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追憶 -京王5000系- 更新履歴

京王5000系のウエブサイトhttp://keio5000.web.fc2.com/の更新履歴です。

一畑電車(ばたでん)デハニ50形 デハニ53

2010-05-07 06:16:55 | それ以外の鉄道車両
◆デハニ53(一畑口→伊野灘) 2008年8月撮影



デハニ50形は、映画「RAILWAYS」の主役にもなっている車両。写真の撮影場所は一畑口駅を出てすぐのところ。
この写真を撮った2008年当時からすでに映画が企画されていることは知っていたが(当時は「ばたでん」という仮タイトルだった)、私の目当ては元京王5000系の追っかけなので、関東からわざわざ島根にまで出かけているにもかかわらずデハニの運行予定を把握していない。
だから、デハニはいつもひょっこり現れる。この写真もあわてて後追いで撮ったものだ。

車内を写した別の写真にもあるように、当時はお座敷に改造されイベント電車として運行されていたため、窓に網戸がはまっている。冷房はついていないから、夏の夜にビール列車で窓を全開で走っても虫が入って来ないようにとの配慮だ。

窓と言えば、最近みんな電車の窓を開けなくなった。
最新の車両は除湿機能はおろか空気清浄機まで備えているものもあるのでわざわざ開ける必要がないこともあるが、10年くらい前だと春や秋にはこんな車内放送が入ることもときどきあった。

「ただ今ヒーターからクーラーへの電源切り替え期間中で、どちらも使用できません。車内蒸し暑いところなどございましたら、窓開けにご協力をお願いいたします」
ひどいのになると(これは実際に聞いたことがある)「この電車のエアコンは全自動になっております。車内お暑いところがありましたら、窓をお開けください。また、車内冷え過ぎのところがありましたら、窓をお開けください」要は調節できねーってことだろ。

最近は機械の性能が上がってこんなことはなくなった。とくに2010年の4月は気温が乱高下したこともあり、昨日までヒーターが入っていたかと思えば今日はクーラーになっている。

エアコン漬けだ。

終着駅に着けば、外は大して暑くも寒くもないのにエアコンをつけっぱなしで4つのドアが全開である。
モーターの省エネ性能を高めたのでCO2がこれだけ削減されました、電車は環境に優しい乗り物ですなどとよく広告されているのだが、このエアコンはどうなのだろう。

デハニのような古い電車にそんなものはついていない。だから乗っていて不快なのかと言えばそんなこともないだろう。暑ければ窓を開ければよいのである。

関東でも郊外を走る少し古いタイプの車両だと除湿機能がついておらず、これからの梅雨の季節はクーラーを入れるまでの温度にもならない。だから、通勤時間帯には車内が蒸れることがよくある。
みんな下を向いて黙っている。
蒸し暑い、それでも誰も窓を開けない。窓を開けたことで周りからひんしゅくを買わないかどうか心配なのだ。周りと関わることがめんどくさい。

そんなとき、「窓をお開けください」の車内放送が入るとありがたいと思うのは私だけだろうか。
「暑いですね~、窓開けましょうか?」
などと一言隣の人に断って。

そんな車内では逆に「マナー向上にみなさまのご協力をお願いします」などという放送が不要になるのではないか。
…だから電車のエアコンはずせなどとは言わないけれど、技術が進歩する一方で、やはり失われる何かはあるのではないかと私は思う。


車両の詳細は一畑電車WebSt@tion→上部メニューの「車両紹介」へ。2010年7月上旬まで、出雲大社前駅に留め置かれて車内が公開されている。

一畑電車(島根県)は映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(2010年5月29日公開)の舞台にもなっています。

一畑電車(ばたでん)デハニ50形 デハニ53

2010-04-27 06:01:38 | それ以外の鉄道車両
◆デハニ53運転席部分(松江しんじ湖温泉駅にて) 2008年8月撮影



デハニ50形は、映画「RAILWAYS」の主役にもなっている車両。写真の撮影場所は松江しんじ湖温泉駅構内。
壁も床もご覧のとおり、本当に木製。踏切でトラックなどとぶつかればこちらの負けだろう。安全運転、安全運転。

今発売中の「鉄道ファン 6月号」146ページにも映画「 RAILWAYS」の記事が載っている。
掲載写真を見る限りでは、映画に登場するのは主にデハニ52のようだ。
148ページ上の写真は景色にあまり見覚えがないので川跡から出雲大社前の間のどこかだろうか。
149ページ左上の写真は雲州平田構内、その下が出雲市駅ホームの隅から狙ったショットと思われる。
同じく149ページ右上の写真は多分、一畑口と伊野灘の真ん中あたり?

車両の詳細は一畑電車WebSt@tion→上部メニューの「車両紹介」へ。

一畑電車(島根県)は映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(2010年5月29日公開)の舞台にもなっています。

一畑電車(ばたでん)デハニ50形 デハニ53

2010-04-26 06:01:39 | それ以外の鉄道車両
◆デハニ53車内(松江しんじ湖温泉駅にて) 2008年8月撮影



デハニ53の車内。
お座敷列車に改装、主に企画列車で運行されていた。

ウッディーな室内、いいですねぇ。

一畑電車(島根県)は映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(2010年5月29日公開)の舞台にもなっています。

一畑電車(ばたでん)デハニ50形 デハニ53

2010-04-23 05:58:46 | それ以外の鉄道車両
◆デハニ53(松江しんじ湖温泉駅にて) 2008年8月撮影



ウエブサイトの更新はちょっと休んで、一畑ついでに(と言っては失礼だが)元京王5000系以外で撮った写真もいくつか載せたい。

デハニ50形は、映画「RAILWAYS」の主役にもなっている車両。写真の撮影場所は松江しんじ湖温泉駅構内。
現在(2010年4月現在)は雲州平田駅構内で静態保存されているが、撮影当時はお座敷列車としてばりばりの現役だった。
写真撮影後、ポイントを渡る時に文字どおり「ばりばりっ」とパンタグラフから派手にスパークを飛ばして発車して行った。結構俊敏な加速だったと記憶している。…木造ボディはやはり軽い、ということだろうか。

きのうから7月4日まで出雲大社前駅構内で一般公開されている。詳細は一畑電車WebSt@tionへ。

一畑電車(島根県)は映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(2010年5月29日公開)の舞台にもなっています。