続・聞こえるようにひとり言 @ 警備日報

メタボなアラフォー警備員のブログ。警備とか警備とか警備その他のもろもろを。

安全の代償

2011-01-31 02:53:26 | 警備日報

とある施設クライアントの歩行者の安全確保は筋金入りです。
歩道上を車が横切る形になる現場なのですが、
その際には決して歩行者を止めることのないようにとのオーダー。
たとえ車を何時間待たせることになったとしても、
歩行者がある限り車は通すなと。

もちろん法的には歩行者が最優先です。
警備の教本でもそのことは言われていますし、
私も基本はそれでいいと思います。
ただぶっちゃけた話、実務上では絵に描いた餅と
言わざるをえない部分がどうしてもあります。

車を待たせていると早く渡らなければと感じられてしんどい、
という歩行者も間々いらっしゃいますし、
私個人としては、人とクルマ、どちらかが一方的に譲ればいいと
いうのではなく、互いの思いやりと加減の問題と思います。

が、クライアントの指示とあれば守らないわけにいきません。
ポツポツと途切れなく歩行者が続くような状況にも
車にだけお待ちいただくようにして数ヶ月。
このシステムが根付くに従って、別の問題が浮上してきました。
傍若無人な歩行者や自転車が増えてきたんです。

たとえば、車が待っているのが見えているのに
動線上で立ち話を始める人。
行ったり来たりして遊ぶ子供に、それを容認する保護者。
いちゃついたりダベったりで異様に遅く歩くカップルや学生。
どんな状況でも一切ペースを変えようとしないランナー。
原付顔負けのスピードで突っ込んでくる自転車。

「ムチャをしたって車は警備員が止めるから大丈夫」
思われるようになってしまったのでしょう。

最後の自転車なんかは視界内いっぱいに安全を確認していても、
2~3秒もあれば車の前に飛び込んできてしまいます。
ドライバーの受けも悪く、止められたら最後とばかりに
停止の合図に応じず突っ込んでくる車両が増えました。
これでは安全確保になってません。

事故が起きるのは時間の問題と、仲間内では戦々恐々。
しかしクライアントは相も変わらず
歩行者を止めることまかりならぬの一辺倒です。
じゃあ自転車は車両だから止めますね!とキレてやりたいぐらい。

こういったことで現実に即した考え方をしないのは
結局は歩行者(お客さん)を危険と隣合わせにしますが、
事故が起きても悪いのは警備、ということなんでしょう。
「警備は万一の場合に責任をなすりつけるために雇うもの」
以前先輩がそう言っていたのを思い出します。

客商売は体裁さえ整っていればいいんですかねぇ(溜息)。
パッと見は印象いいんだろうだけに、タチ悪いよなぁ。


チャレンジ!二刀流

2011-01-30 02:51:03 | 警備日報
警備には『二刀流』と呼ばれるテクニック(?)があります。
誘導棒を左右両手に持って扱うことを指しますが、
私には縁のないものと思っていました。

警太朗は器用貧乏に業務をこなしていますので、
交通誘導を極めた人のもの的なイメージがある二刀流に
自分ごときが手を出してはイカンだろうと。

んが、ある現場の要請でやむなく二刀流を始めることに。
なんかエラソーに見えたりしないかなァと不安になったり、
不慣れで一瞬わけわかんないジェスチャーをしちゃったり。

しかし! 二刀流が求められただけのことはありました。
片手が徒手なのとは、ドライバーの反応が全然違います。
徒手だと止まってくれにくい場面でも
きっちり止まってくれますし、進行の合図への反応も早い!

誘導棒を全く使わせたがらない施設もあるのですが、
こうしてみると徒手はインパクト弱いんだなぁ。
ただやっぱり、どこかエラソーな感じになっちゃう……(汗)。
ドライバーさんにはどう見えるのか、うかがってみたいなぁ。

人や車と接触しないようにも気を遣いますし、
施設が嫌うのはこういうところなんでしょうね。
二刀流専用の所作を考えないといけないようです。

おなら伝説

2011-01-29 00:17:10 | 健康
友人Aは仲間内である伝説を持っています。

彼は普段からやたらとおならをするのですが、
友達同士の集まりでもおならをしてヒンシュクを買い、
最初は「おならぐらいで騒ぐなよ」と笑っていたA本人が
やがて「くさい!」と顔色を変えて逃げまわった、というもの。

ビオフェルミンを地道に飲めば治るのに……(笑)。

神に嫌われた男

2011-01-28 08:19:14 | 警備日報
突然イベント警備に駆り出されました。
私にとっては初の大規模イベントであります!

元々は別の人が入る予定で、
私はお呼びでなかったのが素直に喜べなかったものの、
呼ばれたからにはと意気込んで参加しました。
うまくこなして実績を残せば、今度こそはきちんと
雑踏警備要員にカウントしてもらえるようになるかも!

現場は数班体制で、混雑に合わせて隊員を投入していく形。
んが、主催の予想に反して人出は鈍く。
私の班はと言いますと……8時間、待機所に詰めっぱなし
とうとうそのまま出番なしに終わりました(呆然)。

同僚いわく、「楽して稼げて良かったじゃない」
違うんだ! 俺は普通に仕事したかったんだ!(涙)
だから交通費が出なくても、事前のミーティングと
移動にかかる3時間が給与の対象にならなくても
参加したっていうのに……。

ってか、何もせずに待ってるだけの8時間は結構苦痛よ?
物置みたいな待機所で、遊んだりしていいわけでもないし。
ただ黙々と待ってるだけ。ホントに。

イベント的・警備的にはトラブルがなくて
良かったということになるのですが、
もしイベント警備の神様というものが存在するならば、
俺はよっぽど嫌われてるらしいです(涙)。

白味噌うどん

2011-01-27 12:22:43 | B級グルメ

新年早々に友達の家に行ったとき、
白味噌のお雑煮をご馳走になりました。

ただ餅が切れているというので、
思いつきでうどんを入れたらいいのではと
適当に(ぉぃ)言ってみたところ、これがビンゴ!

というわけで、B-1を狙えそうな(笑)白味噌うどんは、
警太朗が特許をいただきます!

ちゅーか雑煮って地方によって色々あるようなので、
うどんを入れる地方も普通にあるのかも、とも思ったり。

ちなみに、ちょっと煮詰まって味ととろみの強まった
おつゆでやるのが、よりおいしいようです。


いけないのは誰だ

2011-01-26 07:07:13 | 警備日報
駐車場への入庫誘導中、左折しようとした車の
左を原付が抜けようとして、接触しそうになりました。
慌てて車に合図を送って止まってもらい、
事故はなんとか避けることができたのですが……。

原付を運転していたのはオバチャン。
「ありがとう。助かったわ」
私に感謝の言葉をくださったのはいいのですが、
車のドライバーには「免許取り直せ!」と捨て台詞。

……いや、原付は左折入庫しかできない駐車場の
順番待ちの車列を左から抜けてきたわけで。
車の注意義務は別として、
そこはオバチャンのが迂闊です、やっぱ(汗)。

小型バイクであおられない法

2011-01-25 06:27:18 | 雑感

110ccのスーパーカブというのがあります。
それを愛車にしている知人いわく、流れに乗れてるのに
他の車に煽られて、無駄に危ない目に遭うことが多いんだとか。

そういうドライバーは、カブといえば即50ccなんでしょう。
実際には警察や郵便をはじめ、多くのカブが原付2種ですが。
それで、ふと自分の体験を思い出しました。

あるとき、周囲を走る車が妙におとなしいことがありまして。
普段なら私も煽られたりすることはあるのですが、
その日に限ってはそれがない。

不思議に思っていると、途中で落ち合った友達いわく、
「後ろから見たら白バイっぽいからじゃない?」

私はふだん白のバイクとヘルメットを使っているんですが、
その日はたまたま青のブルゾンを着ていたんですよね。

というわけで、件のカブの知人にも
「交番のお巡りさんっぽい服を着たらいいかもー」
と無責任なアドバイス(笑)。

実際、警官ぽく見せられる服なんてのがあるものかどうか
怪しいところなのですが(警備服も誤認を避けるため
意図的にデザインを変えてあります)、あの日の私も
ブルゾンは青い以外共通点なかったし、下はジーンズでした。

そもそもバイク自体が白バイとは似ても似つかない、
市販どノーマルもいいところのスクーターだったわけで、
カブならなんとかなるでしょう! 多分!(ぉぃ)


相対的に痩せる

2011-01-24 06:13:35 | 近況
どうも。入社以来、会社一デブの座をほしいままにしてきた警太朗です。
途中ダイエットの甲斐あって入社当時よりは痩せたりもしつつ、
それでも最デブの地位は変わらずにいたのですが……

このたび、めでたく社内ワーストデブの座を降りることに相成りました!

と言いますのも、私よりも大きな隊員が立て続けに入社したのです。
これって相対的に痩せたってことですよね!(ぉぃ)

実は以前にも降りたことはあったんですけど、
本当にちょっとの間だけだったので、ノーカウントとなっております。
その隊員さんはすぐ辞めちゃったんですよね。

今回はそんなことにならないよう、新人さんたちへ呪いをかけ
応援の祈りを捧げるのでありました(笑)。

やりがいのある現場

2011-01-23 08:13:26 | 警備日報
歩行者の安全確保が業務となる、とある現場があります。
周辺施設の関係上、未就学から小学校低学年ぐらいの子供が多く、
親御さんに連れられて歩く姿を頻繁に見掛けます。

これぐらいの子供は無邪気でいいですねぇ。
私たちにもよく手を振ってくれたりします。
お巡りさんとごっちゃになってるとわかっていても、嬉しいもんです。

敬礼を返すとまた喜んでくれたり、はにかんで親御さんの陰に隠れたり。
子供は苦手な私でも、そういう姿はとても愛おしく感じます。

そうそう、お巡りさんは男の子が憧れる職業とばかり思ってましたが、
意外や意外、女の子も結構手を振ってくれるんですよ。
生まれて初めて女の子にモテてる気分かも(笑)。

子供はやはり予期しにくい動きを取るもの。
数が多ければそれだけ仕事は大変で気が抜けないのですが、
この子たちは安全に通してあげなきゃと、やりがいも大きいのです。

不運な警備員

2011-01-22 00:01:18 | 警備日報
警備員が不運な事故に巻き込まれる動画です。
こんなことってあるんですね……。



路面が凍っていたようですが、にしてもタイミング悪すぎ。
この冬はやたらと冷えたり雪が降ったりで、
私たちも他人事じゃないかも?(汗)

脚組みスクーター

2011-01-21 07:58:53 | 雑感

脚を組んで原付に乗るのが流行ってるんでしょうか?
最近よく見掛けるようになりました。
大抵は左手もハンドルにかけてないようです。

先日見掛けたのは特に徹底していて、
信号待ちでも脚を組んだまま下ろさずに、
左手でガードレールを持つことで姿勢を保ってました。
短足の日本人がそこまで必死に
足を組んでなければならない理由って一体……。


今はそういうのが格好いいのかなぁ。
それとも脚組んで片手運転したほうが楽とか?
どちらもオッサン的にはありえない話ですが(汗)。

ただでさえ踏ん張りのきかないスクーターで、
しかも咄嗟にブレーキかけられるのは前輪だけって、
事故を起こすために走ってるようなものです。
片手じゃ急ハンドルだって切れないし、
普通なら余裕で避けられる事故すら回避できません。

多くの交通事故は相手があってのことですから、
こんなのに巻き込まれたんでは、相手が気の毒です。
安全運転義務違反とかにならないんですかね、これ?


またか……

2011-01-19 06:29:20 | 近況
「警太朗くん、〇〇祭に出てよ。有資格者が足りないんだ」

前回大規模イベントへの参加がかなわなかった私にとっては、
とうとう来たか!という上司の一言でした。
〇〇祭といえば、毎年ローカルニュースで取り上げられるぐらいです。
いやでもテンションあがるあがる!

んが、結論からいうと、当日は別の現場でした。
またもやバイトを大量動員したとか。
祭で渋滞している道を通っての通勤は余計にやるせなく……。
ウチの制服を着た人間の姿も見えたような?

有資格者が足りなかったんじゃないのかよっ!
もうやだ、こんな会社(涙)。

カイロの敗北

2011-01-18 08:47:58 | 近況
どんなに冷え込むと言っても
仕事中には汗ばむような機会もあったりするのですが、
遠い現場へのバイクでの往復はそうはいきません。
特に帰りは寒風による汗冷えが怖いのです。

先日は家に帰り着くと、使い捨てカイロが完全に冷えてました。
温度が下がってきてるとかでなく、もうヒエヒエのカチンコチン。
5個つけていたうち、ひとつを除いて全滅。

開封してからは12時間といったところ。
本来は14時間発熱のはず。
最近は表記時間以上にもつカイロが大半なのに、
ハズレ掴んだかな?と着替えと食事を済ませて(30分ぐらい)
いざ捨てようと手に取ると……。

また温かくなってる!

どうやら発熱が風冷えに追いつかなかったようなんですね。
こんな経験は初めてだったので、ちょっとビックリ。

誰もがやりたいちゃぶ台返し

2011-01-17 03:59:57 | 近況
友達とゲーセンの前を通ったら、こんなゲームがあったんです。

タイトーの『超・ちゃぶ台返し!その2』というこのゲーム、
要するにちゃぶ台返しの……ある意味シミュレーター?(笑)

やることは目の前の腹立たしい状況に対して、
ゲーム機に設置されたちゃぶ台(型のコントローラー)を叩き、
いよいよというところで実際にちゃぶ台返しをかますだけ!

ちゃぶ台上に載せられたいくつもの3DCGのアイテム群が、
無駄に物理演算されて(褒め言葉です)飛び散るさまは壮観。
ゲームというよりストレス発散用のアトラクションですね。

興味津々で友達とプレイしてみたところ、
やたらめったらとギャラリーが集まってくるんですよ。
ちゃぶ台返しって、誰もが密かに憧れてるものなんですね(笑)。