
都営荒川線は都内に唯一残る路面電車である。
早稲田~三ノ輪橋までの総路線距離は12.2km.で、30の停留所で結ばれている。
その都営荒川線を歩いて見ることにした。
同行者は、いつものように呑友のS氏。
都営荒川線を歩くきっかけは、7月に神田川を歩いた時に、たまたま都営荒川線が走っているのを見たか時に、次は都営荒川線でも歩いてみっか、とどちらからともなく言い出したからである。
昨日とは打って変わって雲ひとつない秋晴れの本日、時速5キロで歩けば約2時間半で走破できると想定し、10時30分に早稲田駅を出発して線路沿いをせかせかと歩き始める。
しかし、歩き始めると想定どおりに行かない。線路沿いに道が無く右に左に方向転換、はたまた行き止まりで来た道を折り返すこともあり、時間どおりに前進していかない。
結局、想定より1時間遅れの14:00に終点三ノ輪橋駅に到着し、居酒屋でビールを呑み始める。
今回は三ノ輪での昼呑みを最終目的としたため、あまり寄り道もせず早足で走破した都営荒川線の旅だったが、12.2km.の沿線の情景は生活感が漂い、とてもゆったりしたものであった。
沿線には雑司が谷の鬼子母神、巣鴨の刺抜き地蔵尊等の名所・旧跡も数あるので、今度は時間を気にせず着流し姿でゆったりと散策してみたいものである。
学生時代、この路線を使って池袋方面に出るのに使いました。
懐かしくて、乗りたくなります。
1日乗車券が400円なので、今度は電車に乗ってみようと思ってます。