クリスマスだがプレゼントなんて、ここ30年ほどもらっていない。
子供が生まれてからはもっぱらプレゼントする側にまわっている。
しかしながら、娘1号は結婚し、2号は仕事をしていて、3号も大学生で20歳を過ぎているので、今年は彼女たちへのプレゼントはしなかった。
先日、娘1号が寝起きしている部屋の前を見ると、婿殿の通勤鞄が無造作に置かれており、握りの部分や底の四隅の合成皮が所々破れたり擦り切れたりしていた。
18日は仕事の契約の関係で、初めて単身、交渉先に乗り込むと言っていたので、破れたバックを持っていてはなめられるぞ!と、お互い休みだった14日にビックカメラに出向き、今持っているものよりチョットだけ値の張るバックをプレゼントした。
また、23日には川崎の赤ちゃん本舗に行って、孫娘にマイカーをプレゼントすると、我が家のマイカーの前で大はしゃぎであった。
本日、会社から戻ると爺宛にプレゼントが2つ届いていた。
封を開けずとも、エドウィンの中古ジーンズとコンバースのリバーシブルアウターだと分かったので、大はしゃぎすることはなかった。
なぜなら、どちらも数日前にヤフオクで落札した物だから。
荷物を開封していると娘3号が話かけてきた。
娘「ヤフオクじゃなく、普通に買ったら?」
爺「年を取ると物欲が無くなってきて、特に普段着なんか休みの時しか着ないからヤフオクで良いんだよ」
娘「今欲しい物は無いの?」
爺「ひとつだけある。NikonのDfというデジカメ」
娘「ボーナス出たなら自分へのプレゼントとして買えば」
爺「25万円もするんだよ」
娘「へ~・・・」
爺「でも、本当に欲しいのは、デジカメじゃなく愛と温もりかな」
娘「ウハハハ・・・」
隣で女房は、まったく表情を変えず、只々黙ってTVを見続けていた。
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