我が家の孫娘が最初に覚えた言葉は、パパ、ママやマンマではなく、「かえりー(お帰り)」だった。
大所帯の我が家の住人が、入れ替わり立ち代り、家に帰ってきたり、自分の部屋から居間に入ってくると、「かえりー」と発していた。
昨日、爺と孫娘と二人で浅草に出かけた。
孫娘は、いつものように、大切なアンパンマンの小さなぬいぐるみを手にしている。
浅草界隈をプラプラしたり、公園の遊具で遊んだりして、お昼を食べようとした時、孫娘が「アンパンマン、アンパンマン」と言いながらキョロキョロし始めた。
あっ、アンパンマンがいない!
思い当たる場所に戻って捜索してみるも、アンパンマンが見当たらなかったので、「一人でお出かけしたんだよ。そのうち家に帰ってくるよ」と言い聞かせ、食事をして家に戻った。
そのことを孫の母である娘1号に伝えると、早速、Amazonでアンパンマンのぬいぐるみを注文した。
本日、配達された包みを開けると、小さなアンパンマンが元気100倍になって登場した。
そのアンパンマンの頭をナデナデしながら、嬉しそうな表情をした孫娘が一言。
かえりー。
孫もあっという間に3歳。
その分、こちらも年をとっていきます。