今日9月22日は十五夜、中秋の名月である。
明日23日は秋分の日で休み、よって休日の前日である今日はアルコール不節制日であり、お酒は呑み放題なので、中秋の名月の写真を撮りながらゆっくりと月見酒と洒落こもうと思い立った。
月見酒をするなら演出も大事だと考え、朝5:30に起床して近所のJR操作場にススキを引っこ抜きに行き、坪庭程度の屋上に折りたたみテーブルをセットし、夜に備えて虫除けグッズも用意した。後は仕事を終えて酒とつまみを揃えるだけでよい。
帰宅し総絞りの浴衣に着替え、ごっつい三脚にカメラを乗せてごっつい望遠レンズを装着。缶ビールとつまみをお盆に載せて屋上へと向かう螺旋階段を上がっていく。
マニュアルでピントを合わせ、久しぶりに付けたレリーズでシャッターを切る。
ん~、何だかプロ写真家になったような気分になる。(完全なる自己満)
写真も短時間で撮り終え、月見酒もビールから日本酒へと切り替える。
満月(本当は明日らしい)を見ながらのお酒ならこれかな?と、帰宅途中にあるコンビニで買ってきた「白鶴まる」をぐいのみに注いでちびりちびりとやる。
月は少しずつ高くなり、やがて雲の中へ隠れてしまった。
折りたたみテーブル等大きな物は屋上に残したまま、いつものテーブルにススキを持ち込み、左角の自席にてもう少しだけ呑むことにした。
ススキを準備して中秋の名月の下で月見酒を嗜む。
これは年齢を重ねて爺になったからか?単なる酒好き酒呑みなのか?
再び現れた月の兎に問いかけみたが返事はなく、酔ったおやじの目に映る兎はただただ飛び跳ねているだけだった。
しかも浴衣にススキまであって、ホントに羨ましい。
演出っていうより、先人たちの習いには形から入ることが一番大事ですね。
私も昨夜は日本酒でした。
どうにか4本引き抜いて格好がつきました。
月を見てるだけで十分酒が呑めるのは爺になったと言うことでしょうか。