メンターから教わった成功哲学

資産2億円以上。手取り18万円の介護職からスタートした私が成功するまでのストーリー。

第25話

2023-09-23 07:00:00 | 日記

メンターに払うべきだが、誤魔化していたお金は月たったの7,500円だったが、それで私の貯金のスピードが加速したか。全くそんなことはなかった。単純計算では3ヶ月では22,500円の貯金が増えるはずである。しかし、7,500円も多く使えるという思考に陥ってしまっていた。

 

7,500円多くお金が使えるという思考はとどまらなかった。来月にも7,500円入るから来月は我慢して今月15,000円使おうというような思考になってしまう。これは、浪費癖があり借金を抱えたことがある人であれば共感できるはずだ。ついには先に入ってくるであろう7,500円をあてにしてせっかく貯めていた貯金にまで手をつけるようになってしまった。

 

アルバイト先で気持ちだけのボーナス2万円が入ってきても、その25%をメンターに渡すことなく使うようになってしまい。少しずつ減っていく貯金に焦りを感じ始めていた。

 

私は焦りから、また物欲が出てきてしまったことをメンターに伝えた。メンターは当然のようにこう言った。

「それはN君が私との約束を破っているからですよ。」

 

メンターは全てお見通しだった。

「えっと、約束ですか。」

私は精一杯しらを切ってみせた。

 

メンターはあくまでも穏やかな口調でこう続けた。

「私とN君の約束は収入の25%のはずです。それを守らないと、なぜお金が減っていくのかわかりますか?」

 

全身ビッショリになるほどの汗が吹き出した。顔も真っ赤になっていたであろう。なんとかその場をとりつくろうとして声を絞り出した。

 

「えっと・・・ああ、、、、」

 

Nさんは穏やかな口調で続ける。

「まあ、落ち着いてください。収入の25%というのは大金です。それを惜しむ気持ちも分からないでもありません。」

 

私は全て見透かされており、言い逃れができないことを悟り、大声で謝罪をした。

「本当に申し訳ございませんでした!!」



コメントを投稿