模型工房 ブレインズ 模型工房つれづれ日誌

模型作家、川嶋信慶(リッド)の模型制作の工房日誌。
スケールモデルからフィギュアまで、マルチジャンルで作ります。

《アイマス》閣下と最強事務員

2012年03月03日 | アイマス機

ハセガワ アイドルマスタープロジェクト1/72 F-22ラプター 天海春香


ハセガワ アイドルマスタープロジェクトSP1/72 A-10Aサンダーボルト 音無小鳥


 怒涛の二機同時完成!
 どちらも引越し前から作業していたんだけれども、どちらもいろいろ問題だらけで予想以上に工期がかかってしまった。


 最初にやり始めたのは春香ラプター。
 実は前回の”あずきゃっと”を完成させた直後から工作始めてましたww

 国内メーカーは72スケールではラプターを出してないので、中身はドイツRevell社製。
 最近のキットといってもRevellですからね。最難キットのトムキャットを組み上げた直後とはいえ、バリとか歪み修正加工がそれなりに手こずる羽目に。

 それでも「わー、くみやすーい(棒)」って感覚になるトムキャットは恐ろしい子!

 
 

しかし!それ以上に立ちはだかったのが、アイマス機独特の成型色とデカールの多さ!

毒々しいショッキングピンクの成型色なんて、他に見たことないよ!
しかも、サフを吹いても微妙にピンクが透けるよ!
さらに追い討ちのごとく、なんとデカール番号300番超え!
しかも飛行機ならではの、同番号のコーション系もあるわけで…。



(のワの)<そこにひざまずいて!

認めたいの!

わ~た~し~のやり方でぇ!! 
「♪I Want」


……orz

 閣下は閣下でございました。


 そんなわけで、塗装してからが一向に完成が見えない春香機。
(なんだか開発が遅れてしまった実機とそっくりww)


 乾燥時間の間にはじめたのが、アイマス機で最初に作った「765サンダーボルト」。
 デカール枚数が170くらいなら、もはや「少ない」って感覚のウチが怖いwwww

 しかしこちらはこちらで凸モールドキット。
 しかも、ランナーが全体で歪んでるとか、不良キットじゃんこれ!っていうものにかち合い。(^^;)


 
 

 それを何とか修正すれば結構さくさく進むのは、さすがハセガワのキット。
 横の虹デカールが最難関ながら、それさえ済めばいい感じに仕上がります。といってもバリ処理は相当ありますがねwww

 引越しをはさんで、何とか同時完成となりました。



予告

 次回作、アイマスじゃない!正統「痛車」やります!

《模型》ハセガワ 1/48 F-14 三浦あずさ《アイマス》

2012年02月06日 | アイマス機

 ハセガワ アイドルマスター 1/48 F-14D 三浦あずさ



 さすが、「バラバラ殺人キット」といわれるだけあって、難関キットでした。 

 これを作り始めたのは、じつは元旦ww
 それから作っては休み作っては休みを繰り返して一月以上たって完成。

 パーツはバリだらけ、歪んでるわ合わないわ、機体を組み上げるだけでも一時燃え尽きちゃいましたよww


 それでも完成したら、やっぱりカッコイイ!
 F-14のグラマラスなボリュームがあずささんの雰囲気に合ってるよね。



 キットには武装が付いていないので、別売のウェポンセットを使ってフル武装。
 フェニックスミサイルを六発もかかえるとかすごい運搬能力。というかF-14の専用ミサイルww
 ちなみに、これに搭載しているのは対空ミサイルのみ。
 短距離のサイドワインダー(手前の細い奴)と160キロも飛ぶフェニックス。
 おそろしいww



 しゃきーん!

 主翼の可変はそのまま。後部のエアバックも乗せているだけなので、差し替え可能。
 やっぱりこれだけの主翼の幅があると、ストライプも映えますね。



 デカールはJMCの会場で販売されていた限定パール仕様のデカール。
 かなり硬くてなじませるのが大変だったけど、この効果は大きいよね~。


 なにはともあれ、ちゃんと完成させれたのはよかった。
 大変だけど、もっと作ってみようかな。


 トムキャットとあずささんの組み合わせは、かなりいいよね~。


《模型》あずキャット制作1《アイマス機》

2012年01月04日 | アイマス機
 戦艦大和は、資料を見れば見るほど手を入れれば入れるほど気になる点が増えて、なんだか堂々巡りというか・・・。

 もうどないしよーって感じ。
 基本、素組みの原点に戻るか。(というかエッチングの大量使用って時点で素組みとは程遠いんだけれどもww)


 手すりのエッチングに疲れた時の作業として、新たにアイマス機作り始めました。


 あずキャットこと、「ハセガワ1/48 F-14D トムキャット 三浦あずさ」



 モデラー界隈で「バラバラ殺人キット」といわれるくらいのコレww
 ハセガワ随一の難キットを疲れた時の気晴らしに作るとか、自分もちょっと基準がずれてきたのかもww

 実際、戦闘機模型の中では、かなりのパーツ数。
 トムキャットの目玉である可変翼と丈夫な降着装置のパーツがすさまじい事になってるよ~。
 しかもキット自体が古いから、あちらこちらにバリだらけww


 「アイマス機」で一位二位を争う人気機としてゲーマーや模型初心者向けに売るなら、このパーツ割にエッチング+メタルパーツ入りっていうのは無いわナァ・・・。
 ただでさえデカールの大量攻撃食らうんだから、そういう人がまず組む気が失せてしまうのが簡単に想像できるよ。(;´∀`)



 前回の千早機で1/48機の作り方の感覚がわかったので、今回、最初に組めるものは、ドンドン先に組んでしまいます。

 同色に塗るパーツをMr.カラーのブリスターに入れて小分けして塗ってから一気に組み上げる方式。
 ナンダカンダで、これが一番楽だって判った。
 


 仮組み。
 バリとパーツ成型のゆがみをすこし取るだけで、聞いていたよりも合いは良いキットの様子。

 しかし、これはモデラーの中でも上級者向けなのは確かだナァ。
 塗って組んで、また塗ってを繰り返すんだから、綺麗に仕上げるのは相当の技量が居るのが確実。

 本来のパーツの合いは良いといっても、押さえたり削ったり引っ張ったりしなくちゃ組みあがらないんじゃ、ね。(^^;)

《模型》あけましておめでとうございます~《アイマス機》

2012年01月01日 | アイマス機
2012年 あけましておめでとうございます~!!


 いよいよ始まりましたねー。新しい年が!

 去年はかなり自分自身も世間的にも変動の年だったので、
今年はその変化を確立させてやっていきたいと思います。


 では、去年最後、かつ今年最初の完成模型。


 
「ハセガワ1/48 F-15E ストライクイーグル  アイドルマスタープロジェクト 如月千早」!


 前回のみれぅじゅと同様に、ホワイトラインは塗装で表現し、
残りの模様はデカールです。


 このキットは、このアイマスシリーズの中でも初期に販売された商品なので、
デカールは、単色刷りで印刷されているんです。
 それを先月のJMCイベントで発売された「限定パールデカール仕様」にしました。

 デカールの単価¥3000也!



 それでもやっぱりパールの効果は絶大で、光の当たり方で模様が浮かび上がって見えてかなり綺麗です。
 できる人なら、このデカールを参考に模様全部をマスキングして
パール塗装表現でこれらを作っている人も居るんだけれども、ウチはさすがに
この大量の☆もパール塗装でやるのは、時間が足り無いwww


 圧倒的ツルペタ!
 
 さすがストライ「くっ」イーグル!
 その分、デカールはどれも貼りやすかったけどねwww



 ちなみに、ウチがアイマスで一番好きなキャラは、この千早です。



 E型はコンフォーマルタンクのおかげで、これまでのF-15よりもふっくらしたラインになって、女性っぽい印象で好きです。

 それにしても、1/48の現用戦闘機は、大きいわぁ。



↓ニコニコのMADPVなり
【H.264】エースコンバット6 スペシャルカラー「アイドルマスター千早」

 

《模型》みれうじゅにせん《アイドルマスター》

2011年12月28日 | アイマス機
 戦艦大和に手間を掛けっぱなしも問題なので、ハセガワから発売されている「アイドルマスターシリーズ」の制作に取り掛かる事にしました。


 ちなみに「THEIDOLM@STAR」(アイドルマスター)とは、アーケードゲームから始まったゲームだそうで、プレーヤーがプロヂューサーとなってアイドルを育てていく、というもの。
 アーケードゲームからXBOX、PSP、DS、PS3にそれぞれ発展して、現在アニメ化されています。


 ちなみに自分は、夏にアニメ化された事でこのシリーズを知ったんですが、

いや、もう登場人物全員、可愛いし、歌良いし!
 もう、どハマリしてますwww


 ゲーム中に登場する曲は、ニコニコ動画を見始めた頃から流れてたり歌われてたりしてたので少しは知ってたんですが、詳しく知ったのはアニメからです。

 つい先日、関東放送域では最終回だったそうですが、関西では最終回は年明け。
 う~む、この一週間のお預けは、なかなか痛いぞぉ~。(>m<)



 まあ、そんな状況なので(どんなだ)
サクっとミラージュ2000やよい機を組み上げてみることに。


 キットの内容は、パーツはイタレリ製のランナーに後方レーダーパーツがレジンで追加され、それに限定デカールが入ったもの。
 このアイマスシリーズは成型色も機体のイメージに合わせた物になっているんだけれども、これは通常版と同じグレーでした。

 まあ、ウチにとっては成型色は全然問題じゃないので、さっさと作っていきましょう。

 で、ニッパーでパーツを切り出して実感。
 さすがイタレリのキットなだけあって、プラの材質がやわらかい。ニッパーでの切った感覚が「日本製じゃないな」って感じでした。



 行程どおり、まずコックピットの組立て。
 全部をグレーで塗ってから部分を筆塗りで塗りわけました。



 1/72はスペースが無いのに、結構な量の錘を載せる必要があります。
 つり用鉛を使うのが一番収まりが良いんだろうけど、今手持ちがないのでナットを瞬着で接着。約8グラムを搭載してます。
 この後、機体を組み上げ。


 レジンパーツは、中性洗剤で軽く洗ったあと、機体を加工して接着。


 コックピットをマスキングして持ち手をつけ、サフ→ホワイトで全体を塗装。


 白抜きにする部分をマスキング。

 機体色をMr.カラーのオレンジをベースにピンクやホワイトで調色し、指定よりも少し濃い目にして塗装。
 

 さらにシルバーの部分を残してマスキングして塗装。
 他、車輪やエンジン部分も同時進行で制作していきます。


 マスキングを剥がせば、この通り。翼端の白ラインはデカールが付属するものの、局面端面に上手く貼るのは難しいので、手間は掛かりますが塗り分けてしまった方が結構楽です。


 ココから百数十枚におよぶデカールのオンパレード!
 まず機体のストライプラインを貼り、少し乾燥させてから水玉模様を張り込んでいきます。


 この作業は、実質組立てとほぼ同じくらいの時間が掛かります(^^;)
 一機作れれば間違いなく、デカール貼りが得意になるレベルですよ。これは約5時間ほど掛かりました。
 




 細部を塗装し、車輪・武装・キャノピーを取り付けて、




 完成。
 総作業時間は18時間ぐらい。
 この他にも作ってるものの作業してたりしたので、2日に分けてます。

 ミラージュ2000は、いかにも早そうなイメージですね~。
 ロケットに翼が付いたような感じ。

 ニコ動でうpされてる、このやよい機のプレイPV
【H.264】エースコンバット6 SPカラー 「アイドルマスターやよい」



 このすっ飛んで「元気」な感じ、やっぱりやよいだわぁww
 実機もこんな感じでミサイルと併走が余裕らしいから、乗ってる人も大変だろうナァwww