kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

さつま

2010年10月15日 | Weblog

神田駅前に「さつま」という立呑み屋がある。

10月11日(祝)に神田明神を参拝した帰りに神田駅で一杯やろうと思い駅前をプラプラするも、休日の昼間から開けている呑み屋がなかなか見当たらない。
駅をひと回りして北口の路地に入ると、ありましたよ、立呑みの提灯が出ている縄のれんが。
店の入り口の張り紙を見ると、ビール大瓶400円、日本酒1合210円と書かれている。
うぉー、即入店。



店内はカウンター8席程度と2人掛けの小さなテーブルが1卓で、休日の昼間から呑んでる酒好きの兄さん(自分より年上)が3人、カウンターに腰掛けていた。
店内の壁を見回すと古い映画のポスター、西郷隆盛の写真、そして神田明神の御札が貼られている。

 

まずはビールと薩摩揚げを注文。しかし薩摩揚げは鹿児島から取り寄せ中とのことだったので厚揚げを頼むも、これまた品切れ中。
熱々のウインナー炒めをプリッとかじり冷えたビールをググッとやると乾いた喉に炭酸が沁みる。
せっかく「さつま」という店に来ているのだから鹿児島名産の”きびなご”を炙ってもらい、常温のコップ酒に切り替える。



鹿児島出身の女性社長は別の店も経営しているが、休日にはサラリーマンをリタイヤした常連客がわざわざ電車に乗ってこの店まで足を運んでくれるので、時間を割いて顔を見に来ているとのこと。だから朝から晩まで休み無く働きっぱなしだとニコヤカに話をしてくれる。

そしてこの店の特徴は
①注文品と財布のコインを都度都度、物々交換
②平日18時以降は立呑み(18時前及び休日は座って呑める)
③休みは正月三が日だけの362日営業
④営業時間はいただいた名刺の裏面のとおり

なるほど、これじゃ休む間もないだろう。




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