とある現場(施設)の人員を急にひとり外さないと
いけなくなったというので、私が代わりに入ることになりました。
勤務数日目に、そこの従業員同士の会話を偶然耳にしてしまいまして。
「新しく入った警備員、見た?」
「見た。わりと普通なんじゃない」
「前のはひどかったな(笑)」
「今度の奴は若いのかな」
「たぶん若いんだと思うけど」
ここで言う「若い」がいくつぐらいを指すのか気になるところですが
(警備は年配者の仕事というのがよくある認識なので)、それよりも。
前任を「急に外さないといけなくなった」と聞いたときから
何かやらかしたんだろうとは思っていましたが、
一体なにがあったんだ(汗)。
てか前任とは面識ないんですが、そんなに変わり者だったのか?
俺が「わりと」普通、ってところもなんか気になるぞ!
長靴はどうしても遊びが大きく、重たくて、足首が動かしにくいものですね。
それが宿命とはいえ、立ちっぱなし歩きっぱなしの仕事では
できれば遠慮したい要素ばかり。
高額な商品ならマシなのかもしれませんが、
消耗品ですからあまりお金をかけるわけにいきません。
そこで履き心地は諦めて、重量の軽いものを選べば
疲れかたもマシになるのでは?と思い立ちました。
で、試したのが富士手袋工業の『天牛かるながEVAブーツ』。(商品情報)
クロックスと同じ素材を使った長靴です。
これが普通のゴム長靴と比べると、笑っちゃうほど軽い!
中敷きを外せば丸洗いできるのがハードユース向きです。
艶消しなので、デザイン的にも普通の長靴ほど自己主張しません(笑)。
同種の商品はホームセンターでも見たことがありますが、
かるながは靴底に滑り止めがついているところがポイント。
足の遊びはやはり大きく、足首はゴム長靴と比べても固い部類。
長時間履いたときの疲れ具合には不安が残りるものの、
歩くときに靴の重みで足を引っ張られる感じがしないのは素晴らしい!
蒸れて中がびしょ濡れになっても、拭けばおしまいなので問題なし!
乾かす手間が要らないのは実にラクチンです。
踵部分の突起を反対の足に引っ掛けて脱げるのも便利。
筒の部分が深めなので、場合によっては使いにくそうに思えますが、
好きな深さに切って使うこともできます。
ふくらはぎ部は脚の太い私でも余裕があるぐらい。
参考までに、私は普段26.5cmの靴を履いてまして
この商品ではLLサイズに当たるのですが、Lサイズで間に合いました。
実売価格は2000円前後のもよう。
かなり丈夫との話なので、お買い得ではないかと!
駐車場からの出庫誘導中のこと。
道幅の広い歩道をクルマが横切る形になるので、
その安全確認の業務でして。
一旦出庫の誘導をしたものの、
その瞬間に自転車が立ち漕ぎで突っ込んできたため、
慌てて止める羽目になってしまいました。
申し訳なかったのでお詫びの一言を入れたのですが、
ドライバーのオバサンは窓を開けるなり
「※▲§■×〓◇●☆≠∞!!」
烈火のごとく怒鳴りました……が、
ヒートアップしすぎてて何言ってるんだかわかりません。
さながら宇宙語です。
いくらクレーマーや輩の類に怒鳴られるのに慣れてても
そうされてまったく気にならないわけはないのですが、
ここまでくるとかえって冷静になれますな(汗)。
発進時にもまだなにやら怒鳴ってましたが、
結局何を言ってたかわかりませんでした。
助手席の女性がまたどこか冷めた、
溜息をつくような表情をしていて、それも印象的でした。
私も知人の車に乗せてもらっていたとき、
前の車がモタついてるのに腹を立てたその知人が
窓を開けて怒鳴ったのにドン引きした経験があります。
そのときと同じ気持ちだったのかもと思ったり。
ある通販で、明細と一緒に『感謝状』なるものが入っていました。
白黒のコピーで、「本当に嬉しいので勝手に送る」のだそうです。
個人的にはシャレがきいてて面白いと思うのですが、
相田みつを風の書体を選んだのはやりすぎじゃないかなぁ。
せっかく直筆したこちらの名前まで、殴り書きに見えちゃわなくもない。
人によってはふざけてるように取るんじゃないだろうかと、
してもしょうがない心配をしたり。
でもまあ、普通の書体だったらそれはそれでつまらないか?
ネット通販もこうして差別化しないと生き残れないんでしょうね。
頑張ってください!
商業施設前で立哨していると、通りかかった
30歳前後とおぼしき男性が、突然大声で歌い出したのです。
「タ・ト・バ! タトバ タ・ト・バ!」
今の仮面ライダーの、変身音と言いますか変身ソングでした。
変身の最中に、次の動画中の歌が流れるんです。
子供が口ずさんでるのは何度か見たことがありますが、
いい大人が公衆の面前でというのは初めて。
仲間内で歌ったことのある人間ならここにいるんですけど(笑)。
周囲の人たちも、ちょっぴり引き気味に見ています。
すると、笑いながら「もっとやってー!」という子供の声が。
男性の前、ちょっと離れたところにお子さんがいらしたようです。
お父さんは大変だぁ。
「荷物を届けに行ったが違う家だった」とのこと。
送り状の住所を聞いてみると、一部の数字が入れ替わってました。
ずいぶん探し回ったらしく、配達員はご立腹の様子。
荷物は寄り合い通販サイトからのものでした。
同サイトで買った他の商品は、どれも間違いなく届いています。
今回は利用した店がサイトからの情報を誤って転記したようです。
にもかかわらず、配達員は
「大変でしたよ! 気をつけてくださいね!」
俺のせいかよ!?
現場への直行直帰が謳い文句のその会社では、
装備品の貸与費として月々1000円、天引きされるんだそうです。
月25日勤務として、1日40円かぁ……ビミョー。
でもまあ、直行直帰なら制服は自己管理になるわけで、
保証金みたいなもんなのかな。
ちなみにウチの会社も直行直帰がほとんどで、
新任教育(警備員になろうとする人間が必ず受けるよう
法で定められている教育)の間の給与を
保証金として退職まで預ける形になっています。
それに比べると長く勤めるほど損なシステムですが、
しかしその警備会社がなんとも変わってるのはそこから先でして。
制服をはじめとする装備品一式は、毎日事務所へ取りに行き、
下番時に返納しないといけないんだとか。
それ、直行直帰じゃないですから!
貸与費じゃなくてクリーニング代つったほうが正確では?(汗)
変な会社もあるもんだなぁ。
交通誘導の現場では、冬の制服もジャケットとかでなく
シャツスタイルという警備会社は多いのですが……。
いま入っている現場の隣の施設の誘導員さんが、
これだけ寒くなってもまだそのシャツだけといういでたち。
朝晩ですら防寒着なし!
下に着込んでいるとしても、見てるこっちが震え上がります。
お願いしますなんか着てくださいすみませんゴメンナサイ(汗)。
身体が固くなると、受傷事故の原因にもなりますからね。
友達のひとりにも、家に帰ると真冬でも暖房もつけずに
Tシャツ1枚のパンイチ姿になる男がいます。
なんかそこだけ自然の摂理が歪んでさえいるような……。
ええ、冬場はその友達の家にはあまり行きません(笑)。
ここしばらくでこのブログに書いた内容について、
「警備員を辞めるのか?」とのご質問をいただきました。
他にも同様の印象を抱いた方がいらっしゃるかもしれませんので、
少し寄り道しつつ、この場で回答させていただきます。
『職人』という言葉がありますが、これは敬称ですよね。
その道のプロ、職能を持つ人がそう呼ばれるんだと思います。
私の場合、『警備員』と呼んでいただくことはそれと同じなんです。
警備員と呼ばれるからには、警備のプロの仕事がしたい。
しかるに、私自身がその『プロであるか否か』の意味で
「警太朗は警備員ですか?」と問われたなら、
「なんちゃってです」
と答えるしかないのが現状だったりします。
残念ながら、技能も経験も、まったくすべてが足りてない……。
いまだに満足のいく仕事ができない!
こう見えて警備って奥が深いんです。
こんなにのろい足取りで、本物の『警備員』になれる前に
限界がきちゃったらどうしよう、なんて焦りを感じることがあります。
それぐらい、この仕事のことは気に入ってるんですね。
これからは記憶力も落ちていくだろうし(てか実際落ちてきてるし)、
咄嗟の判断や危険回避も遅くなる一方でしょう。
それでも警備の仕事をするなら、現場で働きたいと思います。
この仕事を辞めるのは、たぶん自分の警備員としての能力に
限界が見えたか、続けるのは周囲に迷惑と感じたときでしょう。
それまでは同業他社に移ることはあっても、警備で頑張りますよ!
私は複雑な商品だけざっと読んで、あとでわからないところを調べる程度。
先日、タッチパネル式の携帯電話に貼っていた液晶画面の保護フィルムが
細かな傷で曇ってきたので、張り替えることにしました。
貼るとタッチパネルの反応が微妙に悪くなったり、
ハードコートされてるという割に小キズで曇るのが早かったりしたのですが、
ホコリや気泡が入りにくく貼りやすかったので、同じものを買ってきまして。
古いフィルムを剥がして新しいものを準備していたとき、
今までのを貼ったときに挟まってたホコリが取れてないのに気付きました。
おかしいなと思いつつ、さっきフィルムを剥がしたときと同じように
ガムテープを画面につけて剥がしてみると……。
ベリベリともう一枚、透明なフィルムが剥がれるじゃあ~りませんか!
「?????」
私はそこで初めて、保護フィルムの説明書に目を通しました。
折り畳み式の携帯のときは使ってなかったし、
貼ればおしまいと思って、読んでなかったんですね。
するとそれには表面に保護用のシートがついてまして、
剥がして使えと書いてあります。
つまり今までずっと、フィルムと保護シート越しに携帯を使っていたと。
そりゃタッチパネルの反応悪くなるし、曇るのも早いわなぁ(笑)。
てか、保護フィルム用の保護シートって一体……。
旧フィルムも実際は液晶そのものと見間違うほど無傷だったのですが、
一度剥がしたせいでホコリまみれになっちゃったので、やむなく廃棄。
予定通り、新しいものを貼って終了。
もちろん今度は保護シートをちゃんと剥がしましたとも。
傷つきやすさのほどはまだわかりませんが、タッチパネルの感度は良好。
説明書はちゃんと読みましょう!という話(笑)。
屋外も絡むと意外と面倒です。
こんな時季は制服ゆえに何を着ればいいか悩んじゃう。
その都度防寒服を脱ぎ着していては仕事に差し障るので、
朝夕の真冬並みの冷え込みと昼の日なたの陽気を見越して
下に着るもので調節しておかないといけません。
天気予報とにらめっこする毎日……さて今日は何を着て行こうか?
年末年始はイベント警備が花盛り。
ここ数週間はそちら方面の求人がかなり増えています。
そこで冬休みに警備のバイトをやってみようというかたへアドバイス。
雇用条件は細部まで確認を怠りなく!
装備品の貸与費が必要だったり、合羽は買い取りだったり、
保険代が要るとか会社集合での現場入りは交通費の上限が違うとか、
なんだかんだ言っては給与から天引きするのが警備業界。
イベント警備なら大抵は登録制だと思いますが、
登録の前に正味の時給を計算してみることは絶対に必要です。
大抵は登録した段階で諸費用がかかってきちゃいますからね。
警備業務検定(国家資格)を持つ人間に対してですら、
・ 時給は都道府県の最低賃金+70円 資格手当・交通費ともに支給なし
・ 12時間拘束の2時間休憩 実際は休憩なし 給与対象は10時間
なんて待遇の現場を割り当てる会社は普通にあります。
バイトならなにをかいわんや。
そもそも業界自体がいわゆる『ブラック』めいていたり、
いまだに『その筋』系の会社を根絶できていなかったりと、問題山積。
応募の際には、充分に吟味してくださいね!
軽く暖かいものを食べに入ったラーメン屋で……。
キャンペーンで替え玉がひとつ25円と聞いて
ダイエット中にもかかわらず2杯もおかわりした奴は
どこのどいつだぁい?
……警太朗だよッ!
満足かい? この、豚野郎ッ!
交通誘導や雑踏での業務だと一般の方も想像に難くないでしょうが、
施設警備もまたしかり……下番後は汗だらけ埃だらけ、
泥やら油やらゲロやらの汚れまみれです。
なので、ニオイもまぁそれなりといいますか、
勤務の終盤なんかはぶっちゃけ臭くて当然です(汗)。
毎日入浴して念入りに身体を洗うわけですが、
このところふとした瞬間に異臭を感じることがありました。
ただどこがニオってるのかわからない。
ワキでもなし、腰まわりでも足でもなし……。
しばらく悩んでいたところ、とあるきっかけから、ヘソが原因と判明。
おかしいなぁ、ちゃんと洗ってるのになぁと、
気をつけて洗ってみましたが、一日も経てばやはりニオいまくってる。
調べてみると、綿棒で奥まで掃除するといいんだとか。
ヘソはあまりいじると腹痛を起こすので、
奥の掃除には抵抗があったのですが、背に腹は代えられません。
意を決して徹底したヘソ掃除を敢行!
普通に綿棒で拭いただけでは、イマイチ汚れが落ちてない感じ。
オリーブオイルやベビーオイルで湿してやるといいらしいのですが、
そんな気の利いたもの、ウチにはありません。
代わりにマキロンをつけてやってみたところ、
まあその……取れるわ取れるわ(汗)。
奥にいくほど、普通のヘソのゴマとは異質な汚れが現れます。
なにやら白くて粘っこい塊……これが死ぬほど臭い!
こいつか、ニオイの原因は!
いっぺんにやるのはやはり怖いので、
1日に1回ずつ、3度にわけて綿棒を入れられる限界までやりました。
少ぉし痛みも出たけど、ニオイはすっかり取れましたとも!
たまには奥の奥まで掃除しないといけないってことですなぁ。
とある警備会社の募集記事にこんな記述がありました。
「1か月程度で隊長になれます(大意)」
どんだけ人の入れ替わりが激しい会社だよ!
それとも現場数が死ぬほど多いとか?
人寄せのためにおいしいことを書いてるんでしょうが……。
施設警備では一通りの勘を掴むのに数週間かかりますし、
交通誘導の、ごく単純な内容の現場だとしても
隊長となれば突発事案への対応能力が必要になります。
またクライアントとの間で、求められる理想と
こちらが直面する現実の相互理解をはかれなくてはいけません。
一通りの経験を積んでないと、そのへん難しいんじゃないかな。
掲載内容が本当なら、クライアントやお客様にいい迷惑。
嘘なら期待して応募した人が災難。
どちらにせよいいとこなしです。
なんだかなぁ。