師走の休日

年末押し迫ってから慌てないために、年賀状をせっせと書くべきなのだろうが、天気があまりにも良かったので、チャリで等々力緑地散策に出かけてしまった。

等々力緑地とは、サッカーチーム川崎フロンターレの本拠地でもある等々力陸上競技場などスポーツ施設も立地する、川崎市中原区にある四季折々の光景が楽しめる市民公園なのだ。
http://www.city.kawasaki.jp/30/30kokan/home/todoryo.htm

神宮外苑の銀杏並木が人混みで写真どころじゃなかったので、ここ、等々力緑地の紅葉や黄葉を観に来たのだが、桜やもみじの葉はほぼ散ってしまっている。





天気も良く、師走とは思えないほどのぽかぽか陽気だったからか、釣堀、日本庭園の池の周りにあるベンチでは、読書をする人、うたた寝をする人、おしゃべりを楽しむ人など、それぞれの休日を楽しいでいる。
そして、その池の蓮の葉っぱもご覧のとおりカサカサに枯れてしまい、すっかり冬の光景となっている。



地面に目をやると、山茶花の木の根元を埋め尽くした花びらは、スポットライトに照らされ真っ赤に浮かび上がっている。
今日の目的でもあった銀杏は、自らの葉でふかふかのイエローカーペットを作って、マイチャリが通過するのを待っていてくれた。

冬の太陽は低い。
まだ、午後１時にもなっていないのに、すでに木々の陰が実物よりも長く、日陰に入ると穏やかだった風も少し冷たいと感じ始める。







昼食は小杉道（中原街道）沿いにある、蕎麦・うどん屋の「福屋」で、熱々のカレーうどんを注文する。
この店のうどんは、コシの強い歯応えを楽しむ麺ではないが、とにかく安くて量がある。普通の店の大盛ほどのボリュームがあり、お値段は何と500円。
今日は酒税を納めなかったので、お愛想はワンコインで済ませることができた。





昼食でアルコールを摂取しなかったし、夕食まではまだ時間があるので、家に戻り、パソコンの年賀状ソフトを立ち上げる。
何だかいつもの画面とちょっと違う。ん～、どうも、宛名リストがすべて消え去っているようだ。
年賀状を出すために宛名リスト作成から始めなくてはならないと思うと、急にカレンダーの残日数ばかりが気になってしまう。