これは茗荷である。見れば分かる。
ただ、この茗荷は貴重なものなのだ。
なぜなら、数ヵ月前に100円ショップで茗荷の苗を買ってきて、家の裏のプランターに植えておいたものから収穫したものなのだ。
そもそも、茗荷の実が蕾だということも知らなかったし、それがなっているのも見たことがない。
しかし、自分で植えるとちょっと気になる。
近所に茎・葉が同じような植物が無造作に生えていた。
近寄って見ると、茎の数センチ横に茗荷の蕾が顔をだしていた。
なるほど、このようになるのか。
それからというもの、裏の茗荷が気になり、毎日のように観察をしていた。
そして、今朝、念願の茗荷を収穫したのである。
胡瓜と茗荷をザクッと斜めに切り、塩で軽く揉み味を馴染ませる。
ビールを呑みながら、それをちょこっとつまむ。
スーパーで買ってくるものより、みずみずしくて香りが良い。
ような気がした。
次の収穫も気になり、プランターを覗き込み人差し指で土を撫でる。
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