出して釣鐘草 奥村 元」「宵月を蛍袋の花で指す 中村草田男」「夕風に蛍袋のひとかたまり 細見綾子」「どどどどと蛍袋のひとかたまり 金子兜太」「もごもごと虻ゐるほたるぶくろかな 飯島晴子」「眠くならぬこのごろ蛍袋かな 岡井省三」「ほたるぶくろ重たき光ひとつづつ 山田みずえ」「流人墓ほたるぶくろは白ばかり 神蔵 器」「でたがらずほたるぶくろの中の風 檜 紀代」「蛍袋出て來し蟻の濡れてをり 須原香和男」。この日記を書いている途中5;49分に震度5弱の地震が発生した。震源地は東京湾70k。多摩~調布;三鷹し5弱。久しぶりにマンションも大きな揺れを感じた。調布市の高速道路の交通状態をテレビで放送している。京王腺時速25キロの速度規制中・で運行中とのことである。(久方の地震ありけり目が覚める ケイスケ)。9月12日6時35分記載す。吾家では大きな音を聞いたが、何処かわからず、部屋の中を見ると、箪笥の上のコケシが数個倒れていた。これを直して6時50分完了した。9月12日5時20分前後ブログお赤き始まると地震が発生した。(平成22年9月12日午前7時記録完了)。(今朝の目覚めは地震のおかげ 目覚めけり ケイスケ)。

異常気象東日本豪雨の状況

2015-09-11 17:50:59 | 日記
四方を海で囲まれる日本、火山活動あり、台風あり、台風の勢力を知るのに、かなり以前は手段に限られていた。気象偵察機が台風の中心に飛びこみ、気圧などを測っていた。今は危険を冒すまでもなく、人間の目は宇宙空間にある。衛星から送られてくる映像に驚かされた。栃木、茨城の上空に南北に延びる積乱雲が居座って動かない。気まぐれな天に人知はは神の視線をもつところまできた。後はどう有効に使うかだ。と唱えることはできても、そこからが難しい。川が決壊し街が濁流にのまれ、家が流される。そこまで予想し対処した人がいただろうか?激流に傾く家の2階から懸命に手を振る家族がいた。電柱にしがみつく人も、救助のへりが住民をつり上げる様子を、つらくたまらない気持ちで見守るしかなかった方は多いだろう。大雨は宮城に移り大崎市で堤防が壊れ街に濁流が押し寄せた。助けを求める人は?行方不明者は?懸命に捜索をする、自衛隊、警察、海上保安庁などの救助隊員は10日の夜の時点で1967人、へり38機態勢で救助にあたった。全国の大雨被害は「死者3人、行方不明者25人,負傷者27人,床上浸水309棟、床下浸水1328棟、避難指示7万4815人、避難勧告71万5340人。山谷防災相は閣議後の記者会見で「いまだ多数の方が行方不明で深刻な被害が出ている。物資の確保、避難所の環境整備など最大限の支援をしていきたい」と述べた。(11日午後0時半現在(読売新聞社調べ)

新蕎麦;走り蕎麦

2015-09-11 07:03:44 | 日記
夏撒きの蕎麦は9月にはもう秋蕎麦の走りとして精粉される。まだ熟しきらないのでやや青みを帯びた蕎麦粉で打ったものが新蕎麦で、走り蕎麦ともいう。手打ちのの新蕎麦はまことに風味がよく、初秋の味覚として貴重である。上方では蕎麦よりもうどんを好む傾向であるが、蕎麦の産地の信州(長野県)や上州(栃木県)をはじめ関東では昔から蕎麦を好み、新蕎麦は特に珍重された。夏撒きの蕎麦を収穫するとすぐに秋蒔きの蕎麦にかかる。立秋ごろに蒔いた蕎麦はもう初秋のころに白い花が咲き、晩秋に実を結ぶのである。「新蕎麦やむぐらの宿の根来椀 与謝蕪村」「新しき蕎麦打って食はん坊の雨 夏目漱石」「新蕎麦を持ちて湯滝に打たれをり 水原秋桜子」「新そばとなりし蕎麦屋も宿ほとり 皆吉爽雨」「新蕎麦や夕照りのダムまかなひに 星野麦丘人」「師と席を分けあひ旅のはじめそば 佐山文子」。(蕎麦店の軒先新蕎麦ありと告知あり ケイスケ)

ソバ

2015-09-11 05:24:29 | 日記

ソバ;蕎麦(タデ科)花言葉は、あなたを救う。一年草。高さ30~60㎝で、初秋のころ茎頂に白い小花か短い総状花序に群がるように開く。満開時は地面に真っ白な綿を置いたようになり、風に揺れると柔らかい茎の根元の赤さが覗く。花の形や色は淡紅色のものもある。花後の果実中の胚乳から蕎麦粉を製する。寒冷地や高地などの条件の悪い所にも栽培は可能である。「新蕎麦や葎の宿の根来椀 蕪 村」新蕎麦の袋を縫ひぬ赤き糸 長谷川かな女」「新蕎麦や暖簾のそとの山の雨 吉田冬葉」「手送りの箸の回るや走り蕎麦 榎本好広」「そば刈るやまだしら花の有りながら 曽 良」「蕎麦刈りに西より雨の来る信濃 石原舟月」「雁の束の間に蕎麦刈られけり 石田波郷」「蕎麦刈りの三人もをれば賑々し 小原琢葉」「城跡を泣く人誰そやそばの花 言 水」「山畑や煙のうへのそばの花 蕪 村」「月光のおよぶかぎりの蕎麦の花 柴田白葉女」「遠山の奥の山見ゆ蕎麦の花 水原秋桜子」「蕎麦の花火山灰の山畑暮れ残る 羽田岳水」「ふるさとは山より暮るる蕎麦の花 日下部宵二」「淋しきときは淋しき色に蕎麦の花 加藤瑠璃子」「仏より人たそがるる蕎麦の花 三田きえ子」「揺れそめて揺れひろがりて蕎麦の花 本井 英」「戸隠雲凝るならひ蕎麦咲けり 山上樹実雄」「花蕎麦や谷におくれて峠の灯 長田 等」。(噴煙の低くながるる蕎麦を刈る ケイスケ)。


クズ

2015-09-10 05:09:28 | 日記

クズ(マメ科)花言葉は、治癒。秋の七草の一っで、蔓性の草本。初秋のころ紫紅色の蝶形の花を穂状につける。花はあまり目立たなず葉ばかり茂って風に吹かれては白い裏を見せるので「裏見」を「恨み」にかけた歌がよく詠まれた。芭蕉が「葛の葉の面て見せけり今朝の霜」と詠んでいるのは興味深いことである。句作する場合人と同じ見方をしないことは、何よりも大切なことであろう。単に葛と、真葛という場合は葉を指すので、花を詠む場合は葛の花、葛咲くというように詠む。野山で群生の葛の花に出会うと、そのつやむくにおいに圧倒される思いがする。葛の根から葛粉が採れ、葛餅や葛湯の原料となる。奈良県の国栖はその産地として有名で、葛も国栖から名づけられた。「わが行けば露とびかかる葛の花 橋本多佳子」「谷風に遊ぶ蔓先葛の花 香西照雄」「葛の花水きびしめば水応え 岸田稚魚」「泳ぎつつ湯壺を更ふる葛の花 岡田貞雄」「いずこにか花の匂へる葛の闇 渡辺千枝子」(行き行きて倒れ伏すとも葛の原 ケイスケ)。

 


ハナシュクシャ

2015-09-09 05:15:17 | 日記

ハナシュクシャ;花縮砂(ショウガ科)花言葉は、あなたを信頼します。インド原産で、チョウを連想させる白や淡黄色のエキゾチックな花を咲かせます。芳香がねっとりと糸を引くような、官能的な雰囲気。葉や根茎がしょうがよく似ているのが名前の由来といわれています。日本には江戸時代に伝わってきて、縮砂といふ名で風流人にひじょうに珍重されていました。最近はカクテルなどに添えるエイデルフラワーとして人気があります。この花を詠んだ句は見当たらない。今日は台風18号が東海(静岡;御前崎)に上陸、北陸地方に向かう予定。東京も雨で気温22℃と冷え込んだ。


玉簾

2015-09-08 05:04:00 | 日記

玉簾(ヒガンバナ科)花言葉は、潔白な愛。南米原産の球根植物。明治初めに渡来。花壇の縁取りなどに植えられる。草丈20~30㎝、葉は線状で、肉厚。春~秋に10枚ほど出葉するが、この葉を簾に見立てた花名である。7~9月に長さ20~30㎝の花茎を伸ばし、その先端に径4~5㎝の六弁花を上向きにつける。花色は白、花弁の外側が桃色を帯びる。「レインリリー」の英名があるが、雨の日の翌日に花茎が伸びる。「廓口から出て玉簾咲く小径 飴山 実」「新月や夜は花とずる玉すだれ 藤井静枝」「しろじろと息つめてをり玉すだれ 池上樵人」。別名「ゼフイランテス」とはギリシャ神話に登場する西風の神ぜフィロスの名と、花という意味のアントスを組み合わせたものだとも言われている。(玉簾家系の墓を飾りけり ケイスケ)。