kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

3段ベッド

2018年11月09日 | Weblog

今日まで家には3段ベッドがあった。

我が家は3人娘なので、3番目が幼稚園に入園した頃に、3段ベッドを購入した。
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畳の子供部屋にベッドを置き、上から、長女、二女、三女という決まりにして使い始めたのだが、一番上に登るのも、降りるのも面倒臭い、と長女から申し出があり、ベッドを置いた部屋に布団を敷き、3人雑魚寝ということになった。
ベッドは、いつしか物置と化していた。

家を建て直し、小さいながらも3人にひとつずつ部屋を提供することになり、3段ベッドは分割され、3人がそれぞれ使うようになった。
その後、娘1号が結婚し、別の部屋で生活を始め、2号、3号も家を出て、一人暮らしを始めたのだが、各部屋にはベッドが残されたままとなっていた。

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23日からの3連休に、婿殿の友達が家に泊まりにやってくる。
これを機会に、部屋を片付けようという機運が高まり、ベッドを処分することになった。

先週、解体しておいたベッドを、今日は、粗大ゴミとして、家の前に運び出さなければならない。
1つのベッドの部品は6個。計18個をえっちらおっちら運び始めたのだが、ベッドのある部屋は3階。昇り降りも18回。
いや~、疲れた、疲れた。でも、各部屋は随分すっきりした。

が、屋上へ登る階段の踊り場に、ベッドの部品のはしごが取り残されているのを見て、愕然として疲れが倍増した。
粗大ごみとして出し忘れたのだから仕方がない。
この朽ち果てそうなはしごは子供が小さかった時の思い出として、しばらく残しておくことにしよう。



*TOP写真はイメージ


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