メンターから教わった成功哲学

資産2億円以上。手取り18万円の介護職からスタートした私が成功するまでのストーリー。

第17話

2023-09-15 07:00:00 | 日記

主任になった私の給料は15000円ほど上がった。さらに毎年の昇給で5,000円程度上がったので手取りは20万円弱になった。収入の25%をメンターに支払う約束になっていたので、45,000円から50,000円に増額された。しかし、不思議と嫌な気持ちはせずに、むしろもっと沢山の恩を返せるようになった自分が誇らしかった。<o:p></o:p>

 

今では指導は受けていないが、当然収入が上がった分、指導料はかなりの高額を支払っている。しかし、メンターが居なければ私は今でも手取り18万円の介護職の時代から抜け出せていなかったはずだ。どれだけ指導料を払っても、受けた恩に報いることができていると思えないほどの多くの恩を受けた。<o:p></o:p>

 

私が一番長く取り組んでいた課題は「読書」だ。それまで全く本を読むことがなかった私に読書を教えてくれたのはメンターだった。メンターもかなりの読書家で、時間さえあればすぐに本を取り出して読む習慣がある。かつてのメンターの自宅には大きな書斎があり、床から天井まで本が積み上がっていた。まるでファンタジー映画に出てくる魔女の部屋のように本に囲まれていた。<o:p></o:p>

 

メンターからの指導は毎日1時間、読書をしなさいというものだった。選ぶ本は、自己啓発本やビジネス書と呼ばれる類の本以外なら何でもいいと教えられた。私は、早速近所の古本屋に行き数冊の本を購入した。全く本を読む習慣がなかった私にとって、1時間という時間は長く感じて苦痛だったが、初めに取り組んだナンパの課題などと比較すれば容易いものだった。<o:p></o:p>

 

ちょうど、私が読書を習慣とする課題に取り組んでいる頃、メンターは「研修に行くのでしばらく連絡が取れないから、読書の課題を続けてください」と言ってしばらく連絡が取れなくなった。メンターにも師匠が居て、その師匠の課題を受けているのだろうと想像していたが、まさにそうだったようで、「研修」から帰ってきたメンターは別人のような風格を漂わせていた。<o:p></o:p>

それまでのメンターも誰が見ても成功者という雰囲気だったが、その日以降のメンターはいくつものビジネスを同時に展開したりと、凄まじい勢いで様々なものに取り組んでいた。<o:p></o:p>

 

そんな時に、メンターはとある成功者の集いの責任者的な存在になったと聞かされた。人手が足りないから、私には秘書をしてほしいと頼まれ、その日から私はメンターの弟子でありながらも、秘書という存在になった。秘書といっても給料が出るわけでもなく、介護の仕事で生活をしながら、指導料を払いながら、1日の終わりにメンターの書類などを整理する。支払いなどを代理で行う程度の秘書だった。<o:p></o:p>



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